「広島県警察高齢社会総合対策要綱実施計画」の策定について
広島県の高齢社会における警察上の諸問題に対する総合的な対策については,「広島県警察高齢社会総合対策要綱」に基づき推進してきたところですが,近年,高齢運転者による交通事故の多発や自然災害発生時の高齢者の孤立等が問題となっており,こうした高齢者を取り巻く環境の変化に対応するため,「広島県警察高齢社会総合対策要綱実施計画(平成30~32年度)」を策定しました。
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広島県警察高齢社会総合対策要綱実施計画の概要 (PDFファイル)(889KB)
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「広島県警察高齢社会総合対策要綱実施計画(平成30~32年度) (PDFファイル)(256KB)
別添2(高齢者安全情報提供ネットワーク) (PDFファイル)(387KB)
基本的な考え方
「減らそう犯罪」広島県民総ぐるみ運動「第4期アクションプラン(平成28~32年)」や「第7期ひろしま高齢者プラン(平成30~32年度)と連動しながら,高齢者が社会参加しやすい安全・安心な環境づくりを目指し,組織横断的な高齢社会総合対策を推進していきます。
主な対策
主な対策は,以下のとおりです。
高齢者が犯罪被害に遭わないための対策
- 犯罪防止に配慮した環境づくりの推進
・防犯カメラの設置促進
・優良迷惑電話防止機器の普及等 - 相談しやすい環境の整備及び被害者支援の充実
- 高齢者防犯モデル地区活動の推進
- 高齢者に分かりやすい広報啓発活動の推進 等
高齢者を保護するための対策
- 県・市町との「はいかい高齢者SOSネットワーク」を利用した徘徊高齢者の早期発見・保護
- 災害発生時に孤立しやすい高齢者の実態把握や避難・救助に関する市町等との連携
- 高齢者虐待認知時における市町・地域包括支援センターとの連携
- 県・市町との協定 等
高齢者が交通事故に遭わないための対策
- 運転免許証の自主返納や安全運転サポート車の購入を促進
- 運転免許更新時における運転適性相談の推進
- 高速道路における逆走防止対策など交通環境の整備
- 身体能力の低下を認識させるための参加・体験型交通安全教育の推進
- 高齢者交通安全モデル地区活動の推進 等
県の取組
広島県では,団塊の世代がすべて75歳以上となる平成37(2025)年においても,高齢者がいきいきと暮らすことができる広島県を目指し,今後3年間で進める「地域包括ケアシステムの強化」の方向性を示すため,「第7期ひろしま高齢者プラン」を策定しています。
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第7期ひろしま高齢者プランの策定について