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旧大浜埼船舶通航信号所

設計
不詳
施工
1910年
住所
尾道市因島大浜町(Google Map

この施設は尾道市因島大浜町の北端に位置し、向島と因島の間にある布刈瀬戸に臨んでいます。水路が狭く、屈曲し、潮の干満のときは潮流が速いため、操船が困難な場所として知られています。明治43年(1910)4月、この瀬戸を航行する船舶のため大浜埼船舶通航信号所(布刈瀬戸の船舶交通状況を昼間は建物の上にある三つの塔の横面に○、△、□の印を出して、夜間は塔の上から光を出して船に伝達)が設置され、その管理を行ったのがこの建物です。現在は、信号所としては使われておらず、近代的遺産として保存されています。平成23年4月には広島県重要文化財に指定されました。
[外観のみ見学自由]

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