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雪山登山における注意事項

印刷用ページを表示する掲載日2015年12月7日

 雪山は,気温の急激な変化で雪崩や吹雪などが起きやすく,経験者でも遭難するなど,とても危険です。

 昨年は,当署管内での雪山遭難は発生してませんが,山岳遭難事案は2件発生しています。

雪山登山を計画している人は次のことに注意して下さい。

★ 雪山で遭難した人の主な原因として,

 ○ 装備品などの準備不足
 ○ 雪山に対する基礎知識不足
 ○ 素人だけでの登山など冬山登山に対する危険性の認識の甘さ
 ○ 事前調査の不徹底
 ○ 登山届けの未提出

などが挙げられます。

 雪山で遭難しないための基礎的なこと理解することが重要です。

1 雪山とは

 広島県の雪山は,西方「芸北エリア」,東方「比婆エリア」に分けられ,両エリアとも厳冬期には気温-0℃以下となり,山では一日で1m を超える積雪を観測するところもあります。

2 気温と寒さ

山の気温

 高さが100m上がるごとに0.6℃下がります。

体感気温

 風に強い影響を受け,毎秒1mの風が吹くと体感気温が1℃下がります。

雪質

 初冬の雪質はパウダー状で,歩行するには足が埋まり大変難しくなりますが,1月2月ころに降雪が続き,雪がしまった状態になれば歩行は簡単になります。

3 雪山での装備

 防水性,防寒性に優れたプラスチックブーツが最適です。

アンダーウェア

 吸収率の低いポリプロピレン,ウイックロン等の素材のものが最適です。

行動着

 ウール製のシャツやパンツが最適ですが,ジャージ等の化繊のものでも大丈夫です。

保温着

 フリース等の保温性に優れ,動きやすいものが最適です。

防寒着・手袋

 風雪をシャットアウトし,発散される水分を放出し,体温を外に逃さないゴアテックス素材を使用したものが最適です。

帽子・耳当て

 防水性,保温性が高く,耳が隠れるものが最適です。

必要最低限の所持品

  1. ビーコン
  2. 水筒
  3. 非常食
  4. チェルト
  5. 照明具
  6. トレッキングポール

4 最後に

 雪山に登る際は,事前調査を十分に行い,最悪な事態を想定した装備等を準備し,できる限り山を知る人とともに登ることで遭難の危険性を減らし,山を楽しむことが大事です。

 また,当日の気候や天気などをよく考え,登山開始・中止の判断を誤らないように気をつけて下さい。

雪山の危険性を十分理解したうえで登山を行いましょう!

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