令和3年2月26日(金)午後4時00分から午後5時15分まで
呉警察署
協議会(8人)
後藤会長,榎副会長,濱田副会長,川畑委員,中下委員,平尾委員,不破本委員,椋田委員
警察署(10人)
署長,副署長,音戸分庁舎長,警務課長,会計課長,生活安全課長,地域課長,刑事第二課長,交通課長,警備課長
【回答】
明確な数値は持ち合わせておりませんが,日頃からDV・児童虐待を取扱う中で,家庭内での潜在的な事案は感覚的には増えたと感じています。
家庭内で過ごすことが多いため,DV・児童虐待が増えたと感じることはありますが質が変わったわけではないと思われます。
交通事故件数については,外に出られない時間も多いため,顕著に減っている状況です。
昨年の春の学校一斉休校中,家庭内での子どもに関する相談やトラブルが多かったと思います。
【回答】
実際,あおり運転の通報は入っています。ただ,テレビ報道されているような暴力を一方的に振るうような事案の取扱いはありません。
よく通報されるのは,割り込まれたからその車を追いかけてみようというもので,お互い原因のあるもめごとのようなものです。
その際はドライブレコーダー映像,目撃状況により判明したナンバープレートにより,所有者が判明すれば事情を聞き,あおり運転に該当するかどうか捜査しています。
【回答】
相談を受ける段階では,当事者から警察に届ける数の方が多いです。
児童虐待の場合,子供の鳴き声が聞こえたり,裸足のまま外を歩いている状況を見て,通報に至るケースも見受けられます。
呉市民の方は関心を持っておられ,隣の部屋から泣き声が聞こえるなどの内容で通報していただくこともあり,そういう場合には,現場確認をし,犯罪の有無を判断しています。
早めの通報は,早期に犯罪を認知できるので,非常にありがたいことです。
児童虐待・DVについては秘匿性の高い事案となります。
認知の端緒は,近隣からの通報もあるし,当事者からの通報もあります。
また,医療機関からは負傷している子供が来院したり搬送された場合に,医師において異変を感じれば通報をしてもらっています。
受理後は,子どもから話を聴いたりするなど事実確認をしています。
一様に言えるのは,この種の事案は秘匿性が高く認知しづらいということです。
これから子どもに接する中で,何かおかしいなど異変を感じることがあれば,早めに通報していただくと,防げるものがあるのではと思います。
【回答】
気になることがあれば何でも生活安全課に言ってもらいたいと思います。
その後関係機関と情報共有し,必要があれば子どもや親と面接して調査し,その内容によっては児童相談所にも連絡したりと,以降色々な対策を講じられるので,まずは連絡をお願いします。
【回答】
管内の交通事故の発生状況として,国道31号上,呉市内から音戸や焼山に繋がる道路上での事故が多いです。
前回の協議会でも説明させていただきましたが,管内の交通事故発生状況を踏まえた速度取締指針に沿って,今年も取締りを実施しております。
速度が速いと大きい事故につながる危険性が高くなるため,これからもしっかりと取締りをしていきます。
【回答】
渋滞がひどい場所は,渋滞が起きないように調整することもあります。
管内の渋滞全てを緩和することは中々できませんが,渋滞は事故にも繋がるため,極力緩和できるように実施しています。
また,道路施設の改善によって渋滞が緩和できる見込みがあれば,道路管理者と協議した上での工事も可能かと思いますので,色々な意見をいただければと思います。
【回答】
外出自粛のため在宅時間が増えたことから,インターネットで物を購入する機会が増えたことによりネット詐欺が増えております。
インターネットで物を購入する際に留意すべきことは,公式サイトから注文すること,また振り込み口座の名義が外国人名義になっていないかなど確認し,怪しい点を解消すれば,詐欺被害も防いでいけるものと思われます。
【回答】
高齢者を保護する中で,名前や住所を言えないことが多々ありますが,普段身に着けている服や靴に連絡先を縫い付けてもらうことが望ましいです。
また,警備会社等で取り扱われている小型化されたGPS発信機を高齢者に取り付けることにより,今どこにいるのか確認できるようにされている方もおられます。
普段から身に着ける物に取り付ければ,我々が見つけたときにすぐにご家族へ連絡を取ることができるので有効な策となります。
また,呉市の方では事業所と協定を結び,呉市にあらかじめ徘徊するおそれがある高齢者を登録しておけば,行方不明になったときには各事業所へ手配して活動を通じて探してもらえる制度もあり,これには警察も協力しているので,今後の参考としてください。
次回は令和3年6月開催予定