外来生物法で特定外来生物として指定されている「セアカゴケグモ」について,三原市において,広島県3例目の発見がありました。
セアカゴケグモは,オーストラリア原産のクモで毒を持っています。
日本国内には生息していなかった外来種のクモですが,平成7年に大阪府の臨海部を中心とした地域で初めて発見され, その後,中国地方では,岡山県・山口県などの一部などでも確認され,平成24年9月には広島県でも確認されています。
セアカゴケグモは,車や資材等に付着して運ばれ,他の地域で見つかる可能性もありますので,もし,発見された場合は,絶対に素手で触らないように注意して,家庭用殺虫スプレーなどで駆除してください。
駆除の方法は,靴で踏み潰す・熱湯をかけるなど,物理的な方法でも構いません。
万一,咬まれてしまった場合は,速やかに最寄りの病院を受診するようにしてください。(病院には咬まれたクモを殺してお持ちください。適切な治療につながります。)
※駆除の方法等の詳細は,環境省のホームページに掲載のリーフレットで確認してください⇒特定外来生物セアカゴケグモ(環境省中国四国地方環境事務所作成)
平成25年7月23日
三原市本郷町善入寺(広島空港敷地内(制限区域内))にて,生きた個体(1匹)を確認。
その後の現地調査により空港敷地内で数十匹を確認し,いずれも殺虫剤にて殺処分した。
※空港管理者において,引き続き駆除作業を行う予定です。
【セアカゴケグモに関すること・発生状況の連絡先】
○中国四国地方環境事務所 野生生物課(同定を含む) Tel:086-223-1561
○広島県環境県民局自然環境課 野生生物グループ Tel:082-513-2933
○三原市生活環境課 (三原市内での発見に限る) Tel:0848-67-6193
【健康相談に関すること】
○最寄りの保健所へお問い合わせください。
○セアカゴケグモに関するQ&A (Wordファイル)(353KB)
○環境省ホームページ 外来生物法について
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