平成23年東北地方太平洋沖地震への緊急消防援助隊の派遣について
平成23年3月11日(金曜日)14時46分ごろ発生した東北地方太平洋沖地震の災害対応のため,消防庁長官の出動指示を受けて,緊急消防援助隊広島県隊が出動しました。
緊急消防援助隊とは
阪神・淡路大震災を教訓に,地震など大規模災害時に,全国の消防機関による応援を速やかに実施するため,平成7年に創設されました。
大規模災害が発生した場合には,消防庁長官の求めに応じて,全国から被災地に向け出動し,人命救助などにあたります。
広島県からは,
○3月12日(土曜日)6時26分,広島市消防ヘリコプターが福島県福島空港へ向けて出動
○3月12日(土曜日)6時30分,広島県防災ヘリコプターが埼玉県本田空港へ向けて出動
○3月12日(土曜日)11時22分,県内の全13消防本部(局)で編成される陸上部隊が山陽道篠坂PA(岡山県笠岡市)に集結後,被災地に向けて出動しました。
○広島市消防ヘリコプター
岩手県大槌町・陸前高田市・花巻・大船渡方面,釜石港内で,捜索・救助・搬送・調査を実施しました。(~3月22日)
福島県内において,救急搬送・物資搬送などを実施しました。(4月2日~6日)
○広島県防災ヘリコプター
宮城県石巻・気仙沼・栗駒山方面,松島湾内で,捜索・救助・搬送・医療支援・津波広報を実施しました。(~3月22日)
○広島県隊(地上部隊)
隊員を交替しながら,4月13日(水曜日)まで,宮城県名取市閖上地区で,人命検索・救助活動を行いました。
名取市高柳地区で人命検索活動<4月6日(水曜日)>
名取市閖上地区で人命検索活動<3月30日(水曜日)>
名取市閖上地区で人命検索活動<3月22日(火曜日)>
名取IC付近で人命検索活動
県隊長による活動指示
仙台東部有料道路高架下で人命検索活動<3月17日(水曜日)>
名取IC付近で人命検索活動<3月16日(火曜日)>
名取市箱塚グラウンド<3月16日(火曜日)>
名取市閖上(ゆりあげ)地区で人命検索活動<3月15日>
名取市消防本部で救急支援活動<3月14日(月曜日)>
東北自動車道を北進<3月13日(日曜日)>
東名高速道路を静岡県消防学校(宿泊地)へ<3月12日(土曜日)>
第一次派遣隊(車両33台,人員109名)が山陽道篠坂PAに集結後,被災地に向けて出発<3月12日(土曜日)>
※写真は,県内消防本部提供
緊急消防援助隊の活動状況
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)