#047

明王院

設計
不詳
施工
本堂:1321年、五重塔:1348年、山門:17世紀
住所
福山市草戸町1473(Google Map

福山市・芦田川のほとりに建つ寺院建築です。本堂は鎌倉時代の作で、入母屋・本瓦葺き。様式は折衷様と呼ばれ、和様・唐様・天竺様の融合させた珍しいものです。特に内部外陣のアーチのような輪垂木天井は中世のものとしては唯一の現存例です。五重塔は南北朝時代の作で、全国の国宝五重塔の内で5番目の古さを誇っています。芦田川でかつて栄えた草戸千軒と大陸とのつながりを予感させる、歴史的に重要な建物です。
[国宝]

拡大写真
  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4