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第3回県政知事懇談「湯崎英彦の宝さがし」(東広島市)

印刷用ページを表示する掲載日2011年11月1日

 平成21年度第3回 県政知事懇談「湯崎英彦の宝さがし」を次のとおり東広島市において開催しました。

1 開催日時

 平成22年3月20日(土曜日) 13時30分~15時30分

2 開催場所

 東広島市総合福祉センター 3階 :東広島市西条町土与丸1108

3 内容

 知事と参加者が「挑戦そして実現!引き出せ広島県の『底力』」をテーマに意見交換を行いました。

4 参加者

 東広島市在住の方 10名

5 傍聴

 約40名参加

6 結果概要

懇談会

○ご提言の概要

(1)国際交流の促進について

○参加者
 外国人が多い学園都市であることを生かし,学校のクラブ活動に国際交流部があってもよいのではないか。小さいときから交流をしていると,外国に出る下準備になる。
 国際交流のために,買い物の手伝いから始めて,子育て支援や,日本語クラスも立ち上げた。その時々に必要な役割を担って,いい成果があったのではないかと思う。
○知事  
 ニーズに応じた助け合いというのは非常にすばらしい。地域で直接交流をしていくことが,地域づくりの上で非常に重要と思う。

(2) 地域における障害者との交流について

○参加者
 精神障害者と地域の方が交流できるサロンを,たくさんの方に知っていただき,一つでも多く立ち上がることを願っている。そのためには,地域住民と障害者のつながりをつくるために,専門家や行政のバックアップ体制をつくってほしい。
○知事
 障害者が参加できるサロンを広めていくのは必要。専門家等のバックアップも必要だと思うが,実際にうまくいった理由は何か。
○参加者
 最初は,精神障害について分からず不安もあったが,直接話をしたら不安が吹き飛び,反対に元気をもらうことができた。
○知事
 実際にお会いしたり,一緒に何かしてみると,理解が進んだということですね。

(3) 白市のまちづくりについて

○参加者
 造賀田万里線の整備が済まないと下水整備や白市の街なみ環境整備事業が進まないので,少しでも早くやっていただきたい。
 国重要文化財の旧木原家住宅で,小学生の作品展示会をしているが,文化財の新しい使い方の工夫の一つではないか。
  広島県の玄関口である広島空港の周りには,歴史のある入野,白市,果物等農産物がとれる豊栄,福富,大和があるので,県の主導で連携して事業を進めてはどうか。
○知事
 県道のほうも着々とやっているが,地域の道路整備は地域に移譲するのがいいという事例なのかもしれない。
 文化財は,保存して見るだけではなくて,活用できたらもっと素晴らしいと思う。
 空港周辺の連携については,「瀬戸内 海の道1兆円構想」と同じ話で,一つ一つの力だけでは弱いが,幾つかが連携して動けばもっと強い力が出せると思う。

(4) 地産地消の推進について

○参加者
 広島県の食料自給率は,全国でもかなり低いレベルなので,県民米「あきろまん」を食べようというキャンペーンをしている。安くておいしいものにプラスアルファがないと地産地消は進んでいかないので,是非知事も一緒に県民米のアピールをしてほしい。
○知事
 地産地消のキャンペーンをやっていて,マークをつけたりしているが,どうか。
○参加者
 一つの商品だけでなく,それなりのコーナーをつくらないとお客様の目にとめていただけない。
○知事
 地産地消はもっともっと力を入れてやらなければいけないことの一つだと思う。

(5) 酒米の品種改良について

○参加者
 農業技術センターにおける新品種の開発がストップしているが,広島県は酒米生産が大きく,他県が開発した品種は外には出さないので,新品種をつくって,新しいいいお酒を各酒屋さんにつくってほしい。
 自給率向上のために,官公庁には広島県の米を食べてほしい。
 20ヘクタール以上になると補助金が出るが,現状では基準に満たないために集落法人の組織化が難しいというところがたくさんあるので,見直してほしい。
○知事
 お酒は広島の大事な宝の一つなので,我々も大事にしていきたいと思う。

(6) 漁業の振興について

○参加者
 何かをしないとやっていけない漁業になってきているので,鉄炭団子の散布に取り組んだり,オコゼの稚魚を放流している。新宿のゆめてらすへカキを売りに行ったら,隣の宮崎県に東国原知事が行かれて,ものすごい人だかりだったので,広島県もトップセールスをお願いしたい。
 県立安芸津病院を存続してほしい。
○知事
 世の中が動いていくには,市民が動くのが一番強いので,御自分たちで考え実行されているのは素晴らしいと思う。県としては応援の方法を考えていきたい。
 安芸津病院も頑張る。

(7) イベント間の連携について

○参加者
 県内各地で行われているイベントが互いに連携して,参加,PRしていったら,地域同士の交流もでき,広島県としての一体感を持つことができると思うので,費用等を県が助成してはどうか。
 国道375号線が未整備で,渋滞はもちろん,狭くて危ないので整備してほしい。
○知事
 例えば酒まつりに,三原のやっさ祭に来てもらい盛り上げてもらうなど,お祭りの連携というのも確かにあるかもしれない。考えてみたいと思う。

(8) 農業の振興について

○参加者
 人口の偏りを解消するために,過疎地において,若い人でも農業で生活できる仕組みをつくってほしい。県の過疎地域の小規模事業者に対する補助事業を受けて販路拡大等の取組を行うことができたので,継続してほしい。
○知事
 人口が少ない地域で工場を誘致するのは,難しい。また農業で食べていくには,個々の農地は非常に小さく,その収益だけだととても暮らしていけないので,もっと高いものをつくらざるを得ないのではないか。
○参加者
 地域の農地というのは,ずっと米づくりをやってきたところなので,新たな産地をつくっていくような取組ができたらと思うが,なかなか難しい。

(9) 子育てネットワークの充実について

○参加者
 子どもの頃から人とかかわるという経験が減ってきており,子育ての知恵や昔ながらの遊びの伝承というものが以前のようにされにくくなっているので,各地域に人と人との絆がつながっていくような拠点を行政に整備してほしい。また,行政や民間の活動や支援窓口が分かりにくいので,互いに連携をとれるような機関や,コーディネートする人材の育成にも取り組んでほしい。
○知事
 子育ての支援センターが知られていないとか,活用されていないという部分もたくさんあるという気がしたので,よく相談しておく。

(10) 放課後子ども教室の拡充について

○参加者
 放課後子ども教室では,地域の人が教えるので,子どもたちにとっては地域とのコミュニケーションになり,地域の方々にとっても,地域に貢献する機会になるので,もっと増えたらいいと思う。コミュニティーハウスは学校の中にあり連携がとりやすいので,もっと増えれば,放課後子ども教室も活発に行うことができるのではないか。
○知事
 放課後子ども教室は,今,一生懸命拡大しているところで,全体に行き渡るように頑張っていきたい。放課後児童クラブは所管が違うが,手を携えて,もっと広めていくことも考えていきたい。

○自由討論

(1) 地域活動の支援施策について

○知事
 地域で人と関わっていく上で,行政施策があってもうまく知られていなかったり,いろいろ課題があると感じた。こういう施策はよかったとか,あるいは役に立たなかったというのはあるか。
○参加者
 東広島市でやっているゆーすふる・チャレンジャーは,すごく特色あるものなので,広がっていけばいいと思う。

(2) 農業振興策について

○知事
 県では集落法人化を進めている。農業として食べていくため,集約できるところは集約し,転作して収入が上がるものをつくっていかざるを得ないため,大規模になるように進めているが,それは実態としては,どうなのか。うまくいくと思うか。
○参加者
 現状では,20町以上には補助金があるが,20町にならないと切り捨てられる。小さい集落も補助金をいただいて頑張れば,将来的に20町以上になる可能性はあると思うので,もう少しハードルを低くすることも手ではないか。
○参加者
 転作について,年配の方では難しい面もあるが,若者が中心となれば,新しいものが生まれるのではないか。JA等と力を合わせて,新しい加工品や特産品ができたりする可能性は十分にある。
○知事
 20ヘクタール集まらない理由は,可能性はあるがまだ至らないのか。それとも,そもそも集まらないということなのか。
○参加者
 20町集まるようなところは既に集まっている。まず,集落内で数町集まって,次に集落同士が集まるということはできる。いきなり20町は難しいというのが原因ではないか。法人をつくっても,若者を雇うのは難しく,定年組が行っているのが現状。米以外の作物であれば,生産から加工,販売まで一手にやらないと,採算はあわないし,行政からの指導を相当受けないと難しい。
○知事
 大規模化していく発展途中段階でも支援をしていくことが全体の後押しになるのではないかということですね。
 若い人も最初はある程度収入がないと,移ってくることは難しい。かといって,新しい労働力がないと,野菜等手間のかかる作物は,なかなかやりにくい。何かしらの形で進めないといけないと思うが,悩みは尽きない。
○参加者
 郵便局で30キロではなく15キロの米袋をつくっている。15キロ単位ならば友人などに送り食べてもらうことができる。各農家が少しずつやれば,米農家以外に米を消費していただく方法もあると思う。

(3) 合併について

○知事
 合併のいいこと,困っていることについて伺いたい。
○参加者
 一番困っていることは,市役所が遠くなったこと。よかったと思うのは,全然予算規模が違うので,大きな工事をやってもらっている。
○参加者
 福富町,豊栄方面までいくと過疎化が進んでいる。農業で食べていけず,農地も荒れ,取り返しのつかないことになるのではないかと思う。地産地消のPRをどんどんして,若干でも農家が潤えば,過疎も緩やかになるのではないか。
○知事
 東広島と言っても,場所によって随分いろいろ違うということですね。この過疎化の問題は,ほとんどの市町で大きな課題になっているので,我々県庁としても,引き続き頑張って取り組みたい。

(4) その他

○参加者
 この10年間で県内のみどりの少年団が結構減っている。子どもたちのまちづくり,青少年育成団体がなくなっていくのはもったいないので,是非続けてほしい。
 瀬戸内海の景観を維持するためには,県内の人に知ってもらわないといけないので,学校の社会見学とか平和学習を含めた船の勉強とか,そういったものを今後何かできないかと思う。
○知事
 実は海・山・島体験事業を来年度から始める予定にしており,子どもたちが実際に島や山へ行って,暮らしを体験するというのをやりたいと思っている。
○参加者
 農業体験とか漁業体験というのはほとんどの方がされたことがないと思うが,子どもは漁師の体験,船に乗せてあげると言ったら喜ぶので,そういうことをやってみたらいかがか。

7 現場視察

 懇談に先立ち,東広島市内4箇所を現場視察しました。

○農事組合法人ファーム西田口
 アスパラガスの大規模栽培に取り組んでいる集落法人の視察をしました。

農事組合法人ファーム西田口

○白市街並み
 国重要文化財旧木原家住宅をはじめ,江戸時代の景観を伝える街並みを散策しました。

白市街並み

○キッズプラザひがしひろしまゆめもくば
 NPO法人運営による子育て支援拠点において,絵本の読み聞かせに挑戦しました。

キッズプラザひがしひろしまゆめもくば

○西条酒蔵通り
 8社もの蔵元が立地する酒蔵通りを,地元のボランティアガイドの方が案内してくださいました。

西条酒蔵通り


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