平成30年10月15日,中央労働委員会及び労働紛争解決ネット広島(※)の共催により,広島YMCAにおいて,労使関係セミナー(参加者143名)を開催しました。
(※労働紛争解決ネット広島とは,個別労働関係紛争の相談やあっせんを行っている機関(広島労働局,法テラス広島,広島県商工労働局,広島県労働委員会,社労士会労働紛争解決センター広島,広島弁護士会)が相互に連携を図るために設置した協議会です。)
厚生労働省の「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」に委員として参画された,野川忍氏をお迎えし,パワハラ規制に対する検討会での認識・検討状況や,法制化に係る今後の展望等について,ご講演をいただきました。
<講師>
野川 忍 氏 (中央労働委員会東日本区域地方調整委員会議委員長,明治大学法科大学院教授)
<テーマ>
職場のパワーハラスメント防止対策 ~「検討会」報告書を受けて
パワハラに関する具体的な紛争解決事例を基に,パネリストが,公労使の立場から,意見交換を行いました。
<コーディネーター>
野川 忍 氏 (中央労働委員会東日本区域地方調整委員会議委員長,明治大学法科大学院教授)
<パネリスト>
山川 和義 氏 (広島県労働委員会公益委員,広島大学大学院法務研究科教授)
工藤 勇行 氏 (広島弁護士会・労働法制委員会副委員長 弁護士)
得納 早江 氏 (広島県社会保険労務士会 特定社会保険労務士)
同日,県庁において,労働紛争解決ネット広島の構成機関の専門家(弁護士,社会保険労務士,労働相談員)が,相談者9名の個別相談に応じました。