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平成27年度「ひろしま木造建築塾」の取組紹介【木材コーディネート講座】

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年6月25日更新

 広島県では,県産材を活用した中大規模建築物の木造・木質化を推進するために,「ひろしま木造建築塾」を昨年度に引き続き開講しています。
 その「ひろしま木造建築塾」の概要や講座の様子について紹介します。

平成27年度ひろしま木造建築塾「木材コーディネート講座」を次のとおり実施しました。

講座写真1

◆ひろしま木造建築塾「木材コーディネート講座」◆

【期間】
 平成27年6月16日~18日
【参加者】
 広島県内で業務を行う建築士事務所に所属する一級建築士 22名
 広島県内で森林林業・木材製造流通・建築に関わる実務者 12名

【講座内容】
日程講義内容講師等
平成27年6月16日(火曜日)

≪講義A≫
 公共施設木造木質化概論

原田 浩司氏
(木構造振興株式会社客員研究員・ウッドストック主宰)

≪講義B≫
 広島県の森林林業と広島県産木材の製造流通

藤田 和彦氏
(広島県立総合技術研究所林業技術センター林業研究部総括研究員)
≪情報提供≫
 県産材利用促進に向けた広島県の取組
広島県農林水産局林業課

≪事例報告≫
 原木市場の役割及び取組


 効率的な流通・加工体制の構築


 原木調達から製材加工までの取組


竹常 明仁氏
(広島林産中市協同組合参事)

渡辺 雄己氏
(広島県森林組合連合会 生産・流通対策監)

野田 康宏氏
(中国木材株式会社営業部営業推進課課長)

平成27年6月17日(水曜日)≪講義C≫
 木材コーディネートの事例
能口 秀一氏
(京都府立林業大学校客員教授・有限会社ウッズ代表取締役)
≪演習≫
 グループワーク(「木の学校」基本計画立案)
≪演習≫
 グループワーク発表
平成27年6月18日(木曜日)≪講義D≫
 木を使った公共建築の計画に関わる建築士の役割
片山 和俊氏
(東京藝術大学名誉教授・建築家)
≪設計監理講座≫
 オリエンテーション・演習課題発表

【開催場所】 広島県三次庁舎
【主催】 広島県
【運営事務】 NPO法人サウンドウッズ

1日目(6月16日)
講義A:公共施設木造木質化概論
講 師:原田 浩司氏 (木構造振興株式会社客員研究員・ウッドストック主宰)

中大規模の木造建築物を設計するために最低限必要な知識・考え方について
原田講師にご教示いただきました。

講座写真2

建材としての木材の強度、含水率、耐火性など木材を取り扱う者が最低限
押さえておくべき知識や考え方を学びました。
また、集成材やエンジニアード・ウッド、構造用単板積層材(LVL)、クロス・
ラミネーティッド・ティンバー(CLT)など昨今注目されている建築材料について
事例をまじえてご紹介いただきました。

講座写真3

講義の後半には、森林林業・木材製造流通・建築・施工・県職員で構成された
グループ内で、テーマに基づいた意見交換をする機会を持ちました。

講座写真4

講義B:広島県の森林林業と広島県産木材の製造流通
講 師:藤田 和彦氏(広島県立総合技術研究所林業技術センター林業研究部総括研究員)

講義Bは、中国地方・広島県の森林林業・木材製造流通事情に
ついての学習です。

講座写真5

中国地方の各県における森林率・林業産出額を押さえた上で、
県内の森林の特徴を押さえていただきました。

さらに、県産材がどのような経路で流通されているのか。
木材利用促進に向けた新たな動きの一つであるCLTやLVLについても
詳しく学びました。

県林業課から、現在県事業で取り組んでいる「2020広島県農林水産業
チャレンジプラン アクションプログラム」について情報提供を行いました。

県内林業における現状と課題を踏まえた上で、競争力のある県産材の
供給体制の構築に向けた方針・目標値をお示ししました。

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次に、県内の森林・林業について、以下の3事業体より情報提供をいただきました。

原木市場の役割及び取組(竹常氏)

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効率的な流通・加工体制の構築(渡辺氏)

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原木調達から製材加工までの取組(野田氏)

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意見交換会

1日目の講義終了後には、異業種交流会が催されました。

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参加者は県内各地から参加されていることもあり、異業種間の貴重な
交流の場となりました。

2日目
講義C:木材コーディネートの事例
講 師:能口 秀一氏(京都府立林業大学校客員教授・有限会社ウッズ代表取締役)

2日目の午前中は講義Cです。

木材コーディネーターの役割をはじめ、地域材を利用した公共木造建築
事業を推進する際における留意点や供給の流れ、林工分離発注による木材
調達の流れについて学んでいただきました。

講座写真11

演習A:グループワーク(「木の学校」基本計画立案)
ファシリテーター:安田 哲也(NPO法人サウンドウッズ代表理事)

午後からは、1日目と同様、森林林業・木材製造流通・建築・施工・
県職員で構成されたグループに分かれ、ワークショップです。

グループ全員が県内のとある市に住む森林林業・木材製造流通・木造
建築の専門家であり、各々が市内の小学校を改築するための設計要件
を取りまとめる委員会のメンバーに選出されたと仮定して、
『グループごとに市の誇りとなる魅力的な「木の学校」を整備するための
基本計画の内容を検討』しました。

まずは、学校を木造木質化する場合に考えられる良い面・悪い面を
付箋を使って整理し、グループごとに共有しました。

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参加者はそれぞれ専門的な立場から意見を述べ、議論しながら進めて
いきます。

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最後は、発表用に模造紙にまとめていきます。

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演習B:グループワーク発表
ファシリテーター:安田 哲也(NPO法人サウンドウッズ代表理事)

最後は、グループごとに、
施設整備における重点テーマとその課題、対策について事業工程とともに
発表です。

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それぞれのグループについて、
講師の片山先生、藤田先生、能口先生による質疑・講評がされました。

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講師陣からは、市産材調達の手法や供給側の情報を収集することの重要性
についてアドバイスをいただきました。

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3日目
講義D:木を使った公共建築の計画に関わる建築士の役割
講 師:片山 和俊氏(東京藝術大学名誉教授・建築家)

3日目は、7月2日より始まる「木造木質化設計監理講座」を
受講する、県内で業務を行う建築士事務所に所属する一級建築士
の方のみの講義です。

講座写真21

午前中は、片山先生がこれまで手掛けてこられたプロジェクトを
題材として、地域の木材を活用した木造建築のあり方、木の建築を設計する
者としての心がけについてご教示いただきました。

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その後、次回からスタートする木造木質化設計監理講座のオリエン
テーションや演習課題についての解説が行われました。

講座写真23

皆様、ご参加ありがとうございました。

講座写真24

「ひろしま木造建築塾」の概要は下記を参照してください。

 「ひろしま木造建築塾」事業概要 (PDFファイル)(222KB)

 「ひろしま木造建築塾」講座日程 (PDFファイル)(58KB)

 講師紹介 (PDFファイル)(323KB)

 全体スケジュール (PDFファイル)(82KB)

その他

 この「ひろしま木造建築塾」は,広島県がNPO法人サウンドウッズに業務の運営を委託しています。

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