旧木原家住宅

設計

不詳

施工

1665年

住所

東広島市高屋町白市1046-1（Google Map）

古い町並みが残る白市を代表する町家建築です。木原家は武士の出身で、江戸時代には製塩や酒造などをいとなむ豪商として知られていました。
江戸時代初期の町家建築の特徴をよく表した大規模な建物で、表通りに沿って大きな間口を持ち、正面右側に入口と土間、左側に店と座敷、裏に居住空間が設けられ、土間が表と裏をつないでいます。入口には大戸（おおど）が付けられ、店の表側には格子戸（こうしど）が入れられています。町家建築としては全国的に見てもきわめて古く、貴重なものです。現在は当時の姿に復元されて一般公開されています。
[国指定重要文化財]