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第1回ひろしま里山ソーシャル・カフェ(平成28年8月28日・福山市)の開催状況

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年9月2日更新

カフェのれん

第1回「ひろしま里山ソーシャル・カフェ」を次のとおり,開催しました。

(開催概要)
〇日時 平成28年8月28日(日) 13:30~17:00
〇会場 とおり町交流館(福山市笠岡町1-13)
〇テーマ 女性の力で元気な地域づくり

とおり町交流館の写真

会場の「とおり町交流館」は,緑豊かなとおり町に面したマンションの1階にある多目的ホールで,福山本通商店街
振興組合により管理運営されています。カナダ産の木材やレンガを使ったホールは,セミナー,講演会,ギャラリー
などに使用されています。

台風の接近により,天候が心配されましたが,当日は穏やかな曇り空で,多くの方に御来場いただきました。テーマが
「女性の力による地域づくり」であったため,参加者の多くは女性でした。

プレゼンテーション

「かわいい」が地方を元気にする メンターゲスト 正能茉優(しょうのう まゆ)さん

正能さん 

株式会社ハピキラFACTORYのFounder&Producerの正能さんから,これまで取り組んできた商品開発などについて,
お話ししていただきました。

正能さんは,東京生まれの東京育ちで,大学のインターンで長野県小布施町でのまちづくりに関わったことをきっかけに
地方に目を向けることになりました。当時,まちづくりの話をしても,道路や建物のことばかりだったので,「もっといろいろ
な話をしたい」と思った正能さんは,全国から若者を集めて「小布施若者会議」を開催することにしました。

この会議を開催するまでのおよそ2年間,地元に溶け込むため,ほぼ毎週小布施町まで通ったそうです。こうした努力
が実り,「小布施若者会議」には240人にも参加していただき,新たなプロジェクトも生まれ,移住者も出てくるなど大成功
したそうです。
ただ,この会議の女性の参加率が低く,「女の子は,地方を食わず嫌いしている」と思い,「かわいい」モノをきっかけに
地方のファンを増やしていこうと考えたそうです。

こうした中,小布施町の方が,地元の銘菓「栗鹿の子」をバレンタインギフトとして販売しようとしていました。正能さんは,
このお菓子が美味しいことを知っていましたが,パッケージがあまりよくないと思っていたため,ハート形の容器に入れる
ことを提案されたそうです。
当時は商品の製造・販売に携わったことはまったくなく,商品のロットを調達するのに苦労したそうですが,友達の協力
などを得て,無事に目標の2,000個を販売できたそうです。

正能さんは,「付加価値を見える化した商品」をつくり,広め,売ることが地方創生の方法の一つと考えられています。
このためには,商品の背景にあるストーリーが重要だそうです。
「まじヤバい」など,若者言葉を連発しつつ,女性視点での地域づくりに欠かせないポイントを分かりやすく,かつ面白く
話していただいたので,参加者の皆さんも楽しそうに聴き入っていました。

正能さんプレゼン1 正能さんプレゼン2

地域における女子力 広島ゲスト 吉宗五十鈴(よしむね いすず)さん

吉宗さん写真

吉宗さんからは,自らが主宰する「世羅高原カメラ女子旅」や,副編集長を務めている「ひろしま食べる通信」などの取組に
ついて,お話ししていただきました。

吉宗さんは大学卒業後,東京での雑誌社勤務を経て,結婚を機に世羅町へ移住されました。花観光農園で広報の仕事に
携わる中,もっとうまく写真を撮りたいと思い,写真愛好家の集まりなどに参加されていました。当時の写真愛好家の多くは
男性で,コンクールで順位を競い合ったり,最新型の機材を求めたりと共感しづらいことが多かったそうです。

SNSの普及に伴い,個人が容易に情報発信できるようになりましたが,吉宗さんは,「女性は体験や想いを『共有』すること
が多い」と感じ,この動きをうまく取り入れたツアーを企画することになりました。世羅町は宿泊施設が少ないため,訪問客
の滞在時間が短く,地元であまり消費してもらえない状況でした。そこで,農家民宿を取り入れ,滞在の長期化と地元住民
との交流を図ったところ,大変好評でリピーターも多く,世羅のファンづくりに大きく貢献しているそうです。

また,今年7月創刊の「ひろしま食べる通信」の副編集長も務めておられます。「食べる通信」は,食のつくり手を特集した
情報誌と彼らが収穫した食べ物がセットで届く定期便です。「ひろしま食べる通信」の購読者の65%は女性で,その多くが
届いた商品やその感想などを写真付のSNSで発信してくれ,情報の拡散を担ってくれているそうです。

自らの企画内容について,女性の視点から分かりやすくお話ししていただいたので,参加者からは「取組の経緯などが参考と
なった」などの感想が寄せられました。

吉宗さんプレゼン

ソーシャル・トーク

ファシリテーターの指出さん(月刊「ソトコト」編集長)の進行により,2人のゲストのトークを掘り下げ,ワールド・カフェでの
テーマが次の5つに決められました。

●広島の里山にある女子的にカワイイものってなに?
●広島の里山にある資源で女性にヒットしそうなものは?
●地域の中でプロジェクトを進める時に心配なことは?
●広島の里山に対して広島の人間だから出来ることってなに?
●自分が一番興味あること!やってみたいこと!

ソーシャル・トーク

ワールド・カフェ

参加者の皆さんに8つのグループに分かれていただき,ワールド・カフェに臨みました。まずは,グループ内で自己紹介
をしていただき,5つのテーマの中から,グループで1つのテーマを選んでいただきました。

前半は<あるあるトーク>と題して,各グループのテーマに沿ったモノやコトを,「こんなのあるある」と付箋紙に書き出し,
貼り付けていきました。「里山にある資源」を選んだグループでは,地域で生産されている農産物や美しい自然などで,
話が盛り上がっていました。
中盤は<なれなれトーク>と題して,テーマに即した理想の姿や未来のイメージを付箋紙に書き,貼り付けていきました。
後半の<Pledge!~約束・公約~>では,参加者は席を立ち,各グループで貼り出された内容を見て回り,「これなら
関われそう」という内容について,星形の付箋にコメントを書いて貼り付けていきました。議論の内容が,グループごとに
それぞれ異なっていたので,参加者の皆さんは興味深くじっくりと見入ってました。

あるあるトーク 公約・約束の写真

終わりに,各グループでの議論の状況について,それぞれ簡単に発表していただき,ふりかえりを行いました。
指出さん,正能さん,吉宗さんには各グループを回っていただきましたが,ゲストの皆さんも発表内容に興味津々で,
助言していただいたり,エールを送っていただいたりしました。

参加者の皆さんからは,「自分が思いつかないようなアイデアが聞けてよかった」や「活動のヒントが得られた」などの
意見が寄せられました。

ふりかえりの写真 集合写真

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