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研究員日記 令和6年4月~

印刷用ページを表示する掲載日2024年5月20日

研究員って、どんなことをしてるの? 何を感じているの? 職場あるあるは? センターのできごとをすこ~し紹介します。(過去の記事はこちら)

令和6年度  
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■令和6年4月~6月

令和6年5月20日 原々種の田植え

研究員日記によく登場する主要農作物の原々種、原種の栽培。県内で栽培される種の源流を生産する農業技術センターの大切な仕事です。原々種の田植えは特殊な田植え機を使用し、苗を1本ずつ植えます。今回は酒米だったのですが、10年以上冷凍庫で保存していた種の更新で、少し発芽率が落ちているため、田植え機にセットする苗トレーに欠株が生じてしまいます。写真は機械植えで欠株が出た場所に手で補植しているところです。(センター長)
原々種の田植

令和6年5月17日 事故やけがのない職場を目指して

農業は外で作業することが多いため、常に熱中症やけが、農業機械操作時の事故と隣り合わせです。各機械の操作や作業には安全基準書を作っていますが、それを守ることを当たり前に習慣づけることはなかなか難しいことです。その1つに作った安全基準書や作業時に身に着ける帽子などを「引き出しやロッカーにしまってしまう」ことが挙げられます。「隗(かい)より始めよ」で、私もすぐに手に取れるよう帽子とヘルメットは机の上に置くこととしました。(センター長)
事故のない職場

令和6年5月13日 瑞季(みずき)の花満開

広島県が新たに世に送りだすカンキツ新品種「瑞季(みずき)」の花が満開です。圃場ではカンキツの花の爽やかな香りが漂っています。「瑞季」はネクストブレイク品種の候補として東京の雑誌で紹介されました【紹介記事外部リンク】。(技術支援部 S)
瑞季の花

令和6年5月9日 なつかしい鳥除けテープ

最近はあまり見かけなくなりましたが、私が子供のころは収穫前に鳥の被害にあわないよう、鳥除けのキラキラ光るテープがあちこちの田んぼに張られていました。そのテープが田植え時期に張られていたので目に留まり、現場にいた研究員に聞いてみたところ、サギ除けとのこと。サギは稲を食害しませんが、このほ場は水田の肥料試験を行っていて、サギがカエルやオタマジャクシを捕りにきて、土をかき混ぜて試験結果に影響を与えないためだそうで、効果ありとのことでした。(センター長)
鳥よけテープ

令和6年5月2日 麦の防除

麦の病害虫防除が行われていました。農薬を水で希釈し、噴霧器で散布します。この圃場は種子生産の圃場なので、適切な病害虫防除が求められます。(技術支援部 S)
麦の防除

令和6年4月26日 クワイ栽培講習会

広島県が日本一の生産量を誇る農産物をご存じでしょうか?レモン、ワケギ、そして福山のクワイです。福山のクワイは青みが深く田んぼのサファイアと言われています。そのクワイを健全に作るために、研究員駆け出しの頃に取組んだ研究成果を基に、生産者と一緒に病害防除の勉強をしました。(参考:クワイ連作障害の原因解明と防除対策)(生産環境研究部S)
クワイ講習会

令和6年4月19日 第119回広島県清酒品評会にて

18日夕方、広島市で開催された清酒品評会において、農業技術センター、食品工業技術センター、農研機構、酒造組合、全農が協力して育成した酒米新品種「萌えいぶき(広系酒45号)」を使い、県食品工業技術センターが醸造した日本酒が出席者にふるまわれました。知事からも「萌えいぶきは日本初の夏の高温にも適応した品種」として紹介され、今年は9ha、50トンが栽培され、県内13蔵で醸造される見込みです。10数年前の育成開始から本日まで、長年の育成、普及に貢献したセンター職員はじめ、すべての方のご尽力に、あらためて敬意を表します。(センター長)
清酒品評会

令和6年4月18日 麦すくすくすく

11月21日には1葉期の小さかった小麦がすくすくと育ち、1月5日にはしっかりと緑になって、現在は穂がでています。順調に育っているようです。(技術支援部 S)
麦すくすくすく

令和6年4月17日 彩られた畦道

当センターの畦道が紫に彩られています。彩っているのはムラサキサギゴケ(だと思います)。ムラサキサギゴケの花言葉を調べると「忍耐強い」とのこと。忍耐強いかもしれませんが、花を踏むのははばかられます。(技術支援部 S)
彩られた畦道

令和6年4月16日 設計検討会

昨日、今日の2日間で、当センターの試験設計検討会が行われました。センター長による『検討会の目的として、「失敗すべくして失敗するを避けること」がある』との冒頭あいさつで始まった検討会。担当者からの試験設計の発表に対し、ベテランからは試験区の設計方法の改善や開発技術の普及を見据えた取組み等の助言があり、4月に新規採用されたばかりの若手からは試験内容に係る質問があるなど、活発に意見交換がなされました。(技術支援部 S)

 

令和6年4月12日 トマト栽培が始まりました。

写真は現在、種から育てている実験に使用するトマトの苗です。これから4月~11月末までの約8ヶ月間、トマトをビニールハウス内で管理しながら栽培します。栽培期間8ヶ月間は長いな、、といつも思うのですが、栽培が終わってみるとあっという間に終わってしまいます。小さい頃から生き物を育てるのが好きで、トマト栽培を楽しめているからこそ、時間が経つのが早く感じるのかもしれません。去年よりも上手に栽培できるように、今年も頑張っていきます。(トマト研究員)
トマト栽培始まる

令和6年4月10日 鳥獣害対策支援機関発足!

本日、農業技術センター講堂で一般社団法人鳥獣害対策等地域支援機構の開所式がありました。多くのマスコミ取材も入り、この問題の関心の高さがうかがえます。同法人は農業技術センター内の建物に事務所を構え、会員市町を中心に鳥獣害の原因究明と対策指導を行います。広島県の鳥獣被害額は令和4年度4億円余と、近年は横ばいとなっています。鳥獣被害は販売額減少にとどまらず、生産意欲の減退など深刻な問題です。センターの敷地を活用した防護柵設置の研修も行われるので、私たちも学びつつ、支援していきたいと思います。(センター長)
鳥獣害支援組織発足

令和6年4月5日 期待の新人デビュー!

今年もプロ野球が開幕し、カープの若手の活躍が光っていますが、生産環境研究部でも期待の新人が作業デビューしました。今日は水稲の種まきに使う床土を育苗箱に入れる作業に参加し、先輩に教えてもらいながら作業をしてもらいました。農業技術センターでは若い職員が多く、みんなで学びながら成長しています。(かわせみ)
新人デビュー

令和6年4月4日 職員の技術向上!

今日、ハウスでトマトを栽培する準備を始めました。日々、圃場作業などを担う会計年度任用職員は技術の熟達に努めています。トラクターに乗っている職員は、先輩から教えを熱心に聞き、慎重に作業に取り組んでいます。トラクターの作業できれいに整地できました。(線虫推し)
技術向上

令和6年4月3日 田んぼの準備

当センターの水田ではいろんな試験研究が行われています。様々な品種や肥料、農薬などの試験の内容によって栽培時期が異なります。当地域て一般的な5月中下旬に田植をする圃場では、土づくりのための堆肥散布が行われていました。一方、来週に田植をする圃場では荒代かきが済み、田植の準備が急ピッチで進められています。(技術支援部 S)
田んぼの準備


【過去の記事】
注)作成当時の技術や知見のため現在には適用できない情報、当センターや関連企業で対応できない情報も含まれていることをご了承ください。​
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