新型コロナウイルス感染症対策のため,会議形式ではなく,文書により以下のとおり,管内概況の説明,委員からの質疑などへの対応を実施した。
後藤会長,榎副会長,濱田副会長,有坂委員,金子委員,川畑委員,谷山委員,中下委員,平尾委員,不破本委員,椋田委員
管内の交通事故実態等の分析結果を踏まえた重点的な速度取締りを行う路線・時間帯などの説明
監視の重点路線・地域・時間帯などの説明
【交通課長】
令和2年は,新型コロナウイルス関係で,各学校での交通安全教室は,例年より少ない状況ですが,昨年は管内の高校4校へ出向いて,校門付近で自転車通学者に対する街頭指導を行っています。
また,各小学校や各中学校へも毎年,自転車指導を行っているところであり,生徒それぞれが自転車教室の機会に指導を受けているものの,まだまだ規範意識が薄いものと思われます。
警察では,こうした安全教室に加えて,自転車の無灯火はもちろんのこと,信号無視や二人乗り,傘差し運転など危険な違反については,運転者に対して指導警告票を告知して,「自転車も法律上車両に該当し,交通事故を起こせば刑事上・民事上の責任を問われることになる」ことを周知しています。
いずれにしても,引き続き,安全教室などの安全教育を進めていくとともに,実際に違反している運転者に対しては直接注意を促して,自転車の規範意識の向上に努めていきます。
【交通課長】
意見をいただいた後,大和ミュージアムとゆめタウンの間の道路を確認しました。
確かに,片側1車線の道路の車道と歩道の境には,ガードパイプが設置され,さらには道路中央線の一部にはポストコーンにロープが張られ,物理的に横断をさせないように工夫されていました。
整備されているこうした場所を横断される方は,安全意識や規範意識がとても薄い方と思われますが,バス停や駐車場の入口などの一部に,道路へ直接出られる場所も存在するため,呉市に,道路横断をやめさせるよう啓発的な看板などの設置を依頼します。
合わせて,警察では道路横断中の交通死亡事故が多いことを広報するとともに,安全教室や街頭指導により,無理な道路横断についてしっかり指導していきます。
次回は令和3年2月開催予定