高速道路での事故処理《高速隊》
平成25年7月,高速隊に一通の手紙が届きました。
それは,7月7日午後,中国横断自動車道の三次東インターチェンジ付近で単独事故を起こした観光バスに,客として乗車していた女性からの手紙でした。
幸い乗客にケガはありませんでしたが,知らない土地での突然の事故で,多くの方はこれからどうすればよいのかと・・・
不安のなか,現場に駆けつけた高速隊員が,優しく対応してくれたことに対するお礼の内容でした。
~手紙の内容~
事故処理をして下さいました警察官の方々に,とても親切にしていただき,感謝の気持ちで一杯です。知らない土地での突然の事故で,ショックや疲れもありましたが,優しく思いやりがあり,迅速で適切な誘導により,安全に移動することも出来ました。
「大丈夫ですか?」「気を付けてくださいね」と何度も声をかけて下さり,迎えのバスを待つ間に「おまわりさん,優しいね!」と乗客同志,会話をしていました。
事故は決してあってはならないことですが,皆様のお心遣いに感動し,感謝しております。
本当にありがとうございました。・・・
突然の交通事故!誰もが何をどうすれば・・・と動揺するものです。
ましてや高速道路という特殊な環境のなかでの交通事故です。事故関係者を落ち着かせ誘導すること。それが二次被害防止にいかに重要なことか。
死と隣り合わせの高速道路!過去幾度と悲惨な事故を目の当たりにしている高速隊員だからこそできた沈着冷静,優しい対応だと思います。
関係警察官のコメント
警察官A
当たり前の事を当たり前のようにしただけでしたが,お礼の手紙をいただいてとても嬉しく思います。
警察官B
当日は雨も降っていたことから,橋梁下に避難してもらい,こちらも落ち着いて事情聴取ができました。乗客全員にケガがなく何よりでした。