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岡山大学医学部寄付講座(小児急性疾患学講座)の設置について

印刷用ページを表示する掲載日2013年3月25日

 広島県及び福山市と岡山大学は,福山・府中二次保健医療圏における医療提供体制の課題と解決策に関する調査研究,及び地域の小児救急医療を担う医師の育成等を目的として,寄付講座(小児急性疾患学講座)の設置に関する協定を締結しました。

協定書調印式

1 名 称 広島県及び福山市と岡山大学との寄付講座の設置に関する協定書調印式

2 日 時 平成25年3月25日(月曜)18時30分~19時

3 場 所 岡山大学本部棟6階 第一会議室(岡山市北区津島中1-1-1)

4 調印者 

岡山大学学長 森田 潔

広島県知事湯崎 英彦

福山市長 羽田 皓

 調印式の様子の写真1 調印式の様子の写真2
 (左から羽田市長,森田学長,湯崎知事)

寄付講座の概要

 この寄付講座は,「小児急性疾患学講座」として,准教授と講師の2人を配置し,次の目的のために,平成25年4月から5年間設置します。

 (1)福山・府中二次保健医療圏における効率的な小児救急医療提供体制と効果的な医師配置システムの構築

 (2)地域の小児救急医療を担う医師の育成

 (3)小児救急医療に関して地域住民等への普及・啓発

設置の背景:
 近年,全国的に地域医療の抱える大きな課題として医師不足があり,へき地に限らず都市部においても,小児科等の特定の診療科における勤務医不足が深刻な状況となっています。
 福山・府中二次保健医療圏の中核をなす福山市においても例外ではなく,特に小児科医師の不足により,小児救急医療体制の維持・確保が困難な状況に直面し,地域の小児救急医療を担う医師の育成が課題となっています。
 このため,「広島・岡山県境を越えた医療広域連携会議(会長=森近福山市医師会長,副会長=宮島笠岡医師会長)」において協議を進め,地域の医療関係者の総意として,本年2月,広島県知事に「第1次報告書」が提出されたところです。

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