平成20年度,青年の地域貢献活動支援事業「チャレンジファンド」で支援している6サークル・グループの活動の様子を紹介します。
※ この事業は広島ガス株式会社に協賛していただき実施しています。
サークル・グループ名 | 事業目 | 実施日 | 実施場所 |
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東広島市ゆーすふる・チャレンジャー会議 | わくわくドキドキキャンプ | 8月7日(金曜日)~ 8月8日(土曜日) |
東広島市憩いの森公園キャンプ場 |
琉球國 結 ゆいまーる | ヤットーエイサーお披露目 | 10月9日(金曜日)~10月13日(火曜日) | 福山市(ふたば園・しんいち市民交流センター)など |
エコのコエ | 紙透好き | 9月30日(水曜日) | 呉市立三坂地小学校 |
青年ボランティアグループ・カッターズ | 夏キャンプ ~ドカンと一発打ち上げろ!!僕の夏はカッターズ~ |
8月14日(金曜日)~8月16日(日曜日) | 国立江田島青少年交流の家 |
安芸の子リーダー養成協会大学生カウンセラーグループ KAPPA組 | 安芸の子リーダー養成協会リーダー養成研修会 県民の森 夏キャンプ |
8月19日(水曜日)~8月24日(月曜日) | 県民の森 |
プロジェクトJ | かえっこバザールinたかの | 7月5日(日曜日) | 庄原市上高公民館 |
サークル・グループの活動の様子
事業名 「わくわくドキドキキャンプ」
団体名 東広島市ゆーすふる・チャレンジャー会議
プログラム
1日目 | テント張り,ネイチャーゲーム,ウォークラリー,キャンプファイヤー,星空トーク |
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2日目 | MY箸づくり,スポーツ大会 |
キャンプのキャッチフレーズは,「協働・友情・感謝」です。 5月に行ったスタート合宿でシンボルの旗を作り,キャンプ場に掲げ呼びかけていきました。 |
「豊かな自然の中で,異年齢の仲間 と寝食を共にする素晴らしさを体感す る」がこのキャンプの目的の一つです。 夕食のカレーはグループのみんなで 協力して作りました。夜にはキャンプフ ァイヤーを行い,友情を深めました。 |
MY箸づくりは,自然をテーマにした新企画の活動です。 これまでは,市販の割り箸を使ってきましたが,今回は,小刀を使って自分だけの「MY箸」を作りました。 作った箸でご飯を食べる体験を通して,参加した子どもたちに物を大切にする心を伝えていきました。 |
日 時:平成21年8月7日(金曜日)~8月8日(土曜日)
場 所:東広島市憩いの森公園キャンプ場
参加者数:小学生19人 ボランティアスタッフ22人合計41人
<スタッフの声>◎参加した小学生から「楽しかった」「来年も来たい」「友達が増えた」「大学生が優しかった」などの感想があり,やりがいを感じることができた。
事業名 「ヤットーエイサーお披露目」
団体名 琉球國 結 ゆいまーる
内容
「福山と沖縄を結ぶオリジナルの曲を作りたい」という思いをもとに,福山の盆踊り唄「大和」をベースに「ヤットーエイサー」が創作され,琉球鼓楽舞(りゅうきゅうこらぼ)の方と共にお披露目の会を開催しました。
お披露目会(琉球鼓楽舞(りゅうきゅうこらぼ)広島公演)の主な日程
10月9日(金曜日)友楽甼(府中市)
10日(土曜日)ふたば園(福山市) 倉掛公民館(広島市) 沖縄料理店「うちなー」(広島市)
11日(日曜日)福山市しんいち市民交流センター(福山市)
12日(月曜日)住宅展示場ノースガーデン(福山市) 上下公民館(府中市) SR-Union(府中市)
13日(火曜日)福山市人権交流センター(福山市) 松永平和文化館(福山市)
<ふたば園での練習> | <ふたば園でのお披露目会> | <福山市しんいち市民交流センターでのお披露目会> |
日 時:平成21年10月9日(金曜日)~10月13日(火曜日)
場 所:福山市他 10会場
イベント参加者数:340人スタッフ:高校生7人,社会人11人 幼稚園児,小・中学生30人
<イベント参加者の声>◎「琉球鼓楽舞」の公演により,沖縄のエイサーを始めるきっかけとなった人もあった。
◎見るだけでなく,パーランクー(太鼓)作りや,エイサーを踊る体験のチャンスにすることができた。
事業名 「紙透好き」
団体名 エコのコエ
プログラム
準備 | 紙すき,すき枠などの道具の準備 |
紙すきの説明 | 捨てられた紙の行方について 紙すきのやり方について |
紙すき体験 | 6グループに分かれて手作りはがき作り |
<はがきの材料の説明> 紙すき体験に入る前,「使い終わった紙は,捨てるとゴミとなり,再利用すると新たな紙に生まれ変わる。」という,紙をリサイクルできる資源とすることの大切さについて話しました。 次に,小さく切った紙を水につけやわらかくしたものを,ミキサーでさらに細かくしていくとはがきの材料を作る工程を,実際に子どもたちに見てもらいました。 |
<紙すきに挑戦> 材料が入ったたらいの中にすき枠を入れ,前後に動かします。材料がなかなかすき枠の中に,均等に入りにくいため何度もやり直しました。 エコのコエのメンバーは,すき枠の動かし方を教えたり,厚みは丁度いいか等を確かめたり,優しくすき方を子どもたちに教えていました。 環境について学ぶ場を作ること,子どもたちとかかわっていくことに楽しさを感じているようでした。 |
<アイロンを使って乾燥> 紙をすくことができると,すき枠をはずし,タオルの上にのせて,アイロンで水分を蒸発させます。 何度かアイロンを当てると乾き始め,少しずつ,はがきらしくなってきました。 子どもたちは,ばらばらになっていた紙が,新しい形に生まれ変わり,自分だけの「手作りはがき」ができ,とてもうれしそうでした。 数日間乾かした後,家族や大切な人に手紙を書いて送ります。 |
日 時: 平成21年9月30日(水曜日)
場 所: 呉市立三坂地小学校
参加者数: 小学生93人大学生スタッフ13人先生4人合計110人
<スタッフの声>◎紙すきの方法については,事前に練習してきたが,小学生に分かりやすく教えて活動を進めることは,思ったより大変だった。
◎子どもの頃からエコについて楽しく学んで,エコについての意識を根付かしていきたい。
◎自分自身も環境について学んでいるが,子どもたちが楽しく環境について学ぶ場を作ることができてよかった。
事業名 ドカンと一発 打ち上げろ!!僕の夏はカッターズ
団体名 青年ボランティアグループ 「カッターズ」
プログラム
1日目 | 開会セレモニー,レクリエーション,野外炊飯 |
2日目 | 海水浴,レクリエーション,ファイヤー,野外炊飯 |
3日目 | 野外炊飯,閉会セレモニー,片付け |
野外炊飯について,カッターズのメンバーが,まき係,マッチ係,ゴミ係,食器係等,役割ごとに説明をしました。服装を整えること(長袖・長ズボン),まきを持つ手に軍手を2つはめて,まきを割ること,ゴミの捨て方等,安全に気を付け,ルールを守り,班で協力して活動することを確かめました。 | キャンプまでにミーティングを重ねてプログラムを考え,事前キャンプで流れや安全性について確認をしました。事前キャンプでは短時間で料理が出来上がったため,野菜の皮をピーラーではなく,包丁を使ってむくことに変更し,少し難しい活動を加えました。 | 子ども達は,それぞれの役割を果たし,まきを割り,火を起こすことができました。カッターズのメンバーは,子どもたちのそばにいてアドバイスをしたり,安全に気を配ったりしながら,子どもたちが様々な体験ができるように導いていました。 |
日 時:平成21年8月14日(金曜日)~8月16日(日曜日)
場 所:国立江田島青少年交流の家
参加者数:小・中学生63人大学生スタッフ60人高校生スタッフ3人社会人スタッフ3人合計129人
<スタッフの声>◎活動している子どもたちが持っている可能性を感じることができ,スタッフとしての喜びとなっています。
◎キャンプが終わる頃になると,班の皆が家族のような気持ちになり,短い期間でも絆が築けるのではないかと思います。
事業名 安芸の子リーダー養成協会 リーダー養成研修会 県民の森 夏キャンプ
団体名 安芸の子リーダー養成協会大学生カウンセラーグループ KAPPA組
プログラム
1日目 | 開国パーティー,オープニングファイヤー,野外炊飯 |
2日目 | 登山,会場作り(クラフト),野外炊飯 |
3日目 | 登山,川遊び,夜間インベーダーゲーム,野外炊飯 |
4日目 | おかえりなさいパーティー,キャンプファイヤー,野外炊飯 |
5日目 | 料理コンテスト,夜間インベーダーゲーム,野外炊飯 |
6日目 | 思い出のパネル作り,さよならのつどい,片付け |
2日目は,登山とクラフトに分かれたグループ別の活動です。クラフトのグループは,箸,スプーン,焼き板,ろうそく等,キャンプで使う道具を作りました。焼き板は,子どもたち自身で板を切り,かまどに火を起こして焼きました。焦げた所をたわしでこすり落として完成させていきます。 | 竹を削って箸やスプーンを作りました。使いやすい太さになるように,何度も太さを確かめ慎重に削りました。キャンプ中,手作りの箸やスプーンで食事をするのを楽しみにして,根気強く作りました。 | 昼食はそうめんです。そうめんを入れる器は,冷たい氷の器。 板氷を削って窪みを作り,そうめんを盛り付けます。そうめんをゆでたり,薬味を切ったりする等,班で協力して昼食を作りました。 |
日 時:平成21年8月19日(水曜日)~8月24日(月曜日)
場 所:県民の森
参加者数:小・中学生55人大学生スタッフ10人社会人スタッフ7人合計72人
<スタッフの声>◎キャンプが終わる頃になると,子どもたちが変わってきます。この成長を見ることがうれしいです。子どもたちと関わり合うキャンプでの経験を,今後に生かしていきたいと思います。
◎子どもの頃からこのキャンプに参加して,様々な体験をしました。大学生になった今,何か恩返しがしたいと思い,スタッフとして参加しています。
事業名 かえっこバザールinたかの
団体名 プロジェクトJ
遊び方
・持ってきたおもちゃをかえるポイントに変える。 |
・ポイントを使っておもちゃと交換する。 |
・ぬり絵や折り紙,ゲームなどをしてポイントを貯める。ポイントをためていろいろなおもちゃと交換していく。 ・残ったおもちゃは,次回のバザールへ。 |
子どもたちは,持ってきたおもちゃを「かえるポイント」に交換します。ぬり絵や折り紙,ゲームをしたり,家族への手紙を書いたりと様々な活動をしていくと,ポイントを増やしていくことができます。集めたポイントを使って気に入ったおもちゃと交換していくことを通して,経済の仕組みを体験していきます。 | 大学生スタッフは,担当するコーナーで,子どもたちに遊び方を説明したり,遊んだ りと活動をうながしていきました。子ども たちは,活動を通して大学生スタッフと の交流を深めました。様々な体験ととも に,色々な人との出会いもある,おもちゃ交換です。 |
子どもたちは,持っているポイントとおもちゃのポイントを比べ,真剣におもちゃを選びました。ポイント数が分からなかったり,おもちゃ選びに迷ったりしている子どもは,大学生スタッフたちと一緒に選びました。 |
日 時: 平成21年7月5日(日曜日)
場 所: 庄原市上高公民館
参加者数: 幼児・小学生20人 大学生スタッフ22人協力者14人合計56人
<スタッフの声>◎子どもたちが,楽しんでおもちゃ交換ができるよう,子どもたちに分かりやすい活動の説明書づくりや,エプロン,テーブルクロス,音楽などで雰囲気づくりをしました。
◎活動を通して,子どもたちと交流をもつことができ,うれしく思いました。社会の中でどのような活動ができるか,これからも考えていきたいです。