定点把握感染症の年齢別発生状況(累計データ)
印刷用ページを表示する掲載日2013年2月21日
広島県における定点把握感染症(五類)の年齢別(累計)の発生状況
小児科定点対象感染症とそれ以外の感染症で分けてグラフにしています。※
※感染症発生動向調査において調査上の年齢区分が異なるため。
小児科定点対象感染症
- H11-H24(RSウイルス感染症のみH15-H24)の累計患者数をグラフにしています。
- 0歳の割合は,突発性発しんが約7割と非常に高くなっています。
- 0-3歳までの割合が,前述の突発性発しんがほぼ100%,RSウイルス感染症が92%と非常に高くなっています。
- 0-6歳までの割合が,前述の突発性発しん,RSウイルス感染症以外では,ヘルパンギーナ95%,水痘94%,手足口病93%,咽頭結膜熱89%と高くなっています。
小児科定点対象感染症以外
- H11-H24(薬剤耐性アシネトバクター感染症はH23-H24)の累計患者数をグラフにしています。
- 薬剤耐性アシネトバクター感染症は,H24まで患者数は0人です。
- 細菌性髄膜炎の患者の3人に1人が0歳です。(35%)
- 0-4歳までの割合が,前述の細菌性髄膜炎が73%,ペニシリン耐性肺炎球菌感染症が67%と高くなっています。
- 性感染症(クラミジア,ヘルペス,コンジローマ,淋菌感染症)において,20-30代の割合が非常に高くなっています。
- メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症及び薬剤耐性緑膿菌感染症では,60歳以上が7割以上を占めています。