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「チャレンジファンド」活動報告 平成19年度

 平成19年度,青年の地域貢献活動支援事業「チャレンジファンド」で支援している6サークル・グループのプログラムについて現地で取材させていただきました。

※この事業は広島ガス株式会社に協賛していただき実施しています。

サークル・グループ

番号 サークル・グループ名 プログラム 実施日 実施場所
1 青年ボランティアグループ・カッターズ 春キャンプ
夏キャンプ
 6月14日(土曜日)~6月15日(日曜日)
 8月14日(木)~8月17日(日曜日)
国立江田島青少年交流の家
2 東広島市ゆーすふる・チャレンジャー会議 わくわく  ドキドキ  キャンプ  8月8日(木曜日)~8月9日(金曜日) 東広島市憩いの森
キャンプ場
3 北広島町青少年育成推進協議会
安芸の子かっぱ組
トムソーヤ スピリッツ 8月10日(木曜日)~8月12日(火曜日) 北広島町内
順源会ロッジ
4 Happy Color わいわいハッピーキャンプ 8月22日(金曜日)~
8月23日(土曜日)
国立江田島青少年交流の家
5 広島国際大学「エコのコエ」 リサイクルアート 9月2日(火曜日)
9月11日(木曜日)
黒瀬川付近
呉市立三坂地小学校
6 世羅高校生産情報科バイオテクノロジー
研究グループ
地元の希少植物について学ぼう 10月17日(金曜日)
10月31日(金曜日)
世羅高校
世羅町立
津久志小学校

 

活動の様子

笑顔咲くさく    友達ザクザク
手と手つないで それ!!春キャン! 青年ボランティアグループカッタ-ズ

活動の様子の写真1 活動の様子の写真2 活動の様子の写真3
まずは,健康チェック!ハンカチ落とし,おにごっこなどチームで遊びながら,子どもたちの健康チェックをしていきます。 さあ,いよいよオープンニングセレモニー。スタッフの軽快なギター演奏に合わせて,歌って,踊って。。。楽しいキャンプの始まりです。 1日目は,みんなでスポーツ。白熱王様ドッチビーです。合言葉は,みんなの気持ちをキャッチ!キャッチ!

参加者数: 小・中学生 70人    スタッフ 59人    合    計 129人

<スタッフの声>◎4月から,春キャンプまでの毎週2回,キャンプの企画を熱心に話し合ってきました。
◎子どもたち全員が,楽しんでくれるようにプログラムの内容や組み方を工夫しました。1日目は,体全体でコミュニケーションがとれるようスポーツ,2日目は歩きながら会話もはずむようにオリエンテーリングを計画しました。
◎何回も続けてキャンプに参加してくれるリピーターの子がたくさんいて,とてもうれしいです。キャンプが終わってからも,子どもたち同士交流し合っているのを聞いています。

夏だ祭りだカッターズ!!
はじけろ☆飛び出せ☆夏キャンプ 青年ボランティアグループカッターズ

活動の様子の写真1 活動の様子の写真2 活動の様子の写真3
国立江田島青少年交流の家の専用海水浴場で海をしっかりと体験しました。 海水浴のあとはみんなでスイカを食べました。スイカを配る前にスタッフが「スイカの名産地♪」の歌と踊りを披露しました。 「記念撮影,ハイポ-ズ!」今年大学を卒業し就職したカッターズのOGが休みを利用して応援に来てくれました。

参加者数: 小・中学生 70人    スタッフ 60人    合    計 130人

<スタッフの声>◎日常生活では味わうことのない体験を通じて自然を身近に体感したり,多くの人と共に生活したりする中で,積極性や思いやりの心が育っていってくれることを願ってキャンプ行っています。子どもの笑顔を励みにがんばっています。
◎夏のプログラムは海の活動等があるので特に安全面に配慮しました。
◎今回のキャンプにカッターズのOGがたくさん応援に来てくれたのでとても励みになりました。

わくわく どきどき キャンプ
東広島市ゆーすふるチャレンジャー会議

活動の様子の写真1 活動の様子の写真2 活動の様子の写真3
準備物を全部そろえて,さあ,いよいよネーチャーゲームに出発です。憩いの森にある4つのポイントを目指して,回ります。出発前,みんなで,かけ声,エイエイオー! ネーチャーゲーム「自分のお気に入りの木を見つけよう」です。最初に,目を閉じて,自然の声に耳を澄ませました。この後,お気に入りの木を決め,目を閉じた友だちを木のところまで連れて行き,その木の紹介をしました。 ネーチャーゲーム「自然物パズル」です。パズルは,昆虫など全て自然に関するもので作られていました。色々な所に隠されたパズルのピースを探して,チームのみんなで協力して組み合わせていきました。

 参加者数: 小学生    22人    スタッフ 18人    合    計    40人

<スタッフの声>◎今回のキャンプで一番力を入れて企画してきたのが,1日目午後のプログラムのネーチャーゲームです。事前にスタッフも研修を受け,自然体験について具体的に学んできました。日常の生活を離れ,自然にどっぷりとつかる体験活動ができるゲームにしようとアイディアを出し合い工夫しました。
子どもたちに,このキャンプでたくさん自然体験をしてほしです。
◎このキャンプの企画をしていて,楽しかったことはスタッフ同士が世代を超えて話ができたことです。スタッフで,スタート合宿も行い,話し合いを続けてきました。このキャンプを迎え,とても達成感があります。

トムソーヤスピリッツ北広島町青少年育成協議会
安芸の子かっぱ組

活動の様子の写真1 活動の様子の写真2 活動の様子の写真3
2日目の午前中は,選択プログラムでした。これは,「ろうそく作り」のプログラムです。自分だけの素敵なオリジナルろうそくがそれぞれ出来上がっていました。 2日目の昼食は,巻きずし。昼食作りも選択プログラムの一つでした。みんなで協力して,おいしい巻きずしがたくさん出来上がりました。 2日目の午後は,子どもたちが楽しみしていた川遊び。町内の大佐川で,思い切り川遊びを楽しみました。山女のつかみ取りも行いました。

参加者数: 小学生    28人    スタッフ    14人    合    計    42人

<スタッフの声>◎かっぱ組は,このトムソーヤスピリッツを毎年,行っています。今年は,北広島町青少年育成協議会の方々と相談しながら,楽しいこともいっぱいだけれども,ゆとりあるプログラムを計画し,子どもたちがリラックスしながら,活動を十分に楽しめるよう工夫しました。
◎川遊びが始まってすぐ,子どもたちから「めっちゃ,楽しい!トムソーヤ来てよかったあ。」との歓声があがりました。この一言で大満足です。

わいわいハッピーキャンプHappy Color

活動の様子の写真1 活動の様子の写真2 活動の様子の写真3
2日目の午前のプログラムは,クラフト作りでした。まず,山に行って,クラフトで使いたい葉っぱや木の実など材料をそれぞれ集めてきました。かなり歩いて探してきたそうです。 コルクボードを切って,自分だけのオリジナル写真立てを作りました。スタッフの皆さんは,子どもたちの思いをじっくり聞き,一生懸命,相談にのっていました。みな,自分で集めてきた材料を上手に使い,素敵な写真立てが出来上がっていました。

参加者数: 小学生    17人    スタッフ 19人    合 計    36人

<スタッフの声>◎今年のキャンプを行うにあたって,スタッフみんなで大切にしてきたことは,「子どもたちが自分で目標を決めて自主的に行動する」ということでした。活動中も,子どもたちが自分達で考えて動けるように支援してきました。
◎「Happy Color」は,板城公民館の委託を受け,放課後子ども教室などにも関わっています。顔見知りの子どもたちがキャンプに参加してくれることもありますが,初めて参加の子どもたちもたくさんいました。けれども,早くにスタッフとも仲良くなり,楽しく過ごすことができていたので,大変うれしかったです。

リサイクルアート広島国際大学環境サークル「エコのコエ」

活動の様子の写真1 活動の様子の写真2 活動の様子の写真3
三坂地小学校体育館にて,5学年の総合的な学習「黒瀬川を調べよう」の中で,黒瀬川の水系についてプレゼンテーションしました。日常生活にある身近な物には,どれだけの水が使われているかを考える中で,水の必要性について伝えていました。 さあ,いよいよ風車作りです。学生達は,作り方を丁寧に子どもたちに教えていました。作る中で,話も弾み,子どもたちは楽しんでペットボトル風車を作っていました。2,3個作り出す子や色塗りに凝る子など,その子その子のオリジナル風車がどんどん出来上がりました。 ペットボトルで作った羽の部分に針金を通して,風車の出来上がりです。学生達は,針金を通す作業についても子どもたち一人一人を丁寧に教えていました。風車が完成した子から,風の良く通る所で,試し回し。よく回る風車に小学生達は,大満足でした。

参加者数: 小学生 74人    スタッフ    8人    合    計    82人

<スタッフの声>◎今回,リサイクルアートとして,ペットボトルを材料に選んだのは,子どもたちにとって大変身近な廃材だったからです。
 9月2日(火曜日)の黒瀬川のごみ拾いの時に,収集したペットボトルも使っています。
◎今回の企画で,一番考えたことは,小学生達に楽しんでもらえる企画を考えるということでした。
 何回も話し合い,ぺットボトルを使って,風車を作ることに決定しました。

地元の希少植物について学ぼう 世羅高校生産情報科バイオテクノロジー研究グループ

活動の様子の写真1 活動の様子の写真2 活動の様子の写真3
世羅台地の希少植物の一つであるササユリの培養について,まずは,プレゼンテーションで講義,その後,手順について再度実演して教えていました。プレゼンテーション用の資料も高校生が作成しました。実演でも,一つ一つの手順を丁寧に分かりやすく教えていました。 小学生は2人1組に分かれて,培養を教えてもらっていました。それぞれの小学生のペアに1人の高校生がついて,アドバイスをしていました。横にやさしくアドバイスしてくれる高校生に,小学生は分からないことを気軽に聞いて,楽しく懸命に活動していました。 培養した自分の容器を培養専用の部屋に運びました。この交流活動は,約10年続いているのだそうです。6年生は,昨年も参加しており,昨年培養したササユリの成長の様子も熱心に見入っていました。

参加者数: 小学生    10人    スタッフ    5人    合 計    15人

<スタッフの声>◎今回の学習では,最初に,世羅町での希少植物について,また,「ササユリ」の培養についてプレゼンテーションしました。小学生に分かりやすいように,ゆっくり話すことを心がけて行いました。
◎自分達がいつも学習していることを小学生に教えましたが,ぼくたちがやっていることで,小学生に難しいことは省いて,簡単にできる手順にして教えました。
◎世羅町立津久志小学校の生徒さんと多く交流しています。他の小学校の生徒さんとも交流してみたいです。

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