このページの本文へ
ページの先頭です。

ひろしま自然保育認証団体を対象とした令和元年度安全管理研修について

印刷用ページを表示する掲載日2018年12月21日

 広島県では,自然保育認証団体の保育者等が,リスクマネジメント等の専門的な知識や技能を習得できる安全管理研修を実施しています。

令和元年度に実施した研修の内容など

1 研修名称

令和元年度 広島県自然保育認証団体 保育者等安全管理研修
「自然保育実践者のための,重大事故を予防し 成長・発達を促すリスクマネジメント研修(基礎編/応用編)」

2 実施日・場所

  •  【第1回】安全管理研修(基礎編)
    日時:令和元年度10月5日(土曜日)
    場所:広島市青少年センター(広島市中区)
  •  【第2回】安全管理マニュアル研修(応用編) 
    日時:令和元年度10月12日(土曜日)
    場所:広島市青少年センター(広島市中区)
  •  【第3回】安全管理マニュアル研修(応用編)
    日時:令和元年度11月30日(土曜日)
    場所:東広島芸術文化ホール くらら(東広島市)

3 目的

・里山や都市公園のほか様々なフィールドで応用できる「リスクマネジメントの基本手順」を理解する。
・座学と体験を通じて「リスク発見」のポイントを学ぶことで,その実践スキルを高める。
・「事故予防」や「子どもの遊び・学び・発達」を両立させるリスク評価と対処を理解する。
・保育者の過失や法的責任について学ぶことで,安全管理の重要性や事故予防に対する意識を高める。
・事故事例の検証,安全管理マニュアルの作成手順等を理解する。

4 対象

ひろしま自然保育認証制度 認証団体

5 講師

渡辺 直史 氏(プラムネット(株)アウトドア共育事業部 統括リーダー)

6 研修の様子

安全管理研修(基礎編)

座学・室内ワーク(1)「リスク・ヒヤリハット等の言葉の整理,保育者の注意義務,リスクマネジメントの基本手順 等」

安全管理の土台となる2つの言葉「リスク」と「ヒヤリハット」の違いについて学んだ後,事故を未然に防ぐことを目的として「リスクマネジメント」と事故防止と,事故による損害を最小限に食いとどめる「クライシスマネマネジメント」を区別して安全管理を行うことを学びました。「リスクマネジメントの基本手順」は,すべての保育者がそれを知った上で適切に行うことにより,安全な体験の場づくりにつながると同時に,法的な視点からも注意義務を果たし,過失をなくしていくことも期待できることを確認しました。リスク発見のポイントでは,事故やヒヤリハットの元となる「見逃されたリスク」や「放置されたリスク」を極力少なくするために,現場に存在するリスクに「気づく力」を高める「3つの視点」を学びました。

体験ワーク「リスク発見のための相互トレーニング」

「リスク発見相互トレーニング」では,ここまでで学んだリスク発見のポイントを活かしながら,観察者(監視者)役と実施者役に分かれて野外でアクティビティを実施し,それぞれの立場で発見できるリスクの違いを体感しました。

座学・室内ワーク(2)「リスク共有,リスク評価,リスク対処,確認・フォローアップ 等」

現場で発見したリスクについて,どのリスクから優先して対処すべきかを判断する「リスク評価」の方法を学びました。また,子ども達の成長や発達・学びに繋がるリスクと,そうでないリスクとを見極め,安全を確保しながら学びを最大化する「リスク対処」の方法についても学びを深めました。
最後に,今日学んだことを日常の保育や教育にどう活かしていくかを各自が検討し,発表しあいました。「学びを職場でも共有し,現場のリスクの洗い出しを改めて実施したい」など,経験や職場環境の違いもある受講者が一人一人自然保育の実践に向けて,どんなことに具体的に取り組んでいくかを共有し,お互いの発表から学び合いました。

安全管理マニュアル研修(応用編)

座学・室内ワーク(1)「基礎編の復習,実際の事例の分析」

導入では,安全管理マニュアルを作成する意味やメリットについて学び,その後,マニュアル作成の土台となる「リスクマネジメントの基本手順」について確認しました。
また,2018年に長野県で発生した重大事故の検証報告書を紐解き,「リスクマネジメントの基本手順」のリスク発見で学んだ3つの視点を使って,事故当時 現場に存在したであろうリスク(ケガや事故につながる要素)を分析しました。事故発生時のリスク要因について多くの気づきがあり,自園の安全管理に対する意識を更に高めるきっかけにもなりました。

座学・室内ワーク(2)「リスクの洗い出し,マニュアルの作成」

活動フィールドの「下見」や,子どもの活動や動きを事前に保育者が行うことで安全を確認する「トライアル」,また子どもの健康リスクを把握するための「参加者情報の収集」について,それぞれのポイントや見逃してはならないリスクについて学びました。「安全基準の確認」では,荒天時の判断基準や活動範囲を事前に決めておき,保育者間で共通認識しておくことの重要性についても学びを深めました。
また,現場で洗い出したリスクに基づき,その対処も含めた手順を文章化する安全管理マニュアルの作成手順について学びました。更に,マニュアルを作成することがゴールではなく,それは現場からのフィードバックで常にアップデートしていくことや,マニュアルを足がかりにした園内・園外に対するリスクコミュニケーションなどに活用できることなど,子どもだけでなく保育者や保護者の安心にもつながる安全管理マニュアルの活用法についても学びを深めました。
研修の終わりには,講師が準備した書式に沿って,自園の安全管理マニュアルを策定または改定する計画書づくりに各自が取り組みました。

屋内での研修の様子外での研修の様子

7 研修受講団体

 12団体,31名が受講

 

団体名

所在地
さくらっ子森いく園 広島市南区段原3-10-9
戸山の森のようちえん おてんとさん 広島市安佐南区沼田町阿戸528-1
森のようちえん まめとっこ 広島市安佐南区沼田町阿戸649
広島高陽学園 広島市安佐北区深川8-36-13
みどりの森保育園 広島市安佐北区落合1-5-11
ゆめはうす認定こども園 尾道市高須町4814番地3
かやのみ幼稚園 福山市神辺町字西中条2187
みどりの森ようこう保育園 廿日市市陽光台5-1
世羅町立いお保育所 世羅郡世羅町大字伊尾1953番地1
世羅町立せらにし保育所 世羅郡世羅町大字小国4495番地1
世羅町立にしおおた保育所 世羅郡世羅町大字賀茂3132番地2
どんぐり保育園 神石郡神石高原町階見501

(市区町村順・五十音順)

過去の研修

 平成30年度

関連リンク

ひろしま自然保育認証制度のページ

おすすめコンテンツ

この記事をシェアする