【解説】
神輿は神霊がお旅所その他へ渡御される際に用いられる乗物で,お輿(こし)とも称される。
この神輿は八角形で,その基盤側面の剣巴(つるぎともえ)文の文様はすぐれており県内では他に例を見ない。また,普通の神輿は各角に柱を立て,内部を一室とした構造形式であるのに,本品は心柱を持つ珍しい構造で,古くはこの心柱に祭神を斎き祭ったのであろうか。この心柱の意味については,大社造りにある大極柱の系統をひくものか,または神輿を振り立てる神輿振りのための構造か今後の研究課題である。
内部左板壁に永正14年(1517)創建の墨書がある。
名称 | 神輿 | |
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よみがな | みこし | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 工芸品 | |
所在地 | 三次市甲奴町 | |
員数 | 1基 | |
指定年月日 | 昭和34年10月30日 | |
構造形式 | 高さ340cm,方213cm | |
法量 | ||
公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「甲奴駅」から南西へ約2km | |
関連施設 | 名称 | |
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入館料 | ||
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