令和3年社会生活基本調査を実施します
調査の概要
国民の生活時間の配分及び自由時間における主な活動の内容を把握し,国民の社会生活の実態を明らかにすることにより,各種行政施策の基礎資料を得ることを目的としています。
本調査は,総務省統計局所管による基幹統計調査として昭和51年から実施しており,各種行政施策,その他の基礎資料として利用されています。
調査の沿革
昭和51年から5年周期で実施しており,今回10回目になります。
調査の時期
準備調査:9月上旬から9月下旬
実地調査:10月上旬から10月下旬
調査の対象
広島県では,総務大臣が指定する約150調査区内に居住する世帯のうちから,無作為に選定した約1800世帯の10歳以上の世帯員を対象として調査します。
主な調査事項
・世帯や世帯員に関すること(男女の別,出生の年月,就業状態など)
・過去1年間の自由時間における活動(スポーツ,ボランティア活動など)
・1日の生活時間配分
調査の方法
1.調査の流れ
総務省統計局-都道府県-指導員-調査員-調査世帯 の流れにより,実施します。
2.調査の実施
広島県知事が任命した調査員が,調査世帯ごとに調査票を配布し,取集します。
3.報告の方法
社会生活基本調査では,調査世帯となった世帯に,調査票の記入をお願いすることになります。調査票は,調査員が世帯を訪問して配布します。記入していただいた調査票は,調査員が回収のため改めて調査世帯を訪問しますので,その際に提出していただくこととしています。なお,インターネットによる回答も可能です。
秘密の保護
調査票に御記入いただいた内容は,統計法の規定により適正に管理されるとともに,秘密の保護には万全を期しております。また,統計調査員をはじめとした調査関係者には厳格な守秘義務が課せられており,調査で知り得た情報を他に漏らしたり,統計法に定める利用目的以外(例えば徴税資料など)に利用することはありません。
※統計調査員は広島県知事が任命する特別職の公務員であり,必ず写真付きの統計調査員証を携帯しています。不審に思われた場合は,統計調査員証の提示を求めるか,県の統計課まで御連絡ください。
調査結果からわかること
・仕事と家庭生活に振り分ける時間の配分
・世帯内での育児や介護の状況
・家族と過ごす時間の長さや過ごし方
・青少年や高齢者に好まれる趣味やスポーツ
・ボランティア活動の参加状況
調査結果の利活用
国の基本的な方針決定の基礎資料としての活用をはじめ,地方公共団体における地域振興などの各種施策に活用されています。
・仕事と生活の調和(ワークライフバランス)の推進
・男女共同参画社会の形成
・子育てや介護の支援などの少子高齢化対策
・スポーツや文化振興,ボランティア活動などの推進