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広島県の文化財 - 山崎遺跡出土呪術関連遺物

山崎遺跡出土呪術関連遺物

【解説】
これらの遺物は,山崎遺跡(三次市大田幸町所在)の土坑(どこう)から出土したものである。円形木札の呪符からみて調伏や悪霊退散のまじないにかかわる可能性が高く,何らかの呪術行為を行った後に一括埋納されたものと考えられる。中世の呪術関連遺物である。
埋納された時期は,円形木札に記載された干支の「丁酉(ひのととり)」,和鏡,銭貨,土師質土器からみて天文6年(1537)(室町時代後半)が考えられる。
これらの遺物は,室町時代(1333~1572)の民間信仰の様相や精神文化の一端を解明する上で重要な資料である

名称 山崎遺跡出土呪術関連遺物
円形木札(墨書呪符)2枚
和鏡(蓬莱鏡)1面
銭貨27枚
土師質土器20箇
土師質土器破片一括
よみがな やまさきいせきしゅつどじゅじゅつかんれんいぶつ
指定 県指定
種別 重要文化財
種類 考古資料
所在地 広島市西区観音新町四丁目
員数  
指定年月日 平成8年9月30日
構造形式 円形木札/鏡の蓋となる
和鏡/銅鏡
銭貨/中世の輸入銭,開元通宝,宣徳通宝など
法量 円形木札/直径108mm,厚さ1.5mm
和鏡/直径108mm,縁高8mm
土師器土器/口径12.8~15.8cm,底径6.3~7.6cm,器高2.6~3.5cm
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