平成27年11月26日(木曜日)10時00分~16時00分 東広島市三ツ城コミュニティハウス 研修室1・2
「あそびを介したコミュニケーション~あそびは学び~あそびの実践」
講師: NPO法人日本グッド・トイ委員会 東京おもちゃ美術館 おもちゃコンサルタントマスター 大仁 香織
講師の大仁先生から「今日は,皆さん自身が子供になって遊んでください」という声掛けがあり,まず初めに「花くじ」を使ってのグループ分けからスタートしました。
次に,牛乳パックを使った「おみくじ」を作成しました。「出身・家族・気になること・自慢」と記入した4本の割りばしが入ったおみくじを使って,皆さん楽しそうに「牛乳パックくじ」を引きながら自己紹介をされていました。
その後も,「牛乳パックルービックキューブ」を作り,その他の手作りおもちゃの紹介や,既製のおもちゃの遊び方などを実際に体験しながら,楽しく学ぶことができました。
おもちゃ作りの体験から,子供たちが自由な発想力を養うための遊び方や能動的に遊ぶ方法などの重要性についても教えていただきました。
参加者の皆さんは,様々なあそびを体験し,まるで子供のように笑顔一杯で楽しみながら学びを深めていきました。
「尾道市放課後子ども教室の取り組み~満足感・達成感が味わえる子ども教室をめざして!~」
発表者:尾道市教育委員会 生涯学習課 学校・地域連携コーディネーター 吉光 ハルミ
尾道市放課後子ども教室推進事業について,経緯や事業の趣旨,実施要項等を基に説明があり,教室の活動状況等について発表がありました。
また,安心安全な居場所づくりや豊かな体験活動の展開から指導者の人材育成等コーデイネーターとしての取組について,具体的な資料を提示しながらの発表は,参加者にはとても参考になる内容でした。
コーディネーターとして,子供たちが喜び満足できる活動を工夫され,また,尾道市内で統一した活動を行えるように横の連携を大切にされている点がとても参考になり,参加者の皆さんは,明日からのコーディネーターとしての活動のヒントを得ることができました。
「"放課後子供教室から情報発信"あそび心を取り入れた広報活動」
講師:広島県立生涯学習センター 社会教育主事 寺川 博人
はじめに,事前に提出していただいた「広報活動シート」をもとに,各市町,教室で作成されている教室だよりや募集チラシ等について,工夫している点,困っている点等,意見交流を行いました。
その後,広報活動について,広報の目的や必要性,情報発信の意義について理解し,効果的かつ簡単な教室だより等の作成について具体的なポイントを押さえながら実践例を挙げて学びました。
タイトルや小見出しを工夫したり,あそび心を加えたりするなど,記事のネタとなる簡単な工作の活動プログラムを実践的に学ぶとともに,楽しみながら広報活動の意義について学びました。
「~未来につながる放課後子供教室~ 三ツ城わくわく広場 活動報告」
発表者:東広島市教育委員会 青少年育成課 三ツ城わくわく広場コーディネーター 古玉 菊江
教室の概要についての説明の後,地域のボランティアや大学生ボランティアチーム「ワクワク学び隊」の活用方法や,その特色を生かした様々な活動を年間を通して行っている様子を詳しく発表していただきました。
安定した活動に至るまでの様々な経緯や苦労話,地域のボランティアや大学生等の多くの人材の活躍の場の工夫や連携方法,運営していく上で工夫していることなど,教室関係者にとって,大変参考となる内容でした。
「東広島市三ツ城わくわく広場」 「ワクワク学び隊」
地域のボランティアと,ワクワク学び隊「メープルみっつ」,「リズミックダンスクラブ」による活動プログラム「手芸」,「けん玉」,「ハンドベル」,「ヒップホップダンス」,「レクリェーション」の様子を視察しました。
どの活動も子供たち,スタッフとも楽しく活動を行っている姿が印象的でした。教室掲示等も運営の参考となりました。
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