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第18回「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」(25.05.18 尾道市)

印刷用ページを表示する掲載日2013年3月4日

  平成25年度 第18回県政知事懇談「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」を,次のとおり尾道市において開催しました。

尾道市チラシ

 

1 開催日時

 平成25年5月18日(土曜日) 13時30分から14時40分まで

2 開催場所

 尾道市公会堂別館 : 尾道市久保1-15-1

3 内容

取組現場の訪問

 
訪問先内容

因島白滝公園保勝会

(尾道市因島重井町)

○瀬戸内海国立公園「白滝山」の保護,遺産の継承を目的に,
環境整備・イベント等を通じて行政や地元小中学校等と連携し,
協働のまちづくりを推進。
○参拝者や観光客に地元特産品を振舞うなど,おもてなしを
行っている。
※H23年度広島県いきいき地域づくり賞受賞

めだかの学校・すずめのお宿

(尾道市向島町岩子島)

○地域住民のボランティアで運営している,気軽に集まり話せる
常設ふれあいサロン。
○空き家と農業倉庫を改装して開設。(H24.1~)
○紙芝居,手芸,体操など,子どもから大人,ボランティアまで誰
もが一緒に楽しめるサロン。

 因島白滝公園保勝会

因島白滝保勝会

  白滝山を訪れ,山頂まで登りました。保勝会のみなさんが,遊歩道や山頂の清掃をされるなど,来訪者のために努力されている様子を拝見しました。

めだかの学校・すずめのお宿

めだかの学校すずめのお宿

 めだかの学校とすずめのお宿を訪問し,参加されている皆さんからお話を伺いました。

県政知事懇談会

尾道市懇談会

◆湯崎知事による挨拶

知事挨拶

◆地域住民の方(4組)による『私の挑戦』の発表

 尾道市在住で,あらかじめ選定した方に「人づくり」「新たな経済成長」「安心な暮らしづくり」「豊かな地域づくり」等の分野の取組について発表していただきました。

名前・職業等 取組内容 テーマ

綾目文雄(あやめふみお)さん

(有)アグリサポート社長・
道の駅クロスロードみつぎ野菜市副会長

○(有)アグリサポートは,高齢化による後継者
不足を解決するための水稲栽培の作業受託や
餅・寿司などの農産物加工を行う。社員12名。
○野菜市は,尾道市近隣の消費者にとって,
安心安全な農産物を届ける地産地消の拠点と
なっている。
○野菜や花,卵などの新鮮な生鮮品から餅や
漬物,弁当などの加工品まで,豊富な品揃え
が特徴。

「農家によろこびを」

河岡定子(かわおかさだこ)さん

よもそろガールズ向島会長

○向島の四方から揃ってできた女性グループ。
子どもの見守り活動,食生活の改善,老後の
居場所づくり等に取り組む。
○イベントでの「よもそろ焼」※の販売,「よもそ
ろダンス」の披露などにより賑わいを創出。
※「よもそろ焼」:地元のフルーツやあんこ,
ワケギをクレープ状の生地で包んだおやき風
お菓子

「ようもそろうて まちおこし」

清川智之(きよかわともゆき)さん
亀山友哉(かめやまともや)さん

県立御調高等学校3年生

○ソフトボール部は,昨年春に行われた全国
高校選抜大会では準優勝。昨年夏のインター
ハイでは3位。
○結果に満足することなく,目指すは高校ソフ
トボール界の頂点!全国制覇。

「悲願への挑戦」

吉田優唯(よしだゆうゆ)さん
金本卓也(かねもとたくや)さん
日下部歩夢(くさかべあゆむ)さん 

県立瀬戸田高等学校3年生

○広報・サイクリング・しま弁当&スイーツ・しま
オアシス・柑橘雑貨の5班に分かれて,生口島
を盛り上げる活動を実施。部員は,全校生徒。
○平成23年度「わたしたちの学校は日本一!」
事業に指定。(広島県教育委員会)

「しまおこし事業部
~地域のつながりと
私たちの挑戦~」

尾道市発表者

(有)アグリサポート社長・道の駅クロスロードみつぎ野菜市副会長 綾目文雄さん
「農家によろこびを」

綾目さん

●綾 目 
 有限会社アグリサポートで農作業の受委託をしている。農家軒数100戸以上,約20ヘクタール以上の作業をこなしている。19年前に,高齢化している農家を手助けするという形でつくった会社。御調町は,尾道市内から世羅高原に抜ける間で,山間・棚田が多く,また圃場も非常に小さく,効率が悪いため,農作業の受委託では採算がとれないと思い,設立と同時に餅の加工販売をしている。現在は,栽培している広島県の品種「あきろまん」を使い,巻き寿司なども作っている。尾道のJA直売所と道の駅の野菜市でも販売しているので,是非食べていただきたい。
 会社とは別に,道の駅「クロスロードみつぎ」野菜市の役員をしている。野菜市は,当たり前ではあるが,必ず生産者が生産,あるいは加工したものしか販売していない。商品はすべて毎日入れかえる。タマネギやイモ類などは腐らないので置かせてくれという話もあるが,直売所では直接消費者の方から反応がある。毎日,自分の商品がどのように売れ,評価されているかを知ることが,意欲につながるのではないかと思っている。5時を過ぎたら残った商品はすべて店の外に出す。残って人に盗られても,こちらは責任を取らない。それくらいの厳しさを持ってやっている。また,ノウハウがしっかりしているスーパーと競争してもかなわないため,泥くささで勝負している。ポップの作成はパソコンを使わず,手書きで,温かみのあるものにし,どうしておいしいか,どのように食べてほしいか,具体的な情報発信を心がけている。
 道の駅では,消費者の方を対象に農業体験をしている。6年目を迎えた今年は,田植えとトウモロコシの植え付けを行う。昨年は,100名を超える方に参加いただいた。そのほか震災支援として,福島県と茨城県の農産物・加工品を販売している。毎回,御調高校の先生や生徒たち何人かにボランティアで手伝っていただいている。
 直売所はいろいろなことができるわけではないが,これからも,どういうことができるか考えながら,できるだけのことを頑張ってやりたいと思う。
○知 事 
 営農の受託をすると言っても,会社を立ち上げてやると大きなリスクがある。さらに,「クロスロードみつぎ」の野菜市では厳しく指導されている。農家が大変だと誰もが思うが,それを具体的に自分の手で変えようと行動される。たくさんのことじゃなくても,一つでも,二つでも,何か行動ができたらすごく輪が広がる。行動の渦の真ん中にいて,皆さんにいろいろな元気を与えるだけではなく,厳しい中に楽しさを見つけられていると思う。 

よもそろガールズ向島会長 河岡定子さん
「ようもそろうて まちおこし」

河岡さん

●河 岡
 
向島町では,以前より女性会活動が活発に行われていたが,平成の市町村合併の数年後に向島町女性連合会が解散した。その後も,それぞれの地域で子どもの見守り活動,食生活の改善,老後の居場所づくりなど,多岐にわたり活動していたが,みんなで集まり,それぞれの活動を話し合うことでより新しい活動の輪が広がるのではと,平成23年11月8日に6人で情報交換会を持ち「おしゃべり会」として活動を始めた。月1回のゆっくりしたペースで会議を開き,わきあいあいとおしゃべりを楽しんでいる。
 会議の中で,メンバーが幼稚園で「よもそろ焼」と「よもそろダンス」を教えてきたとの報告を受け,大変盛り上がり,今後グループとして「よもそろ焼」と「よもそろダンス」を復活させ,広めることで向島のまちおこしに貢献しようということになった。「よもそろ焼」とは,四方が揃うと書き,いろいろ,様々という意味がある。しまなみ海道開通を機に地元が考案した「おやき」で,具にワケギ,キウイフルーツなど向島の特産品を使う。
 現在は「よもそろ焼」と「よもそろダンス」を向島の保育所,幼稚園,小学校に教えに行ったり,イベントを盛り上げるために「よもそろ焼」を焼いたり,祭りで小学校の生徒さんと一緒に「よもそろダンス」を踊って盛り上げるなど活動している。
 最初はおしゃべり会からスタートしたが,組織化したらとの声が挙がり,向島の四方から人が集まればという思いと,よもそろ焼,よもそろダンスの意味を踏まえて,「よもそろガールズ向島」という名称と会則が決まった。人数も増え,14名になった。これからも協力し合い,刺激し合いながら,イベント等で心のこもったおもてなしはもちろんのこと,学習会も取り入れ,会員が楽しむことを大切にしながら,みんながわくわくするような活動をしていくことで,向島を元気にしていきたい。課題である若い世代に活動をつなげていくために,その育成に心がけ,会員一同,住んでよかったと思える向島のまちづくりのために頑張る。
○知 事
 
女性会が解散しても,みんなで集まってみよう,つながろうと思う人がいる。何事にも第一歩。何かやってみるということが,ここまでつながっている。無理をしない範囲で,自分のできることで一歩一歩進んでいく。そのことによって地域が随分変わっているのではないかと思う。そして,女性のだけでなく,地域の元気につなげていただいている。

御調高等学校3年生 清川智之さん・亀山友哉さん
「悲願への挑戦」

御調高校

●清川・亀山
 
御調高校は今年で創立90周年を迎えた。全校生徒は156人と少ないが,つた祭や中高合同体育大会などたくさんの行事があり,活気あふれる学校。
 男子ソフトボール部は2001年に創部され,翌年にはインターハイ初出場を果たした。2008年には,春の全国選抜大会で準優勝,インターハイでは3位という結果を残した。2012年には,部員11名という少人数ながら,再び全国選抜大会で準優勝を果たし,インターハイでは3位と全国の舞台で活躍できた。これまで準優勝など,数多くの実績を残すことができたが,全国大会優勝という結果は残せていない。僕たちや地域の方々の悲願は初の日本一です。
 普段の練習は,御調中学校男子ソフトボール部と合同でしている。中学生に自分たちの技術を教えることで,自分の技術を再確認することができるなど,多くのメリットがある。また,少人数ではできない練習もすることができ,練習の効率も上がる。
 保護者の方々は遠くである大会でもわざわざ広島から駆けつけてくれる。応援席から聞こえてくる声は,いつも選手の大きなパワーになっている。また,部活動後援会の方々にも多くの援助をいただいている。日頃から支えてくださっている方への感謝をいつも忘れず,勝って恩返しできるよう,日々の練習や大会に臨んでいる。
 御調高校は全校生徒も少なく,もちろんソフトボール部も人数が多くない。しかし,少ないながらも少数精鋭のチーム。地域の方々や保護者の皆さんとのつながりを大切にし,一つの大きなチームとなって,悲願の日本一に向かってこれからも突き進んでいく。
○知 事 
 少ない人数ながら頑張って工夫をして練習し,日本2位や3位になれる。次はトップを目指すということだが,目指さない限りなれない。頑張ったら,きっとトップとなるときが来ると思う。スポーツの世界なので勝つのも大事なことだが,皆さんが応援してくれるのは,不利な条件でも頑張る姿勢を見ているのではないか。その中で実績を出す。きっとそれが評価されているのだと思う。これからも頑張ってほしい。

瀬戸田高等学校3年生 吉田優唯さん・金本卓也さん・日下部歩夢さん
「しまおこし事業部~地域のつながりと私たちの挑戦~」

瀬戸田高校

●吉田・金本・日下部
 
近年,しまなみ海道は自転車の聖地とも言われ,多くのサイクリストが訪れているが,しまなみ海道を渡るだけで,生口島を通り過ぎてしまう。生まれ育った島のために,私たち学生が生口島を盛り上げ,かつてのような活気のある島にしたいと思い,1年半前にしまおこし事業部を立ち上げた。
 しまおこし事業部は全校生徒82名が5つの班に分かれて活動している。一つ目は「柑橘雑貨班」生口島を思い出してもらえるような柑橘を使った雑貨をつくっている。二つ目は「サイクリング班」しまなみ海道で行われたサイクリング大会のコースガイドなどサイクリストの方に島をもっと知ってもらうことに重点を置いた活動をしている。三つ目は「広報班」学校行事やしまおこし事業部の活動を,ホームページや動画を作成して公開している。四つ目は「しま弁当・スイーツ班」瀬戸田町の特産品であるレモンやタコを使った名物弁当やお菓子を製作することを目標に活動をしている。五つ目は「オアシス班」イベント時の拠点となり,写真を撮ってもらえるような目立つ休憩所や販売所をつくっている。
 昨年10月,「しまなみ海道サイクリング大会」に初めて参加した。柑橘雑貨班は生口島をイメージしたキャンドルを140個,スイーツ班はレモンケーキを340個つくり,大会参加者に配布しながら約300名の方と写真を撮った。サイクリング班は参加者110名のコースガイドとして,生口島と隣にある高根島の約35kmを誘導した。しまおこし事業部としてやりがいと喜びを実感できたイベントとなった。
 課題も幾つかあるが,各班の中心となるメンバーで協議・検討し,地域の方々の知恵を借りながら問題解決していきたい。自分たちが知った島の魅力をサイクリストや観光客の方はもちろん,地域の方とも共有していきたい。郷土を愛する学校として,さらにしまおこし事業部を盛り上げ,様々な活動に挑戦し続けていく。
○知 事
 
瀬戸田とか生口島に対する愛情がよくあらわれていると思う。自分の愛情が喜ばれ,それがまた自分の喜びになり,いいサイクルでやりがいになっていく。これからそれぞれの進路,新しい人生を切り開いていくと思うが,こういう郷土愛を持っていれば,どこに行っても大丈夫。生口島もきっと盛り上がるのではないかと思う。

◆知事まとめ

4 傍聴者

 約100名参加

5 その他

 懇談の模様を録画でご覧いただけます。
 こちら(インターネット放送局)からご覧ください。

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