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第11回「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」(24.12.22 府中市)

印刷用ページを表示する掲載日2012年12月22日

 平成24年度 第11回県政知事懇談「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」を,次のとおり府中市において開催しました。

チラシ

 

1 開催日時

 平成24年12月22日(土曜日) 13時30分から14時40分まで

2 開催場所

 府中市保健福祉総合センター リ・フレ : 府中市広谷町919-3

3 内容

取組現場の訪問

訪問先内容

まちづくりグループ
「angolo(アンゴロ)」
【指物濱一】

(府中市上下町)

○上下町出身の若者で
グループ「angolo(アンゴ
ロ)」を結成し,地域の祭
りを中心に,上下町の魅
力発信に取り組む。
○グループ代表は,江戸
時代の商家を再生して姉
と「指物濱一」を開業し,
木工美術,生活道具の製
作・修理と喫茶室を営み,
上下の魅力と奥深さを伝
えるための活動に取り組
む。

諸田(もろた)地区

(府中市諸毛町)

○やわらかく美味しいと
有名な「諸田ごぼう」の産
地。毎年12月開催の「ごん
ぼう祭り」では,ごぼうの
即売とごぼう料理が好評。
○Uターンの若夫婦がハ
ウス栽培のねぎで就農し,
地域を活性化させている。
その中で,今年12月に市
内7番目の集落法人を設
立し,持続的な営農と経
営の効率化を目指す。

 まちづくりグループ「angolo(アンゴロ)」 【指物濱一】

angolo

江戸時代の商家を再生して木工美術,生活道具の製作・修理と喫茶室を営む「指物濱一」を訪問し,上下町の若者が結成したまちづくりグループの,地域の祭りを中心とした上下町の魅力発信の取組についてお話を伺いました。

諸田(もろた)地区

morota

 ごぼうの産地として有名な諸田地区を訪問し,Uターン就農した方の「ねぎ栽培ハウス」や持続的な営農と経営の効率化を目指し設立した集落法人,また「ごんぼう祭り」などでの地域活性化の取組についてお話を伺いました。

県政知事懇談会

◆湯崎知事による挨拶

tiji

◆地域住民の方(5組)による『私の挑戦』の発表

 府中市在住で,あらかじめ選定した方に「人づくり」「新たな経済成長」「安心な暮らしづくり」「豊かな地域づくり」等の分野の取組について発表していただきました。

発表者

氏名等取組内容テーマ

平地緑(ひらちみどり)さん

NPO法人「府中ノアンテナ」理事長

宗藤正典(むねとうまさのり)さん

NPO法人「府中ノアンテナ」副理事

○府中のファンを増やすべく,
幅広い活動を通じて,府中市
の魅力を発信する活動に取り
組む。(H23.5設立)
○個別の事業として,府中家
具職人とともに,家族による
学習机つくり体験を実施し,
地域の子ども達が,小さな頃
から木に親しむことで,木の
ぬくもりを感じ,植物や自然,
環境への意識を育む取り組
みを行う。

府中ノ木育プロジェクト

木下正則(きのしたまさのり)さん

喫茶店「仏蘭絁(ふらんせ)」経営

小田津多江(おだつたえ)さん

「三和スーパー」オーナー 

○府中市の駅前中心地で商
店街のスーパーが閉店し,買
物難民となっている高齢者の
ために,弁当の配食サービス
を始める。
○鮮度が良く,健康的な弁当
の提供とともに,高齢者の健
康保持・安否確認を実施し,
地域コミュニティーの中心とな
っている。
地域の活性化は
お年寄りの食事から

山本聖羅(やまもときよら)さん
福品有希(ふくしなゆき)さん

県立上下高等学校2年生

○入学希望者の増加に向け
て,学校と生徒が協力して上
下高校のPRに取り組む。
○書道部員や美術部員を中
心に,同校ならではの学校ポ
スターを作成し,近隣の中学
校や駅に掲示。

元気な上下町への
チャレンジ
―生まれ育った
地域への愛―

細川訓平(ほそかわくんぺい)さん

県立府中東高等学校2年生

大石翔(おおいしかける)さん

県立上下高等学校1年生

○部員減少から野球部の存
続が危ぶまれていた府中東
高校と上下高校の野球部で,
県内初の高校野球連合チー
ムを発足(H24.8)し,県大会
出場を果たすなど,積極的な
活動を実施。
○チーム発足により,学校間
の交流と,地域を超えた住民
の交流が進み,地域が活性
化。

学校間連携における
部活動の取り組み

たか山千穂(たかやまちほ)さん

府中市立府中中学校3年生

石原郁也(いしはらいくや)さん

府中市立府中明郷中学校3年生

福品和孝(ふくしなかずたか)さん

府中市立上下中学校3年生

四茂野芽衣(よものめい)さん

府中市立第一中学校2年生

※「たか」は「はしごだか」。

○市内全4中学校で,「ストッ
プthe拳~暴力・いじめのない
府中~」を共通スローガンに,
全ての生徒が安心して生活
できる学校づくりを目指す。
○今年度は「掃除」を共通テー
マとし,各学校で取組を行って
いる。

人・物を大切にできる
『府中掃除革命』
~みがこう学校・みが
こう心・みがこう自分~

NPO法人「府中ノアンテナ」代表理事 平地緑さん,副理事 宗藤正典さん
「府中ノ木育プロジェクト」

antenna

●平 地
 「府中ノアンテナ」は,府中市のファンや府中市で暮らす人を増やして,明るく楽しい地域社会をつくることをミッションとして活動している。見逃されている府中市の魅力を発信するフリーペーパーやポータルサイトを作成して情報の受発信やネットワークづくりに取り組んでいる。
 活動拠点として,商店街の中の旧呉服店を提供し,ここで様々なイベントを行っている。これをまちの魅力の一つとし,府中市をより盛り上げていきたい。
●宗 藤
 「府中ノアンテナ」で,森を歩き,木のおもちゃで遊ぶことなどで「木とふれあい,木に学び,木と生きること」,そして子どものころから木を身近に使うことで「豊かな心を育むこと」を目的とした木育プロジェクトに取り組んでいる。
 森林見学から家具工場の見学,机の製作を親子で行う「つくえ,つくろう。」や,企業や保育施設などと一緒に木のおもちゃをつくるというプロジェクトを動かしている。将来的には子どものファーストトイを木のおもちゃに,というところを見据えて活動している。
 府中市といえば府中家具というイメージがあるが,これに加えて,木育のまち府中,木のおもちゃのまち府中として新たな魅力を発信したい。
○知 事
 地域の様々な取組では,行政の施設を使うことはよくあるが,自宅を手入れして開放し,無私の精神で貢献されていることはすばらしい。そしてその「府中ノアンテナ」にたくさんの人が集まり,若い力で府中市を引っ張っている。それぞれ職業を持っている中で,府中の活性化のために自分の時間を使い,人を集め,人に元気を与えていらっしゃると思う。

喫茶店「仏蘭絁」経営 木下正則さん,三和スーパー オーナー 小田津多江さん
「地域の活性化はお年寄りの食事から」

kinoshitaoda

●木 下
 府中市の中心地で喫茶店を経営している。以前はにぎやかな町だったが現在では空洞化が進み,周辺の高齢者の食を支えていたスーパーマーケットが閉店した。これをきっかけに,惣菜や食材も豊富に揃っているが町の中心部からかなり離れたところに店を構えていた三和スーパーと協力し,弁当の配食サービスを始めた。
●小 田
 もともとお年寄りの買い物事情に対して何かできることはないかと考えていたところ,この提案を受けた。少しでも健康づくりに役立つことができればと思い,毎日2種類のメニューを提供している。他にも何種類かの惣菜も提供している。金額設定も無理のないものにしている。
 また,本通りのクリーニング店とも連携し,弁当の提供を始めた。
 現在,仏蘭絁と三和スーパー,消費者全てにメリットがある「三方よし」の状態となって,きちんと商売も回っている。また,仏蘭絁は地域の方々とコミュニケーションがとれる場としても活用できている。
○知 事
 都市の買い物難民は他の地域でも問題になっているが,こうした地域の方の協力と思い切った発想で,商売としても成り立つ仕組みをつくることができる。
 「仏蘭絁」という場やお客さんとのつながり,三和スーパーの持っている物という,もともとある資源を活用されたすばらしいコラボレーションだと感じた。

広島県立上下高等学校 山本聖羅さん,福品有希さん
「元気な上下町へのチャレンジ-生まれ育った地域への愛-」

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●山 下
 上下高等学校の学校宣伝のポスターの題字を書いた。題字の「上下で学ぶ」は,上下町で生まれ育った自分には自然なことだと感じていたが,皆にとってはそうではない現状がある。この題字が,しばらく定員に満たない状態の続いている母校に,1人でも多くの入学希望者を呼ぶことができればと思い,力を込めて書いた。ポスターはJR福塩線の駅や近隣の中学校,上下の商店や公共施設に配布した。
 現在,学校の取組として,少人数学級を生かした指導方法を試みている。私は成果が出てきているのではと感じている。
●福 品
 ポスターに載せてあるマスコットキャラクター「あやめちゃん」を考案した。「あやめ祭り」のキャラクターとして,上下町の人々がうれしくなるよう,また共感できるよう意識してつくった。あやめ祭りだけでなく,上下町全体のマスコットキャラクターにしたいと思っている。
 「上下で学ぶ」を合い言葉につくられた上下高等学校のポスターの力を借りて,元気な上下町や上下高等学校づくりにチャレンジしていきたい。
○知 事
 今,広島県下では小規模高等学校が幾つかあり,それぞれ学校運営に苦労している。その中で生徒自ら学校や地域の魅力づくりに取り組み,PRにも貢献しているのは本当に頼もしい。
 お二人の話から,上下への大きな愛情を感じた。お二人のような若い人がこれから活躍していけば,上下町の将来も本当に明るいと思う。

広島県立府中東高等学校 細川訓平さん,広島県立上下高等学校 大石翔さん
「学校間連携における部活動の取組」

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●細川・大石
 部員数減少のため,単独では大会に出ることが不可能となった府中東・上下高等学校の野球部で連合チームを結成することとなった。当初は,お互いのことをよく知らないため気を使いながらのプレーとなったり,実践経験の少なさからチームとしても個人としても野球をよく理解していなかったりといった課題があった。
 そこで合宿等で多くの時間を共有し,練習試合をこなすことで課題の克服に取り組んだ。少しずつチームとしての結束が芽生え始め,秋季大会では予選を突破し県大会へとコマを進めることができた。しかし県大会の初戦は昨年の春の甲子園にも出場した強豪校で,悔しい敗戦に終わった。だが,練習を重ねた結果予選を勝ち抜いたこと,県大会で1勝することの難しさを学んだことなど多くの収穫があった。
 連合チームとしての活動を通して,好きな野球を続けられた上,勝つ喜びを味わうことができた。部員が増えて連合チームを解消しても,連携を継続し切磋琢磨していきたい。これからも野球部の活動を通して,それぞれの地域,学校を活気づけたい。
○知 事
 いつも一緒に過ごしている生徒ではないため,戸惑ったり,気を使ったりすることもあったと思う。だがそれを乗り越え,力を合わせて県大会出場というすばらしい結果を残すことができた。大変頑張られたと思う。来年も是非それぞれ頑張ってほしい。

府中市立府中中学校 高山千穂さん,府中市立府中明郷中学校 石原郁也さん,府中市立上下中学校 福品和孝さん,府中市立第一中学校 四茂野芽衣さん
「人・物を大切にできる『府中掃除革命』~みがこう学校,みがこう心,みがこう自分~」

chugaku

●高山・石原・福品・四茂野
 府中市内の4中学校では,「ストップthe拳~暴力・いじめのない府中」を共通スローガンに清掃活動に取り組んでいる。美しく整えられた環境を自らつくることが安心して生活できる学校づくりにつながると考えている。
 清掃活動や4校で連携しての研修会等を通して,清掃だけでなく物を大切に使うことを学んだ。また地域の清掃活動を通して心を磨き,地域にも愛着を持つことができた。
 この活動で,自分たちはやればできるという自信を付けることができた。これからも仲間との絆を大切にし,いろいろなことにチャレンジしていきたい。
○知 事
 府中市という地域が協力しながら様々な取組を進めていることを改めて感じた。府中の将来を担う中学生たちが「自分たちはやればできる」と考えている。中学生のころからこの意識を持ち,中学生としての役割を担っていただいている。今回の発表者を見ると,高校生,社会人になってもその思いを各世代が持ち続けている。すばらしいことだと思う。

◆知事まとめ

4 傍聴者

 約160名参加

5 その他

 懇談の模様を録画でご覧いただけます。
 こちら(インターネット放送局)からご覧ください。

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