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茶山マンガ

江戸時代の儒学者・漢詩人の菅茶山にまつわるエピソードや,茶山が詠んだ漢詩をマンガにしました。
茶山マンガは,近世文化展示室の「菅茶山の世界」で各特集展示に合わせて公開しています。
→菅茶山に関しては,「黄葉夕陽文庫と重要文化財菅茶山関係資料」のページを御覧ください。

【対潮楼】
近世文化展示室 特集展示 第19回 「菅茶山と鞆の浦」にて公開中!
菅茶山と鞆の浦今回は,「菅茶山と鞆の浦」に合わせた漢詩を紹介するよ!

茶山マンガ

【漢詩「対潮楼」(『黄葉夕陽村舎詩』巻4)】

〔原文〕                  〔訓読〕
評品江山人不同      江山を評品すること 人びと同じからず
傍観遠客眼応公      傍観の遠客 眼 応(まさ)に公なるべし
望看朱棟懸天半      望み看る 朱棟 天半に懸(か)かるを
来見蒼岩挿水中      来たり見る 蒼岩 水中を挿すを
島嶼断連松石影      島嶼(とうしょ) 断連す 松石の影
雲涛豁達帆檣風      雲涛(うんとう) 豁達(かったつ)す 帆檣(はんしょう)の風
休言邦俗誇郷土      言う休(な)かれ 邦俗 郷土を誇ると
果爾霊区甲大東      果たして爾(しか)り 霊区 大東に甲たり

〔意訳〕
どの山河を一番とするかは,人それぞれ違う。
客観的に見る遠方の客の眼は,公平にちがいない。
遠くを見やれば,朱色の棟が天中に懸(か)かり,
近くを見やれば,蒼い岩が海中に刺さっている。
途切れ連なる島々に,松や石が影を落とし,
雲は波のように広がり,帆柱は風を受けて広がる。
言ってくれるな,日本人が故郷自慢をしていると。
やっぱりそうだ,神々しいこの景色は日本一。


 当館は,北海道博物館による企画「おうちミュージアム」の趣旨に賛同し,参加しています。

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