このページの本文へ
ページの先頭です。

家族を守る感染対策 4つのポイント

印刷用ページを表示する掲載日2022年10月27日

オミクロン株は感染力がとても強く、家族全員が感染する事例も多くあります。
そのため、2022年11月現在の情報を基に、オミクロン株の特徴である潜伏期間や発症期間、また家庭内での隔離方法等の感染対策、そして具体的な症状や感染事例や感染経路についてまとめました。

目次

  • このような症状にご注意を!
  • 「体調の悪い家族がいる。自分の体調が悪い。」そんなときは?
  • そもそもどこから感染するのだろう?
  • 別々に暮らしている家族や親戚との交流にも注意しましょう。
  • 同居家族への感染確率
  • 「自分が、家族が、陽性と判明してしまった。」そんなときは?
  • 療養期間が終了しても一定期間注意が必要

 

自分や家族の体調を気にかけよう

体調の悪い人のイラスト

「少し体がだるかったが、大丈夫だろうと思い、家族といつも通り過ごした。症状が続くので、病院に行き検査をしたところ陽性だった。」そのようなことがよくあります。

オミクロン株は感染翌日には感染力をもつと考えられていますが,症状があらわれるのは感染後2~3日目であるため,家庭内感染を防ぐことが難しく、家族全員が陽性となったという事例も非常に多く見られます。しかし、自分や家族の体調の変化にいち早く気づき、家庭内での隔離や消毒といった対策を早くとればとるほど、その可能性を低下させることができます。​

このような症状にご注意を!

オミクロン株が主流となっている現在では以下のような症状がよく見られます。

各症状の出現割合

R4.1.11、15、18の公表事例のうち、疫学調査情報のデータ化が可能だったものを元に整理。症状が複数の場合にはそれぞれカウントしている。(症状は疫学調査に基づくもの)

広島県コロナ感染事例サイト

感染事例サイト

広島県ホームページで実際にコロナに感染された方の体験談を掲載しています。症状についても詳しく記述されておりますので、ご覧ください。→広島県コロナ感染事例はこちら

「体調の悪い家族がいる。自分の体調が悪い。」そんなときは?​

同居家族内の発症間隔
このグラフは家庭内で最初のコロナ患者が発症してから、2人目が発症するまでの日にちを表したものです。
家庭内で2人目に患者となった方の半数以上が、最初の患者が発症してから2日以内に発症しており、家庭内での感染スピードが非常に速いことが分かります。
また、推定感染経路(下図)からも、陽性者の半数が家族から感染しており、家族からの感染を防ぐことはとても難しいことが分かります。
そのため、いつもと体調が少しでも異なると感じたら、陽性判明前でも,できるだけ早く同居家族と感染対策をとる必要があります。

まずはこちらを徹底しましょう。→ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合 家庭内でご注意いただきたいこと ~8つのポイント~

かかりつけ医又は​診療・検査医療機関を受診してください。受診する医療機関が分からない場合は、積極ガードダイヤルに相談できます。医療機関を受診する場合には、必ず事前に予約をしてください。

コロナかも?と思った時の検査の流れについてまとめています→「新型コロナウイルスに感染したかも?」と思ったら

 

2.感染をもちこまないような行動を心がけよう

そもそもどこから感染するのだろう?

PCRセンター受検者における陽性者の推定感染経路(年代別)

※最新の感染状況についてはオミクロン株に関する情報と感染状況をご覧ください。

こちらはR4.9月のPCRセンターにおける陽性者の推定感染経路です。
どの世代においても「家庭中心」や「飲食など」を経路とする感染が目立っていますが、それ以外の経路では、10代以下では学校、20代~50代は職場、60代以上では医療機関や高齢者施設といった場面での感染が多くなっています。
また、どの世代でもどこで感染したのか分からない方の割合が約2割を占めており、いつどこで感染してもおかしくない状態ですので、外出時・帰宅時の感染対策をより意識して行いましょう。

【外出時】

  • 人と接する時や混み合った場所、換気が不十分な場所にいる時にはマスクを着用しましょう。※
  • 通勤時、食事の際にはその都度手洗い・手指消毒をしましょう。
  • 窓を定期的に開けるなどして、換気をしましょう。特にエアコンをつける季節は窓を締め切ることが多いので意識して換気を行いましょう。
  • 感染状況が悪化しているときには、普段会わない人との会食は控えるなど、感染リスクの高い場面を回避しましょう。
  • テレワークや時差出勤を積極的に活用しましょう。

※子どものマスク着用や屋外でのマスク着用についてはこちらをご覧ください。→マスクの着用について(厚生労働省)

別々に暮らしている家族や親戚との交流にも注意しましょう。

県内の帰省や別居家族と会う時も気を付けましょう

普段別々に暮らしている県内の実家の家族や親戚と交流し、親族の間で感染が広がっている事例も多く見られます。
家族や親戚同士のような親しい中でも、自分や家族の体調に十分注意し、感染対策をしっかり行いましょう。

感染者の体験談

  • 別々に暮らしている息子家族が来たので一緒に食事をしました。その後、息子家族の感染が分かり、自分も検査をすると感染していることが分かりました。
  • 離れて暮らしている子供が発熱したため、看病のために子供の家に行きました。その後の検査で子供は陽性と判明し、自分にも症状が現れ、陽性と判明しました。
  • 他県どころか市もまたがないようにし、買い物も食品以外数える程しか行かないと徹底していました。県内にある実家にさえ行っていません。それだけ気を付けていたのに感染してしまったということがとても悔しく、気をつけようが分からないです。でも、そのおかげで実家の誰にもうつさなくて済んだと思えたので、窮屈な生活を後悔することはありません。

その他の体験談はこちらから

 

3. もしも自分や家族が感染してしまったら

同居家族への感染確率

ワクチン接種回数別同居家族の感染確率
こちらは広島県が同居家族の感染率を調査したものです。未接種の同居家族は2人に1人が感染しており、3回接種をした同居家族でも5人に1人が感染しています。
ワクチンの接種回数によって感染率は下がっていますが、いずれにしても同居家族へ感染する確率は非常に高くなっており、感染者の同居家族はすでに感染しているかもしれないものとして行動する必要があります。

あわせて読みたい「ワクチン接種回数別の重症化率

「自分が、家族が、陽性と判明してしまった。」そんなときは?

同居する方との接触を最小限に抑えるため、生活空間を分けて、原則個室で生活してください。
個室が確保できない場合は、同じ部屋で過ごす方は全員がマスクを着用し、十分な換気を行ってください。

​療養中の生活の仕方について詳しくはこちら

「自分が、家族が、濃厚接触者になってしまった。」そんなときは?

濃厚接触者になった場合には、極めて感染している可能性が高いものとして、家庭内でも行動する必要があります。
もし感染していた場合でも、家庭内でのそれ以上の感染拡大を食い止めるために、対策を徹底しましょう。

濃厚接触者の待機期間等について、詳しくはこちら

感染者の同居家族の生活上の注意事項について、詳しくはこちら

療養期間が終了しても一定期間注意が必要

現在、大半の方が最大でも7日間で療養を終えられています(症状が軽快しない・入院している方は除く)。
しかし、有症状者については10日間、無症状者については7日間が経過するまでは、感染リスクが残存することから、以下のことに気を付けてください。
  • 検温など自身による健康状態の確認
  • 感染リスクの高い場所の利用や会食等を避ける
  • マスクを着用すること
  • 高齢者等・ハイリスク者との接触、ハイリスク施設(高齢者施設や医療機関等)への不要不急の訪問

あわせて読みたい「高齢者の重症化率

 

4.ワクチン接種による重症化予防効果

ワクチン接種回数による症状等比較
ワクチン接種別の重症化率を調査したところ、60歳以上においては、ワクチン接種によって重症化率が低下していることが分かりました。
若い世代においても、重症化率等には大きな違いはみられませんが、入院が必要となる割合は低くなることが期待できます。
万が一感染した場合にも、重症化を防ぐために、特に高齢の方はワクチン接種をご検討ください。
 
このデータについて詳しくはこちらをご覧ください。→広島県ホームページオミクロン株に関する情報と感染状況
広島県ワクチン接種について→広島県ホームページ「新型コロナウイルスワクチン接種について」​
オミクロン株対応ワクチン接種について→広島県ホームページ「オミクロン株対応ワクチン接種について」
 

まとめ:家族1人1人が絶対に感染を持ち込まない、うつさないという意識を

データを見ながら考察する人

現在、家庭以外での感染が家庭に持ち込まれることによって、また、家庭から感染が持ち出されることで、感染規模がなかなか縮小しない状態が続いています。
外での感染を防ぐよりも、家庭での感染を防ぐことは、長時間マスク無しで接したり、多くのものを共有したりする分、とても難しいことです。
しかし、そのような中でも、「外から感染を家庭に持ち込まない」、「万が一自分が感染したとしても家族にはうつさない」ということを、家族の1人1人が意識することで、大切な家族を守ることができます。
Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

おすすめコンテンツ

この記事をシェアする