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第18回県政知事懇談「湯崎英彦の宝さがし」(海田町)

印刷用ページを表示する掲載日2011年11月1日

 第18回 県政知事懇談「湯崎英彦の宝さがし」を次のとおり海田町において開催しました。

1 開催日時

 平成22年11月20日(土曜日) 13時00分から15時00分まで

2 開催場所

 海田町福祉センター 1階 多目的ホール : 安芸郡海田町日の出町2-35

3 内容

 知事と参加者が「挑戦そして実現!引き出せ広島県の『底力』」をテーマに意見交換を行いました。

4 参加者

 海田町在住のかた 9名

5 傍聴

 約70名参加

6 その他

 懇談の模様を録画でご覧いただけます。
 こちら(インターネット放送局)からご覧ください。

7 結果概要

懇談風景記念撮影

<ご意見の概要>

(1)瀬野川の自然環境保全の取組について

○参加者
 「瀬野川を楽しむ会」のみんなでボランティアにより,瀬野川に生物が住める環境を残して,子どもたちに見せてやりたいと思い,植栽などの活動を行っている。
●知 事
 各地の活動を見ると,行政からたくさんお金が出ているところよりも,自分たちで工夫してやっているというところのほうが活動が活発で長続きしているようだ。この活動も10年間にわたりたくさんの人を巻き込んでやられている。熱意と,皆さんを巻き込んでやるということが一番いいことだと思う。

(2)緑のカーテンによる環境保全の取組について

○参加者
 「かいた緑のネットワーク」において,地球温暖化対策として,町内に緑のカーテンを普及させようと取り組んでいる。去年は96ヶ所であったが今年は323ヶ所にまで増えてきている。
●知 事
 本当にすごい勢いで増えているが,この鍵は何か。
○参加者
 緑のカーテンのマップをつくってお配りしているが,その中に,つくり方や植物の種類を入れたり,ゴーヤの料理レシピを募集して載せたりしている。学校での環境学習においても話をしている。
●知 事
 これだけ拡大していくのは,見ていても楽しい。シルバー人材センターの仕事もされているということで,そのエネルギーはすばらしい。

(3)音楽ボランティアの取組について

○参加者
 音楽を通じて地域の皆さんとの親睦を深めたいと願って,音楽ボランティアの活動をしている。町の施設等で年9回のコンサートのほか,子どもたちの積極的な演奏活動を生み出したいという気持ちで,ジュニアロビーコンサートを行ったりしている。ボランティア活動をしていると,活動のための部屋の使用代など,どうしても経済的な負担が個人的にかかってくる。広島市では,ボランティア団体の組織があり,活動のための練習であれば部屋代は無料となっているので,海田町にもそういった制度があればいいと思う。
●知 事
 ボランティアをやっていく上では,負担の問題というのは結構大きいので,いろいろな方が一緒になって,連絡協議会をつくって,結束してお願いされてみるというのも一つの方法かもしれない。是非これからも活動を続けていただきたい。

(4)子育て支援の取組について

○参加者
 子育て中のママが来てほっとできるようなスペースとして「ホットスペース」を運営し,ママがママにできる支援を行っている。知事には午前中に私たちの活動に参加いただいたが,子どもの扱いに慣れていて正に子育てをしているお父さんだねと皆が言っていた。今年こども夢財団の助成をいただき,ママを対象とした医療講座を開催したが,こういう助成を受けた活動も合わせてやっていきたい。
●知 事
 特に都会では,主婦の子育ては,預ける人もない場合は,本当に追い込まれてしまう場合があるので,お互い支え合うというのはすごくいいことで,気軽に参加できるところがあると安心できる。行政は,活動をされているところの主体性を損なわないような後押しをするというのがいいと思う。

(5)企業による地域貢献の取組について

○参加者
 明治乳業の広島工場で業務を担当している。当工場では,地域への貢献ということで,中学校での職業講話への講師派遣や,職場体験の受入れ,瀬野川の清掃活動,食育活動などを行っている。食育活動に関しては,クイズや実験なども交えて楽しみながら食育に馴染んでもらえるような機会を設けているが,カリキュラムが過密なのか,あまり小学校の利用がないので,是非どんどん活用して欲しい。
●知 事
 大企業の場合は,地域との密着度が薄かったりする場合もあるが,そのように食育も含めていろいろ活動していただけると,地域とのつながりが深くなる。小学生も忙しいかもしれないが,せっかくなので活用してほしいと私も思う。

(6)子ども達とのまちづくりの取組について

○参加者
 まちづくり研究会「ほっとアニメ海田」というグループで,子ども達といっしょに関わりながら,まちづくり活動を行っている。これまでに,子ども達と海田町のキャラクターを考えたり,その着ぐるみの製作,ひまわり弁当の創作,環境活動などを行っている。中学校の総合学習の講師も勤めている。人が輝けばまちが輝く,まちが輝けば人が輝くをテーマに活動している。
●知 事
 そうやって子どもたちを巻き込んでやると,郷土に対する愛着や誇りが育っていく。すばらしいことだと思う。町の花であるひまわりもすごく定着しているようだ。

(7)地域の高齢者との交流について

○参加者
 県立海田高等学校の家政科で,資格取得や課題研究を通して,将来のスペシャリストを目指している。入学時から献立や調理を学び,それを生かして地域の高齢者の方をお招きして,松花堂弁当を手づくりでお渡しするふれあい交流会という活動を行っている。お年寄りの方々がお弁当を開けた瞬間に「わあすごいね」と喜んでくれるので,頑張ってよかったなと思うし,そういうコミュニケーションを通して,次に新しいことにチャレンジしようという勇気もいただいている。
●知 事
 作品を考えるのはなかなか大変だと思う。勉強したことの集大成だ。海田のいいところはどこか。
○参加者
 お年寄りの方などが歩いていると,「こんにちは」とすごく温かく話しかけてくれるので,海田町はすごくいいなと思う。
●知 事
 海田も都会で,自然や人のつながりといったものは,どちらかというと薄いのではないかと思っていたが,今日の皆さんのお話だとイメージがちょっと違った。日浦山や瀬野川など,とても自然と身近に暮らしていらっしゃるなという感じもした。

(8)国際交流の取組について

○参加者
 母国はインドで,海田町に約19年間住んでいる。海田町国際交流協会の理事として,子ども達を海外研修に送ったり,英語サロンや日本語教室などを実施している。日本語教室については,外国人の多くは残業で教室に来れないといった状況があるので,企業には,週1回1時間でも,彼らの日本語習得の支援をしていただきたい。日本も長い目で見ると国際化は必要なので,自分にできることで地域に貢献していきたい。
●知 事
 国際交流というのは,そういう地道な活動が大事だと思う。今度,新しい県の10年ビジョンをつくったが,キーワードの一つにグローバル化というのがある。日常の中に,違う文化,違う言葉を持っている人たちがいて,そういう人たちと一緒にやっていけるということがグローバル化だと思う。今日,日本語教室を見学させていただいたが,日本人のボランティアと外国人の方々が皆さん温かく一緒に勉強されており,そういうのが本当にグローバル化で,海田の財産でもあると感じた。

(9)文化振興(かいた七夕さん)の取組について

○参加者
 海田町文化振興会が中心となって,16年間にわたり,毎年「かいた七夕さん」を開催している。当初3000人だった参加者数が去年は8000人と大きく盛り上がってきている。非常に予算が厳しいない中で,寄付とボランティアでやっているが,文化振興のために何らかの援助を行政からも入れて欲しいと思っている。
●知 事
 皆さんのそういう活動がますます発展していく,それがまちのよさである。七夕さんや瀬野川の清掃活動など,いろいろなところに活動があり,その集大成がまちの活気となっている。

<自由討論>

(1)海田町のボランティアパワーについて

●知 事
 今日の皆さんは全員ボランティア活動に関わっておられるが,この海田のボランティアパワーは何か特別なものがあると思うか。
○参加者
 瀬野川はもともとすごく底力のある川で,たまたま自分がやって来て,何で放っておくのかと疑問に思ってちょっと動いたら,いい川になった。もとがよかった。
○参加者
 海田は山あり,川あり,文化,歴史ありと,宝物がいっぱいある。そして生涯学習などを通じてきらきら光る人材も多く,それらがまちづくりにつながっていったのではないか。
○参加者
 ボランティアの方々の横のつながりがまだ不十分ではないかと感じている。NPO等色々な世代の方が集まる場を作りたいと思っている。
●知 事
 横のつながりが出てくると本当に大きな力になっていく。連携,連帯することはすごく意義があると思うし,お互いが刺激しあうという意味でも大きい。
○参加者
 みんな学校との関わりをもって活動しているので,学校がボランティアのもとだと思う。
○参加者
 ボランティアができる前は,環境が整備されていなかったから,自分達でやろうということになったのだと思う。
●知 事
 こういうものが欲しい,こうしたいということは誰もが普通に思うのであるが,それを実際に行動するというステップが,大きな違いを生んでいく。そういう意味で,行動力のある方達が集まっていらっしゃると感じた。

(2)海田いいところ,悪いところについて

●知 事
 海田町のいいところ,悪いところはどうか。
○参加者
 瀬野川は綺麗になった。しかし,治水工事の際に,我々が要望して,企業努力により魚道を作ってくれたりする場合があるが,そういったことももっと広報すべきと思う。
○参加者
 ちょっと暗い道が多いのかなと思うので,もっと街灯を増やしていただければ,子ども達やお年寄も安全になるのではないか。
○参加者
 野球ができる公園が近くに欲しい。
○参加者
 東京と比べ,海田の小学生はみんな優しいと,子どもが言っているので,非常に安心している。

8 現場視察

 懇談に先立ち,海田町内3箇所を現場視察しました。

○子育て支援サークル くすくす
 町内の母親グループが結成した子育て支援サークルを訪れ,親子が自由に遊べる「ホットスペース」やママ講座など,子育て支援活動の取組について,お話を伺いました。

 子育て支援サークル くすくす 

○日本語教室(海田町国際交流協会)
 町内に数多く在住する外国人を対象として,海田町国際交流協会が開催している日本語教室を訪れ,ボランティアの講師による日本語教育活動を視察しました。 

日本語教室(海田町国際交流協会)

○海田町シルバー人材センター
 高齢者の社会参画を支援するシルバー人材センターの地域交流の催しを訪れ,センターの活動内容についてお話を伺うとともに,会員の成果発表や地域との交流事業を視察しました。

海田町シルバー人材センター


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