よくある質問(大気汚染など)
印刷用ページを表示する掲載日2013年6月25日
大気汚染等
問 | 大きな道路の道路沿いには空気が大変汚れたところがあります。沿道の環境基準はどのように定められているのですか。 | |
答 | 人の健康を保護するとともに生活環境を保全するうえで望ましい基準として道路沿道も含めて、大気の環境基準が定められています。環境省のホームページに詳細が掲載されています。 環境省のホームページ http://www.env.go.jp/kijun/taiki.html | 環境保全課 大気環境グループ 082-513-2917 |
問 | 2月4日頃から,西日本で上空がかすみました。九州大学の分析によると,中国から硫酸塩などの大気汚染物質が飛んできているのが原因だという。硫酸塩エアロゾルは人体に著しいダメージを与える猛毒です。 広島県は,県民に著しい健康被害を及ぼすことを警告すると同時に,中国政府に大気汚染物質を排出させないように抗議すべきだ。おそらく,農作物にも悪影響を与えるのではないでしょうか。県は近隣の県と協力して日本政府に働きかけ,中国に環境に対する高い意識と大国としての責任感を促してほしい。 | 県政提言メールH23.2 |
答 | 大陸からの大気汚染物質の移流については,国において,越境大気汚染に関するモニタリングや東アジア地域における大気汚染に関する国際協力を実施するなど,中国を含む東アジア地域からの越境大気汚染対策を進めています。 広島県としては,中国地方知事会などあらゆる機会を通じて,中国などにおける大気汚染対策の推進について,国へ働きかけてまいります。 | 環境保全課 大気環境グループ 082-513-2921 |
問 | 東京からの転勤族です。広島に来まして特にバス,トラックの排気ガスが気になります。東京は石原都知事の4,5年前の提案により,古いバス,トラックは都内乗り入れ禁止です。 広島は黒い煙を吐くバス,トラックがいっぱいです。東京で使えなくなったバスを広島で使っているようです。まるで東南アジアにいるようです。(フィリッピンでは今でも日本のお古のバス,トラックが走ってます。) あまりにも空気が汚い,汚れている。何とかしてください,どうぞよろしくおねがいします。 | 県政提言メールH22.9 |
答 | ご意見ありがとうございます。バス,トラック等の排出ガス規制は,原則的に国において,実施されています。 広島県におきましては,自動車排出ガス対策として,国の規制に加え,平成15年10月制定の広島県生活環境の保全等に関する条例で,アイドリングストップ(原動機の停止)や自動車使用合理化計画(低公害車の導入促進や環境負荷の少ない自動車運行等)の作成などを規定し,大気環境の保全・改善に向けた取組を進めています。 今後とも,国と連携しながら,自動車排出ガス対策を進めて参ります。 | 環境保全課 大気環境グループ 082-513-2917 |
問 | 広島の路線バスは,排気ガスからの粒子状物質がいまだに規制されておらず,野放し状態です。子供や我々の健康が大変不安です。一刻も早く改善させてください。 | 県政提言メールH22.4 |
答 | バスの排出ガス規制は国において実施されており,粒子状物質の規制値についても,改正のたびにより厳しい値となっています。ディーゼル重量車の粒子状物質の規制は平成6年規制と平成21年規制を比べると100分の1となっています。 広島県では自動車排出ガス対策として,平成15年10月制定の「広島県生活環境の保全等に関する条例」において,アイドリングストップの実施(原動機の停止),自動車使用合理化計画(低公害車の導入促進・環境負荷の少ない自動車運行等)の作成などを規定し,大気環境の保全・改善に向けた取組を進めています。 県内の大気環境中の,粒子状物質の状況については,年度により多少変動はありますが,平成20年度はすべての測定地点で環境基準を満たしていました。 今後とも,国及び広島市とも連携しながら,自動車排出ガス対策を進めていきます。 | 環境保全課 大気環境グループ 082-513-2917 |
問 | 東広島市には,国内第2位を誇る「かなた天体望遠鏡」が設置されています。 その麓の東広島の町は,国道2号線と375号線が交差し商業施設が増えつづけ夜間になるとその照明で星が見えにくくなっています。 岡山県,佐賀県,熊本県では県としてサーチライト禁止条例が制定され,岡山県美星町では美しい星空を守るため「光害防止条例」が制定されています。 群馬県でも,かなた望遠鏡と同等の大きさを誇る群馬県立ぐんま天文台の設置とともに,「星空憲章」を制定し美しい星空を守る活動をされています。 既存の照明を減らすには費用がかかるので,今後発生するであろう修理や改修の際には,空を照らさないような工夫を設けるなどの処置を義務づけ,これから設置される新しい照明にたいしては光の向きや照明の個数など制限を設けることで,今以上の光害を抑えることが可能と思います。 理科離れの言葉も耳にしますが美しい星空を守るため,広島県でも天の川を見ることができるように取り組む必要があると思いますが如何でしょうか。 | 県政提言メールH22.3 |
答 | 広島県の環境行政に係るご提言をいただき,ありがとうございます。 ご指摘のとおり,光害は,人工光の不適切あるいは配慮に欠けた使用や運用などにより,良好な光環境が阻害された状況であり,場所によっては,光のあふれた場所もあると思います。 その一方で,照明は,犯罪の防止や歩行者等の安全の確保のため必要なものでもあります。 現在,県には光害を規制する条例等はありませんが,地球環境の保全の推進や二酸化炭素削減に向けた取組の中で,ライトダウンなどにも取り組んでおり,引き続き県民の皆さんへの啓発を行っていきたいと考えております。 今後とも,広島県の環境行政の推進にご協力をお願いします。 | 環境保全課 大気環境グループ 082-513-2917 |
問 | 市内を走るバスの後部にはよく「アイドリング停止」に関するステッカーが貼られていますが,かなり徹底されていません。私が以前住んでいた福岡市ではほぼ全てのバスが信号ではエンジンを切っていました。 広島には確かアイドリング停止に関する条例がありますが,公共交通機関に対してもっと徹底すべきだと思います。また燃料費,光熱費削減に貢献した企業を大々的に表彰したら良いと思います。一定期間,市公認の優良企業に認定するとか。 | 県政提言メールH18.10 |
答 | 広島県では,平成16年4月1日から県の条例(広島県生活環境の保全等に関する条例)により,駐車時のアイドリング・ストップを義務付けています。 県では,関係機関等への説明会の開催により,条例の周知を行うとともに,駐車時のアイドリング・ストップについては,ラジオを始めとした各種媒体による周知,関係機関や市町へのちらしの配布により,広報に努めているところです。 バス会社におかれても,社内の講習会等において,アイドリングストップなどのエコドライブの周知徹底に努めています。また,車両更新時にはアイドリングストップバスの導入に取り組んでいるところもあります。県としては,駐車時のアイドリング・ストップについて,一層の周知を図るため,引き続き,関係機関等への周知に努めてまいります。 なお,広島県の条例では,交差点での信号待ちなど,条例上の駐車に該当しないものについては,アイドリング・ストップの義務の対象となっていませんので,ご理解ください。 次に企業への表彰の件ですが,広島県では,多年にわたって地域における環境保全に関する普及啓発活動や実践活動等を行っている企業や団体及び個人に対して,その功績をたたえるため「ひろしま環境賞」として平成6年度から知事表彰を行っています。 表彰式は,6月の環境月間の行事として開催している『「環境の日」ひろしま大会』で実施しています。この大会では,企業や団体,行政が行う環境学習・環境保全活動等の展示を行っていますので,ぜひ参加してください。 | 環境保全課 大気環境グループ 082-513-2917 |