家族を守る感染対策 4つのポイント
オミクロン株は感染力がとても強く、家族全員が感染する事例も多くあります。
そのため、2022年11月現在の情報を基に、オミクロン株の特徴である潜伏期間や発症期間、また家庭内での隔離方法等の感染対策、そして具体的な症状や感染事例や感染経路についてまとめました。
目次
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このような症状にご注意を!
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「体調の悪い家族がいる。自分の体調が悪い。」そんなときは?
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そもそもどこから感染するのだろう?
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別々に暮らしている家族や親戚との交流にも注意しましょう。
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同居家族への感染確率
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「自分が、家族が、陽性と判明してしまった。」そんなときは?
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療養期間が終了しても一定期間注意が必要
1.自分や家族の体調を気にかけよう!
「少し体がだるかったが、大丈夫だろうと思い、家族といつも通り過ごした。症状が続くので、病院に行き検査をしたところ陽性だった。」そのようなことがよくあります。
オミクロン株は感染翌日には感染力をもつと考えられていますが,症状があらわれるのは感染後2~3日目であるため,家庭内感染を防ぐことが難しく、家族全員が陽性となったという事例も非常に多く見られます。しかし、自分や家族の体調の変化にいち早く気づき、家庭内での隔離や消毒といった対策を早くとればとるほど、その可能性を低下させることができます。
このような症状にご注意を!
オミクロン株が主流となっている現在では以下のような症状がよく見られます。
R4.1.11、15、18の公表事例のうち、疫学調査情報のデータ化が可能だったものを元に整理。症状が複数の場合にはそれぞれカウントしている。(症状は疫学調査に基づくもの)
広島県コロナ感染事例サイト
広島県ホームページで実際にコロナに感染された方の体験談を掲載しています。症状についても詳しく記述されておりますので、ご覧ください。→広島県コロナ感染事例はこちら
「体調の悪い家族がいる。自分の体調が悪い。」そんなときは?
まずはこちらを徹底しましょう。→ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合 家庭内でご注意いただきたいこと ~8つのポイント~
かかりつけ医又は診療・検査医療機関を受診してください。受診する医療機関が分からない場合は、積極ガードダイヤルに相談できます。医療機関を受診する場合には、必ず事前に予約をしてください。
コロナかも?と思った時の検査の流れについてまとめています→「新型コロナウイルスに感染したかも?」と思ったら
2.感染をもちこまないような行動を心がけよう
そもそもどこから感染するのだろう?
※最新の感染状況についてはオミクロン株に関する情報と感染状況をご覧ください。
【外出時】
- 人と接する時や混み合った場所、換気が不十分な場所にいる時にはマスクを着用しましょう。※
- 通勤時、食事の際にはその都度手洗い・手指消毒をしましょう。
- 窓を定期的に開けるなどして、換気をしましょう。特にエアコンをつける季節は窓を締め切ることが多いので意識して換気を行いましょう。
- 感染状況が悪化しているときには、普段会わない人との会食は控えるなど、感染リスクの高い場面を回避しましょう。
- テレワークや時差出勤を積極的に活用しましょう。
※子どものマスク着用や屋外でのマスク着用についてはこちらをご覧ください。→マスクの着用について(厚生労働省)
別々に暮らしている家族や親戚との交流にも注意しましょう。
感染者の体験談
- 別々に暮らしている息子家族が来たので一緒に食事をしました。その後、息子家族の感染が分かり、自分も検査をすると感染していることが分かりました。
- 離れて暮らしている子供が発熱したため、看病のために子供の家に行きました。その後の検査で子供は陽性と判明し、自分にも症状が現れ、陽性と判明しました。
- 他県どころか市もまたがないようにし、買い物も食品以外数える程しか行かないと徹底していました。県内にある実家にさえ行っていません。それだけ気を付けていたのに感染してしまったということがとても悔しく、気をつけようが分からないです。でも、そのおかげで実家の誰にもうつさなくて済んだと思えたので、窮屈な生活を後悔することはありません。
3. もしも自分や家族が感染してしまったら
同居家族への感染確率
ワクチンの接種回数によって感染率は下がっていますが、いずれにしても同居家族へ感染する確率は非常に高くなっており、感染者の同居家族はすでに感染しているかもしれないものとして行動する必要があります。
「自分が、家族が、陽性と判明してしまった。」そんなときは?
同居する方との接触を最小限に抑えるため、生活空間を分けて、原則個室で生活してください。
個室が確保できない場合は、同じ部屋で過ごす方は全員がマスクを着用し、十分な換気を行ってください。
療養中の生活の仕方について詳しくはこちら
「自分が、家族が、濃厚接触者になってしまった。」そんなときは?
濃厚接触者の待機期間等について、詳しくはこちら
感染者の同居家族の生活上の注意事項について、詳しくはこちら
療養期間が終了しても一定期間注意が必要
- 検温など自身による健康状態の確認
- 感染リスクの高い場所の利用や会食等を避ける
- マスクを着用すること
- 高齢者等・ハイリスク者との接触、ハイリスク施設(高齢者施設や医療機関等)への不要不急の訪問
4.ワクチン接種による重症化予防効果
まとめ:家族1人1人が絶対に感染を持ち込まない、うつさないという意識を
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