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「ひろしま平和貢献構想」の策定について

印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日

 広島県では「創り出す平和」の理念に基づき,平和研究機能や人材育成機能などのネットワークを構築するとともに,情報やノウハウなど地域の有する資源を集約し,広島からのメッセージの発信と,国際平和協力への具体的貢献を図るための新たな指針である「ひろしま平和貢献構想」を平成15年3月に策定しました。

1 広島が国際平和のために担うべき役割の理念,方向性及び具体的方策

(1)平和貢献プロジェクトの実施

 平和を「記憶する」「発信する」「支援する」という三つの理念のもとに,平和研究,医療・心のケア支援,芸術文化,人材育成,NGO支援,復興支援の六つの分野において,関係機関と連携を図りながら,平和貢献プロジェクトを推進します。

ひろしま平和貢献構想の概念

(2)ひろしま平和推進ネットワークの構築

 構想実現に向けて,グローバル,ナショナル,ローカルの各レベルで,平和研究機関,人材育成機関,NGO,ユニタール(国連訓練調査研究所),行政機関などによる,協力・連携のネットワークを構築します。

ネットワークイメージ図

  • グローバル・ネットワーク  -「国際平和フォーラム」の開催-
     国内外の有識者や若手研究者,ユニタールプログラム修了者,NGO職員等のネットワークを構築し,平和貢献に関する議論や提言を行って,施策に反映させます。
  • ナショナル・ネットワーク  -広島に「平和協力支援センター」機能を!)
     復興支援等に従事する人材の育成など,平和定着の推進体制機能の整備について,政府機関等と連携・協働した貢献策を広島から提案します。
  • ローカル・ネットワーク   -「ひろしま平和創造センター(仮称)」の構築-
     プロジェクトを効果的に具体化するために,大学,研究機関,経済界,NGO,国際関係機関,行政機関等が連携してネットワークを構築することにより,各分野での施策の展開を総合的にコーディネートする機能の整備を図ります。

2 報告書

はじめに

  • あいさつ(広島県知事)
  • 発刊にあたって(国際司法裁判所裁判官 小和田 恆)
  • 「ひろしま平和貢献構想」が目指すもの(東京大学大学院 教授 藤原帰一)

目次

 序

第1部 平和貢献への取組み

  1. 国際貢献から平和貢献へ
  2. ひろしまは何をすべきか
  3. 「ひろしま平和貢献構想」の中核となる機能

第2部 平和貢献のネットワークづくり

  1. グローバル・ネットワーク
  2. ナショナル・ネットワーク
  3. ローカル・ネットワーク

第3部 平和貢献プロジェクト

  1. 平和研究プロジェクト
  2. 医療・心のケア支援プロジェクト
  3. 芸術文化プロジェクト
  4. 人材育成プロジェクト
  5. NGO支援プロジェクト
  6. 復興支援プロジェクト

第4部 平和貢献の具体的なモデル

  1. モデルを想定した具体的な平和貢献策の検討
  2. カンボジアをモデルとした平和貢献のあり方
  3. カンボジアでの具体的な活動拠点整備と事業例

第5部 構想の実現に向けて

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