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広島県行政デジタル化推進アクションプラン(令和3(2021)年8月)の策定について

印刷用ページを表示する掲載日2021年8月23日
 新型コロナウイルス感染症禍のもと,「新しい生活様式」を構築する上で,社会全体のデジタル化」が強く求められています。
 本県においては,WEB会議システムやテレワークなど,業務効率化の観点から,全国に先駆けて様々な取組を進めてきましたが,行政手続のオンライン化や県保有データの利活用などは,まだ十分とはいえない状況です。
 こうしたことを踏まえ,デジタル技術やデータを活用して,県民の皆様の利便性の向上を図り,より質の高い行政サービスへとつなげていけるよう,アクションプランを策定し,県庁のデジタル化を強力に推進していくこととしました。

広島県における行政デジタル化の目指す姿

 リアルとバーチャルが融合し,県民の皆様一人ひとりのニーズに合ったきめ細やかで多様なサービス,データが,いつでもどこでも提供され,いつも県民の皆様に寄り添っているような,「フレンドリー県庁」が実現している状態。
 〇リアルのみならず,場所・時間の制約なく,バーチャルな空間でも自らの望む
    サービスを享受できる。
 〇データのポテンシャルが効果的に活用され,地域社会に多様な価値・サービスが
    創出されている。
 〇職員がデジタル技術やデータを活用し,効率的かつ多様な働き方を行うことで,
    より質の高いサービスを提供できている。

アクションプランの計画期間

令和3年度から令和5年度までの3年間

アクションプランの到達目標(令和5年度末)

〇多くの手続・業務がデジタル化され,時間や場所を気にすることなく,必要な
  手続を行ったり,必要な情報を活用できている。
〇デジタル化により,内部の業務が低コストで円滑かつスピーディに行われ,
  満足度の高いサービスにつながっている。

アクションプランでの取組の基本的な考え方

 県民の皆様の利便性向上,サービス向上の視点を強く持ち,デジタル技術を活用し,直接的に県民の皆様に影響のあるサービスやおもてなし,新たな価値創造につながる取組に重点を置いて,取組を進めます。

取組内容

〇「3つのプロジェクト」と「2つの下支えプロジェクト」を一体的かつ重点的に
  実施し,デジタル化を加速します。
〇デジタル化を進めつつも,いつも県民の皆様に寄り添っているような,
  「フレンドリー県庁」の実現に向けて取り組みます。

プロジェクト名

主な具体項目

1 いつでもどこでも簡単手続

全ての県民に優しい行政手続を実現
・主要行政手続のオンライン化の推進
・オンライン申請サポートの充実
・県立施設のキャッシュレス決済の推進

2 データをより身近に

埋もれた資源を使える資源に
~施策立案,地域課題解決にデータを活用
・県保有データの活用しやすい形式での管理,積極的な公開
・様々な分野のデータにアクセスできる基盤の構築
・データの力を発揮できる仕事の仕方へ変革
・データ活用人材の育成

3 ワークスタイル変革で
充実のサービス提供

県庁もフレンドリーにデジタルシフト
・オフィス環境のデジタル化
・デジタル技術を活用した業務改善

デジタル化下支え

1 県内のデジタル化を
しっかり支える

・県と市町共同の情報システム人材の確保・育成
・デジタルインフラの統一的管理
・情報通信基盤の整備

2 強固なセキュリティで
積極ガード

・強固なセキュリティ対策の実施
・業務継続計画(BCP)の対応

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