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スナメリ

印刷用ページを表示する掲載日2013年11月18日

スナメリ (宮島水族館 撮影)

 クジラ目ネズミイルカ科 Neophocaena phocaenoides (Cuvier,1892)  県レッドデータブック:絶滅危惧1類 

特徴

 体長160~170 cm,体重50~60 kgくらいの小さなクジラ(ネズミイルカ科)です。体の色は,銀白色(灰色)をしています。頭は丸く,くちばしや背びれはありません。泳ぐときは水面に背中を少し出すだけで,イルカのようにジャンプはしません。

よく見かけるところ

瀬戸内海では周年観察されますが,秋から冬は見かけることが少なくなり,繁殖期となる春から目撃例が増加します。夏はやや少なくなりますが,これは外洋に面した海域に回遊するためだといわれています。

現状

スナメリはエビなどの甲殻類やイカナゴ・カタクチイワシなどの小魚を食べ,スナメリが生息するためにはさまざまな魚介類がたくさんいることが必要です。

竹原市沖では1980年代から急速に減少していますが,近年では宮島付近や広島湾奥部での目撃例が増えています。

 目撃したら情報をお寄せください

絶滅のおそれのある野生生物は,個体数が少なく,生息・生育状況が明らかにされていないものが多いため,皆様からの情報提供が状況の把握に大変役立ちます。見つけたら,確認のため,できるだけ個体の写真を添えて位置情報などをお寄せください。

皆様から頂いた情報は,絶滅危惧種の現状把握や生物多様性の保全対策を検討するためのデータの一つとして活用していきます。

 情報提供はこちらから(電子申請システム)

※生き物を見つけに野外に出かけるときはケガのないように気を付けましょう。

※生き物をむやみに採取することは慎みましょう。中には法令で採取が規制されているものもあります。

絶滅危惧種等の調査への御協力のお願い

 県が絶滅危惧種等の調査を行う場合,調査に御協力をいただける方はフェイスシートに御記入をお願いします。御記入していただいた方には,調査等に関する御案内をさせていただく場合があります。

フェイスシートの入力はこちらから(電子申請システム)

 


 天然記念物「スナメリクジラ回遊海面」

竹原市の阿波島を中心とする半径1.5 kmの海域は,スナメリの生息地として昭和5年に国の天然記念物の指定を受けました。スナメリを目印にして,スズキなどを釣る伝統漁法が行われていたためです。しかし,現在ではまれにしか姿を見ることができず,伝統漁法も行われていません。 

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