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令和5年度中学生の『税についての作文・書写』コンクール広島県知事賞受賞作品について

印刷用ページを表示する掲載日2024年2月27日

タッ君

次代を担う中学生に、応募を機会に税について考え、税に関する正しい知識を身に付けていただくため、毎年、納税貯蓄組合連合会が、県教育委員会などの後援を得て、税についての作文・書写を募集・表彰しています。

 

令和5年度コンクール結果

令和5年度は、広島県内の中学校に在校する生徒の皆さんから、作文9,376編、書写16,786点の応募があり、次のお二人が広島県知事賞を受賞されました。
ご応募いただいた生徒の皆さん、ありがとうございました。今回の応募を、身近な税について考えるきっかけにしていただければ幸いです。

作文部門

「税のバトン」 ​ 

  • 府中市立第一中学校 3年 竹本 成穂 さん​

書写部門

「納税は期限内」

  • 呉市立両城中学校 2年 松本 碧斗 さん

作文部門

「税のバトン」  府中市立第一中学校 3年  竹本 成穂

 母が自分の給料明細を見て、「保険料ってこんなにひかれるんだ。」とため息をつきながらポツリと呟いた。

 母は私達を産んでから、ずっと時短のパートで働いていたが、先月からフルタイムの社員として働き始めた。話を聞くと、扶養の壁というのがあって、年収がその壁を超えると父の扶養を外れ、母も様々な税の負担をしなければならなくなるということだった。家事と仕事の両立は、たとえ時短でも簡単なものではないと母を見て感じていた。それでも働く時間を増やすということは増やしただけ金銭面で豊かな生活が送られるようになるんだと私は思っていた。実際はそんな単純なことではないらしい。収入が増えれば、その分納める税金も増える。

 そういえば、最近ニュースでも保険料の負担が生じ、手取りが減ってしまう問題を解消するため、企業に助成金を支払うことが議論され、世間の働く主婦たちをざわつかせている。そうなれば、保険料を全額払う母の働き方は損するのではないか、そもそもなぜ、一生懸命働いたお金をそのまま全額受け取ることができないのか、私は納得いかなかった。そんな私に母は、

「当たり前だと思っている安心な生活をあなた達世代に引き継ぐための必要なバトンだから。」と言った。それを聞いて小学校の時に習った税金制度を思い返しながら、改めて調べてみた。

 確かに必要な教材が揃った場所で授業を受けることができるし、衛生や健康が守られ、安全な日々を送ることができるのは当たり前のことではなく、日本の税金制度を支えてきた国民一人ひとりのバトンが継がれてきたからだ。

 災害の復興支援を考えれば、税金は多くの人の希望を再建し、国に納めたお金は、巡り巡って自分たちの生活に生きている。私達は助け、助けられ生活していることが分かった。税金を払うということは、一時的なお金の損得ではないことを知った。

 でも今、その制度を揺らいでいる。高齢化、少子化問題に加え、納税や増税に否定的な人も多いようだ。税金逃れという悪知恵を働かせている人もいるらしい。色んな情報が目に飛び込んできて振り回されそうになるが、豊かで明るい未来にしたいと望むのなら、日本の平和を支える一員になることで自らの生活に反映されるという納税の意義を多くの人が理解することが重要だと思う。

 私は両親世代を支え、次の世代へバトンを引きつげるよう納税の義務を果たす国民の一人でありたい。

作文コンクール表彰式

 竹本 成穂さん【写真左】

書写部門

  • 呉市立両城中学校 2年 松本 碧斗さんの作品

書写作品

 書写コンクール表彰式

 松本 碧斗さん【写真左】

 

ギャラリー展示

県知事賞をはじめとした各賞入選作品の一部を、以下の日程で展示します。中学生の皆さんの力作を是非ご覧ください。

  • 展示期間:令和6年2月26日(月曜日)13時~3月8日(金曜日)13時

 (※土日祝日は開庁しておりません。)

  • 展示場所:県庁南館1階ふれあいコーナー内の県民ギャラリー

 

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