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動物愛護センターの日常194~お世話体験高校生から大学生の部~

印刷用ページを表示する掲載日2024年5月2日

動物愛護センターの日常

動物愛護センターの日常194
~お世話体験高校生から大学生の部~
 
前回のブログで、
3月26日(火曜日)、27日(水曜日)、28日(木曜日)に実施した
「学生による保護犬・保護猫のお世話体験 in spring 」の
小中学生の部の様子をご紹介したところですが、
今回は、高校生から大学生の部の様子をご紹介します。

3日間で、10人の学生さんが
当センターの保護犬・保護猫に興味を持って参加しました。

(1) 保護室の掃除と餌やり

「保護室」とは、検疫室で検便やワクチンなどの一通りの健康観察が終わり、
譲渡に向けて馴致訓練を行うお部屋のことです。

まずは犬たちが夜を過ごした部屋の掃除からです。
掃除をする前に排泄物の様子や、嘔吐がないかなどをチェック。
その後掃除に入ります。掃除は感染症予防のため入念に行います。
みなさん綺麗に掃除してくれました!

お世話体験

保護室にいる犬たちは、まだまだ人に馴れてない犬もいます。
ひとに馴らすため1頭ずつ手からフードを与えます。

お世話体験

最初は褒めるタイミングが分からなかった学生さんたちも、
終わる頃には上手にフードをあげることができていました。
成犬のお散歩では、学生さんたちの思い描いていた散歩とは違い、
引っ張りが強い犬、踏ん張って一歩も歩かない犬に戸惑いながらも
馴致に時間をかけて、丁寧に対応してくれました。

 

(2)昼の餌やり

午後からはアイディオー譲渡展示室の餌やり。​
保護室と同じように人の手からフードを与え、
人に馴れている子犬たちには「おすわり」を教えていきます。
なかなか座らない子犬に苦戦していましたが、フードで誘導してお座りができたときの
学生さんたちの笑顔が、とても印象的でした。

お世話体験

(3) 命の動物愛護教室

続いて、学生の皆さんに、次の動物愛護にかかわる事項について、
各自考えてもらいました。

・なぜ野良犬や野良猫がいるのか
・センターに収容される犬や猫を減らすためには、
自分たちに何ができるのか

 

(4)修了式・記念撮影

 

最後に修了式と実際にお世話をした子犬たちと記念撮影。

参加した学生の感想では

「いろんな性格の犬がいてその犬にあった接し方をしないといけないので難しい。」

「軽い気持ちで犬や猫を飼わない。飼うまでに正しい知識を身につけることが大切だと思った。」

「譲渡までの過程を知り、たくさんのことに驚いた。」

と今回の体験を通して命ある動物について

しっかり考えることが出来たのではないかと思います。

※次回のお世話体験は、夏休み期間中を予定しています!

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