#005

不動院

設計
不詳
施工
金堂1540年、楼門1594年、鐘楼1433年
住所
広島市東区牛田新町三丁目4-9(Google Map

広島市郊外に残る寺院建築で、奇跡的に戦災を免れて現存しており、金堂は広島市内唯一の国宝となっています。この金堂は、もとは戦国大名の大内氏が山口に創建した香積寺仏殿であり、天正年間に安国寺恵瓊が現在地に移築したとされます。中世禅宗仏殿としては最大規模を誇り、構造細部は禅宗様の典型で、本尊空間と礼拝空間からなる内部は失われた中世五山仏殿を思わせます。
なお、楼門や鐘楼も室町時代に建てられた歴史ある建物です。

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