【解説】
鎌倉時代の弘安6年(1283)の作。極めて小さい巻子(かんす)本で,紺紙上に金泥を用いた細字で法華経8巻28品分を一筆により1巻に書写している。小品であることから,祈願経か奉納経であったことがうかがえる。
附属する経幢(きょうどう)は六角形で,木製黒漆塗,一部稜線に朱漆を入れ,屋根頂部に漆箔おしの宝珠が載っている。
名称 | 紺紙金泥細字法華経 附木製漆塗六角経幢1基 |
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よみがな | こんしきんでいさいじほけきょう | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 典籍 | |
所在地 | 三原市高坂町 | |
員数 | 1巻 | |
指定年月日 | 平成9年5月19日 | |
構造形式 | 巻子本 | |
法量 | 本紙/縦5.4~5.5cm,全長886.8cm 木製漆塗六角経幢/全高12.3cm,屋蓋幅7.5cm,基台幅7.2cm |
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公開状況 | 非公開 | |
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