【解説】
常清滝は江の川水系の作木川の支流にかかる滝である。この渓谷は海抜500m前後の吉備高原面を浸食して形成されたものである。常清滝は灰白色流紋岩の断崖にかかる上下三段からなる滝で,上を荒波(約36m),中を白糸(約69m),下を玉水(約21m)といい,あわせて約126mの高さをもっており,栃木県の華厳滝や和歌山県の那智滝よりも高い。上流域が台地で面積狭少のため水量において乏しく,滝つぼ,および周囲の規模がこれらに比べてやや貧弱であるが,中国地域では,このような高い滝は他に例がなく貴重である。
渓谷の植相は,コナラ・アベマキ・エノキを主とした落葉広葉樹で,景観的な四季の変化を楽しめる。
名称 | 常清滝 | |
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よみがな | じょうせいたき | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 名勝 | |
種類 | ||
所在地 | 三次市作木町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和35年8月25日 | |
構造形式 | ||
法量 | 高さ126m 荒波36m,白糸69m,玉水21m |
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公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○中国自動車道「三次I.C」から国道54号を,松江方面へ20分行き,主要地方道庄原作木線から15分,常清滝駐車場から約500m(作木村役場の近く) | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |