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第6回「湯崎英彦の宝さがし-未来チャレンジ・トーク」(24.1.14 廿日市市)

印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日

 平成23年度 第6回県政知事懇談「湯崎英彦の宝さがし-未来チャレンジ・トーク」を,次のとおり「大竹市,廿日市市」地域において開催しました。

第6回チラシ

1 開催日時

 平成24年1月14日(土曜日) 13時30分から15時10分まで

2 開催場所

 廿日市市中央市民センター(公民館)1階講堂 : 廿日市市天神11-29

3 内容

(1)湯崎知事による『ひろしま未来チャレンジビジョン』の発表

(2)地域住民の方(3名)による事例発表 

取組内容等

発表テーマ等



松川 公三(まつかわ こうぞう)さん

○ 三ツ石シニアクラブ
○ 幹線交通検討分科会会長
○ 「ホタル会」代表

○ 大竹市三ツ石地区における
「乗合タクシー」導入など地域交
通対策
○ 高齢者サロンや「筋トレ教室
」の開催など,高齢者の交流の
場づくり,健康づくり
○ コミュニティ誌の発行などの
取組を通じて,地域を活性化

三ツ石地区のまちづくり

廿


岡村 秀豊(おかむら ひでとよ)さん

○ 四季が丘地区自主防災連絡協議会
議長

○ 防災マップの作成など,地域
住民の防災意識の向上
○ 防災訓練の企画・実施など
を通じた,安全・安心な地域づくり

四季が丘地区自主防災連絡協議会
- 私たちの町は私たちで -

廿


野村 直(のむら なお)さん

○ 「おひさまパン工房」店主

○ 宮島にて,パン工房を経営
○ 瀬戸内の食材と石釜を使っ
て作った,こだわりのパンを島
民へ提供し,住民とのふれあい
と高齢者が安心して暮らせる地
域づくりを推進

パンを通じた絆づくり

(3)意見交換

  • 会場参加者との意見交換
  • 会場から『私の挑戦』を発表

氏名・職業等発表テーマ等


鍵山幸恵(かぎやまさちえ)さん

・ヘルパー

「手すき和紙をすく」

廿


河田悠希(かわたゆうき)さん

・佐伯中学校2年生

「僕の夢 ~アーチェリーを通して~」

廿


井上彩(いのうえあや)さん
新田有莉(にったゆり)さん
金子真里奈(かねこまりな)さん
野坂皇太(のさかこうた)さん

・宮島工業高等学校3年生

「デザイン力を活かした地域貢献」
廿


久保田悟(くぼたさとる)さん

・七尾中学校3年生

「けん玉を世界に」



高岡千鶴(たかおかちづる)さん
井上美咲(いのうえみさき)さん

・大竹高等学校1年生

「大竹の特産品を美味しく気軽に『ミート茸

3兄弟』」

4 参加者

 約230名参加

5 その他

 懇談の模様を録画でご覧いただけます。
 こちら(インターネット放送局)からご覧ください。

6 結果概要

湯崎知事による「ひろしま未来チャレンジビジョン」の発表

全体ビジョン

地域住民の方による事例発表

3人

大竹市 松川 公三さん
「三ツ石地区のまちづくり」

matukawa

●松 川
 人口減少,高齢化の進む地域で,「自分でできることは自分で」ということで,安全に暮らせる地域づくりに取り組んでいる。
 主な取組としては,「高齢者の筋肉トレーニング・介護予防」,「乗合いタクシーでの移動手段の確保」,「高齢者のふれあいの場の創出」,「地域の情報を共有するタウン誌の発行」の四つに挑戦している。
 今後の課題は,男性の行事への参加が少ないことと,後継者の少なさである。課題解決のために,皆さんと知恵を出し合っていきたい。地域の皆さんと一緒に住みよい安心した高齢者のまちづくりに努力していきたいと思う。

○知 事
 高齢化が進むことは,どこの地域でも大変な課題だが,まさに高齢者御自身が中心になって,自分たちができることは自分たちがやるんだ,どうしてもできない部分で,行政に手伝ってほしいという形で進めておられる。やはり自分たちで取り組むと「自分ごと」になり,より活性化していくということは,私も県内各地を回って感じていることである。
 松川さんがリーダーとなってそれを進めているからこそ,この三ツ石地区のこれだけの活動につながっているのだと思う。こういった取組が県内各地で増えることを大変嬉しく思う。

廿日市市 岡村 秀豊さん
「四季が丘地区自主防災連絡協議会 ~私たちの町は私たちで~」

okamura

●岡 村
 四季が丘地区自主防災連絡協議会で,町内の自主防災活動をサポートしている。
 住民の約15%が受講している普通救命講習の実施,オリジナルの防災マップの作成,市役所や消防本部,警察署,病院(DMAT),FMはつかいち等と連携した防災訓練の実施,講演会の開催等に取り組んでいる。
 今後は,自主防災に対する意識の高揚活動の継続や,自主防災活動を通じて,住民のコミュニケーションと地域の和を広げることに取り組んでいきたい。また,学校,PTA,寿会等の連携も推進していく。
 自主防災活動が広がり,人脈が形成されることによってコミュニティーの和が広がり,住民同士のつながりや,夏祭りなどのコミュニティー活動にも相互の連携が見られるようになって,団地の活性化にも役立っていると思われる。
 「自分たちの地域は自分たちで守る」をモットーに,災害に強い四季が丘をつくり上げていきたい。

○知 事
 この四季が丘の取組というのは非常に重要だと思う。東日本大震災では,地区によって人命の被害状況が大きく違っていた。一人も犠牲者を出さなかったという地区では,日ごろから防災組織が充実し,訓練が行き渡っていたと聞いた。地域のことは地域でやる,自分たちの手で地域をつくっていく,ということが結果として訓練に多数の方が参加され,大学の講師の方々の講義,DMATとの連携など,非常に高いレベルのものとなっている。
 ひろしま未来チャレンジビジョンの中にもあるが,県民の皆さん一人ひとりが広島県を変えていくということを実感できる事例であると思った。防災上という意味以外にも,団地の活性化にもつながっているところもすばらしい。

廿日市市 野村 直さん
「パンを通じた絆づくり」

nomura

●野 村
 宮島でパン屋を経営し,地域の絆づくりに取り組んでいる。もともとは宮島の人間ではないが,濃い人間関係の築かれている宮島で,1対1の関係を強くしたいという思いから宮島に来た。宮島の住民の方の話を聞くと,高齢者の方は火のそばに立ちたくない,重いものは持てない,という声が多かったため,パン屋を始めた。
 しゃもじの端材を燃料の炭にしたり,宮島の「消えずの火」を採火してパンを作ったり,宮島らしい製法を意識してつくっている。また「地産地製」を意識して,山の幸,島の特産品など広島の食材をつかっている。
 パン屋をしていると,お客様から感謝されること,住民の皆さん同士の絆に触れさせていただくことが多く,やってみてよかったと思う。また,それぞれ単独で経営しているお店同士の交流もあり,古本市やノミの市等を共同で開き,一緒にお客様をおもてなしする活動をしていて,そういったことも宮島の魅力の一つだと思う。
 これからは,まだ使っていない地元の特産品を使ったパンづくりや,職場体験機会・企業体験談の提供,パン教室の開催をしていきたいと考えている。

○知 事
 まず,しゃもじの端材を燃料にすることは,バイオマスエネルギーであり,再生可能エネルギーを使っておられるところがすばらしい。広島県の大きなテーマに「イノベーション」を掲げているが,捨てるものが価値を生むものになる,という意味で,まさにイノベーションだと思った。イノベーションはとても難しいことだと思われる方が多いが,こういった身近な取組で地域,経済の活性化につながっていく好例だと思う。
 私が非常に教訓深いと思ったのが,そもそも,パン屋という目的があって宮島に来たわけではなく,地域のために何ができるかというところから考えて,パン屋をやればいいじゃないかと思い,実際にパン屋をやってしまうという行動力である。この実際に行動に移すという,「最後の一歩」を踏み出すことによって,イノベーションが起き,大きなつながりが生まれてきたのだと思う。

意見交換

会場の皆さんとの意見交換

質問1

●質問者A (野村さんに対する質問)
 高齢者が多いので,やわらかく,高齢者がたくさん食べられるパンを作られているのか。

●野 村
 最初は食パン3種類しかつくっていなかったが,クリームパンやメロンパンなど,やわらかいパンを順次増やしていった。

質問2

●質問者B (岡村さんへの質問)
 在住外国人と避難所体験を行ったところ,言葉の壁もあり,大変トラブルの多い避難訓練となった。四季が丘ではそのような経験をなさったことはあるか。
 それを踏まえて,FMはつかいちで,様々な言語で生活情報を放送してる。もしも聞いたことがあれば,感想をいただきたい。

●岡 村
 四季が丘は新興団地なので,外国人の方はほとんどおられない。
 FMはつかいちさんは非常に協力的で,我々も生放送で出演して,防災訓練や夏祭りの情報などを流している。非常に有効なツールであると考えている。

質問3

●質問者C(知事への質問)
 今回のチャレンジ・トークで広島を元気にしていこうと言われているが,その具体的な目標値を教えてほしい。

○知 事
 チャレンジビジョンは県政全般にわたるビジョンなので,非常にたくさんの目標があり,ビジョンで掲げている目標値もあれば,個別の計画に落としている目標もある。
 例えば観光の分野では,観光客を増やすことが目標だが,現在約5600万人の観光客を,当面10年で7000万人にする,平成24年度は,530万人増という目標を立てている。このような目標がそれぞれの分野で立ててあるので,全ては紹介できないが,県の計画等をご覧いただくと,関心の分野でご理解いただけると思う。

『私の挑戦』について,会場から発表

大竹市 鍵山幸恵さん
「手すき和紙をすく」

kagiyama

●鍵 山
 退職しても社会との接点を持ち続けたい,また,人のぬくもりが伝えられることをしたい,という思いから,大竹市の手すき和紙保存会で和紙をすいている。
 手すき和紙は,材料となるコウゾを育てる工程,紙をすく工程など,多くの人々の手を経てつくられる。手すき和紙を使う機会には,人のぬくもりに思いをはせていただけたらと思う。
 近年,手すき和紙の使われる機会が減り,手すきの技を守っていくためにも,新たな和紙の使い方,また使い手を模索していかなければならないと思っている。
 また,世界遺産の原爆ドーム,宮島を経て1時間余りの好立地にある大竹市の伝統的手すき和紙の工程を国内外の方々に見てほしい。
 最近,後継者もでき,うれしく思っている。これからも,人のぬくもり「手すき和紙」を,多くの方に使っていただけたらと思っている。

○知 事
 人のぬくもりと手すき和紙の技術を,次世代へつなげていくことに挑戦されている。私もときどき大竹の手すき和紙のはがきを使わせていただいているが,使っていてとても気持ちがいいものだと思う。

廿日市市 佐伯中学校2年生 河田悠希さん
「僕の夢 ~アーチェリーを通して~」

kawada

●河 田
 昨年,日本代表として世界ユースアーチェリー選手権大会に出場し9位になった。この世界大会に出場し,他の選手の集中力の高さ,メダルをとることの難しさに改めて気付いた。大会が終わり,もっと力をつけたい,弱点を克服したいと思い,負けた試合をしっかり振り返るようになった。また,支えてくれている人たちへの感謝の気持ちを強く持つようになった。
 失敗を次に生かすことや,感謝の気持ちを持つことがオリンピックに出場する鍵だと思っている。これからも大好きなアーチェリーに一生懸命取り組み,4年後のブラジルのリオデジャネイロオリンピックの日本代表になりたいと思う。そして,金メダルをねらいたい。

○知 事
 オリンピックの金メダルはとても大きな目標だと思うが,お話を聞いていると,目標に対して,とても冷静な観察力と強い気持ちを持っていらっしゃるので,本当に達成できるのではと思った。ブラジルの広島県人会は規模が大きいので,たくさんの人に応援してもらえるのではないかと思う。是非頑張って夢を達成してほしい。

廿日市市 宮島工業高等学校 井上彩さん,新田有莉さん,金子真里奈さん,野坂皇太さん
「デザイン力を活かした地域貢献」

mitajimakougyou

●井上・新田
 広島県の「高校生の起業家精神育成事業」で採択されたビジネスプランとして,宮島工業高等学校インテリア科の3年生7名で,三女神扇子を考案,製作した。
 宮島工業高等学校インテリア科では,3年前から宮島口アート化事業に取り組んでおり,宮島に伝わる三女神を主なモチーフとしてきた。この三女神と日本の伝統工芸の扇子を組み合わせることにより,宮島の新しいおみやげにならないかと考え,扇子の表には三女神を,裏には宮島島内のイラストマップを載せた「三女神扇子」を製作した。
 今回製作した扇子は,商品としてお客様に購入していただくものだったので,妥協せず,緊張感を持って製作した。
 イラストの仕事に就きたいというメンバーにとっては,初めて世に出した作品であり,この経験が将来への第一歩となり,大きな目標につながるかもしれない。このチャレンジはとても大きな自信になった。これからもそれぞれの目標に向かって挑戦していきたい。

○知 事
 私も会社をやっていたので分かるが,物を売るということは,非常に大変なことだと思う。経験をしたことは,社会に出たときに大いに役立つと思うので,これからも頑張っていただければと思う。

廿日市市 七尾中学校 久保田悟さん
「けん玉を世界に」

kubota

●久保田
 けん玉発祥の地である廿日市で,「けん玉」に挑戦している。今ではけん玉道5段を持っており,昨年は大人も出場する大会で全国2位になった。
 けん玉は,膝をたくさん使うため,足腰が強くなり,集中力も高まると思う。このような魅力のあるけん玉を,世界の人々にも伝えていきたい。まずは,広島県内のイベント等に出演し,けん玉を広めていきたいと思っている。
 いずれ,けん玉の世界大会が開催されるようになったら,日本代表として活躍したい。

○知 事
 道をきわめるというのは,やはりすばらしいことだと実感させてもらった。そして,大きな夢に向かって,自分がやろうという気持ちを持って前に進んでいくということが本当に人を動かしていくのではないかと感じた。

大竹市 大竹高等学校 高岡千鶴さん,井上美咲さん
「大竹の特産品を美味しく気軽に『ミート茸3兄弟』

takaoka

●高岡・井上
 食肉惣菜創作発表会の広島県大会で,JAや農園等の協力を得て,しいたけや広島菜漬けなど,大竹市,広島県の特産品を使用した「ミート茸3兄弟」を応募し,最優秀賞を受賞し,全国大会に出場した。
 私たちは大竹市の様々な特産品をもっと地域の方に知っていただき,地産地消を進めたいと考えている。そのため,ミート茸3兄弟の料理教室の開催,地域のお肉屋さんの御協力のもと,惣菜としてミート茸3兄弟を販売するイベントを計画している。
 ミート茸3兄弟をきっかけとして,私たち若い世代で大竹市をさらに元気にしていくことに挑戦していきたい。

○知 事
 地域の特産品を普通に使うだけでなく,一工夫,二工夫して,県の代表になったというのはすばらしいと思う。一つ一つ,ちょっとしたことから,思い切って実行していくことがいかに地域を豊かにしていくか,その好例ではないかと思う。

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