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時報塔(鐘撞堂)

設計
鈴木孫三郎
施工
1922年
住所
東広島市志和町志和堀字二の平3324-7(Google Map

古きよき農村の風情を残す志和堀にあります。1921年、定時励行を目的とした在郷軍人会による時報塔建設計画に賛同した在米移民15名から米国製の鐘が寄付されたことで、翌1922年に建設されました。上部を木造とする他はコンクリート造で、高さは7.8mあり、外観には当時流行していたアールデコ風の装飾が見られます。今では鐘の上部にサイレンが付き(昭和17年頃の改造)、時を告げる塔として広く親しまれています。
[国登録有形文化財]

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