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株式会社Bee-Hive

印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日

株式会社Bee-Hiveの取組

  • みんなが集まり,職場を身近に感じ,相互理解が深まるイベントです。
  • 帰宅を促す声かけが,お互いにできるようになりました。
  • 参加した子どもの姿に,保護者たちは成長を感じました。

職場に,仕事の仲間に,子どもたちに,新しい発見。

壁新聞高齢者・障害者・スタッフ・子ども・地域住民が,気楽に参加できる昼食交流会の後,「たてもの探検」と称して,職場の施設を見学してもらいました。車いすを押してみて,実際に乗ってみたり,点字を専用のツールで打ってみたりといった「ふくしのしごと体験」「しょうがい体験」も実施しました。
介護車に車いすのまま乗る際にはリフトを使いますが,その体験を実際に行ってみると,ただ乗るだけではなく,声をかけながらでないと危ないことなど,気付くことがたくさんあったようです。
スタッフの子どもたちは,保護者の職場や福祉に対して興味が強いことが分かり,また来たいとの声も多くもらいました。職員の保護者たちからは,障害者や高齢者と自然に過ごしている姿に成長を感じたとの声も挙がりました。スタッフや子どもたちが一同に集まり,さらに職場を身近に感じ,相互の理解が深まるイベントになりました。
子どもたちが職場に来る機会が増え,スタッフ間で,子どもについて話す様子や相談をしている様子が見られるようになりました。若いスタッフは,先輩にワーク・ライフ・バランスについて聞くきっかけとなったようです。また帰宅を促す声かけが,お互いにできるようになっています。

壁新聞 (PDFファイル)(403KB)

取組風景の写真1取組風景の写真2取組風景の写真3

こどもの職場参観日の取組

開催日時 平成23年7月23日 開催場所 指定障害福祉サービス事業所
Bee-Hive 生活介護事業所
こどもの参加人数
(学年または年齢)
7人
(9か月〜小学4年)
こども以外の参加人数 10人
主な取組内容 12時15分〜スタッフ,利用者(高齢者・障害者)交流昼食会
13時15分〜職場見学:自宅との違いを探そう
13時30分〜車いす介助体験:車いすを押してみよう
13時45分〜車いす体験:車いすに乗ってみよう
14時00分〜点字体験:点字を書いてみよう
14時10分〜まとめ
取組のきっかけや背景 当社は,福祉事業所として,障害や年齢に対して必要とされる介助や介護,相談支援,情報提供などのサービスを,それぞれ組み合わせて提供することによって,生活を支えるだけでなく,役割ややりがいを一緒に過ごす中で見出し,その人なりの社会参加を支えることに力を注いでいる。それは,利用者に対してのみならず,人としてのスタッフも同様に考え,スタッフも子ども同伴の出勤を実施している。Bee-Hiveに存在する一員として,スタッフ,子ども,利用者もそれぞれの役割を持つことを目指している。スタッフ,子どもそれぞれに対して,一同に会す機会を設定し,さらにBee-Hiveを身近に感じ,相互の理解の促進を目指すために実施することとなった。
取組にあたって工夫した点・苦労した点 高齢者,障害者,スタッフ,子ども,地域住民が,自然に過ごせる環境として昼食交流会を設定したこと
車イス(4種類),点字盤(2種類)を準備したこと
車イスの体験や点字などの体験を盛り込んだこと
子ども達にわかりやすいように,リフト車を利用したこと
取組に伴う効果,
従業員の変化等
子ども達がBee-Hiveに来る機会が増えた。
スタッフ間で子どもについての話や,相談をしている様子が見られた。
参加者の声 子ども達からは,またBee-Hiveに来たいとの声が多かった。ご飯がおいしかった,車イス,点字が楽しかったとの声も多かった。
スタッフからは,子どもが職場や福祉に対して興味が強いことに驚いたとの声があった。子どもが,障害者や高齢者と自然に過ごしている姿に成長を感じられたとの声もあった。また,子連れで出勤するスタッフの中には自分の子どもだけが迷惑をかけているのではないかといった不安があったが,ほかのスタッフの子どもが過ごしているところを見られて安心できたとの声もあった。

職員の相互理解と,地域交流。[社会的取組]

スタッフに,ワーク・ライフ・バランスについて,社会福祉士による講習を行った後,グループワークで,各自のワーク・ライフ・バランスについて話し合い,相互理解を深めました。
Bee-Hiveは,C–Core東広島というコミュニティに参加していますが,他コミュニティ参加者たちと協力して,住民・地域・スタッフ・サービス利用者(高齢者・障害者)が交流できるイベントとして,昼食交流会を開催しました。

社会的取組

(1)ワークライフバランス

開催日時 平成23年7月23日 開催場所 デイサービスBee-Hive
こどもの参加人数
(学年または年齢)
0人 こども以外の参加人数 5人
主な取組内容 企業等における従業員のワーク・ライフ・バランスを推進するための取組
取組のきっかけや背景 他企画と合わせて行うことで,家庭の大切さや役割など,具体的にイメージしやすい状況で行うこととした。
取組にあたって工夫した点・苦労した点 利用者の送迎や相談対応で予定人数より大幅に減ったが,後日資料配布や個別対応をしたこと。
取組に伴う効果,
従業員の変化等
帰宅促しの声かけがお互いにできるようになったこと。
参加者の声 具体的なバランスのとり方など,若いスタッフが先輩の話を聞くきっかけとなったとの声があった。

(2)相互交流会(昼食交流会)

開催日時 平成23年7月23日 開催場所 指定障害福祉サービス事業所
Bee-Hive 就労移行支援事業所
こどもの参加人数
(学年または年齢)
15人
(9か月〜中学3年生)
こども以外の参加人数 45人
主な取組内容 地域社会との相互交流(企業等と地域社会との相互交流を図る取組)
取組のきっかけや背景 C-Core東広島というコミュニティに参加しているBee-Hiveとして,他コミュニティ参加者たちと協力して,住民,地域,スタッフ,サービス利用者(高齢者・障害者)との交流を図るものとして実施した。
取組にあたって工夫した点・苦労した点 コミュニティ参加者との関係調整。
取組に伴う効果,従業員の変化等 地域への福祉事業への理解の促進が図れたこと。
参加者の声 輪を感じた。食事がおいしかった。
いろいろな人が参加することで,お互いの理解が深まった。
一緒に過ごす機会をまた作って欲しい。

取組風景の写真1取組風景の写真2取組風景の写真3

企業概要

企業名 株式会社 Bee-Hive
住所 〒739-0042 広島県東広島市西条町西条東848番地1
電話番号 082-490-4499
業種 総合福祉サービス事業所
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