平成30年6月6日(水)午後3時30分から午後5時00分まで
安芸高田警察署 3階 講堂
協議会側 (7人)
○箕越会長 ○瀬戸委員 ○京極委員 ○佐島委員 ○上森委員 ○岡崎委員 ○大田委員
警察署側 (7人)
○署長 ○次長 ○会計課長 ○生活安全刑事課長 ○地域交通課長 ○警備課長 ○事務局(警務係長)
最近の報道では,刑務所からの受刑者の脱走事案,下校中の小学生が殺害される事案,高齢者が関わる交通死亡事故等,日常生活に不安を感じる 事件・事故等が数多く発生しています。
安芸高田市内でも,今年に入って3件の交通死亡事故の発生や,特殊詐欺の葉書が多く届いています。
警察官がこれら事件,事故に日夜対応していることに敬意を表します。
次長,会計課長,警備課長,警務係長
※ 統計数値は4月末のもの
○広島中央警察署における現金盗難事件の経過はどうなっているか。(会長)
●現在,当県警の刑事部が捜査中であり,コメントすべき立場ではあり ませんので,ご理解を頂きたい。(生活安全刑事課長)
○先般も,91歳の方が運転している車が交通死亡事故を起こしていた。91歳という年齢が運転に適しているかは疑問があると思うがどうか。(会長)
●高齢者であっても,免許更新時の認知機能検査に合格すれば,車を運転することができるが,警察では高齢者の運転免許証の返納を推進している。(地域交通課長)
●高齢者が増加している中で,警察としては交通事故が減少するように施策を展開していく。(署長)
○同居の家族が免許を持っていないと,高齢者がいつまでも運転を続けなければならない現状があるが,この問題について解決策などはないか。(委員)
●安芸高田市では「お助けワゴン」があり,それら代替手段の活用を進めていく必要がある。また,高齢者の事故防止として,追突防止装置等を装備しているサポカーを活用する手段もある。(地域交通課長)
○来女木の交差点で,10年くらい前にも事故を起こしていたことがあるので,信号機設置等の事故防止対策はできないのか。(委員)
●信号機の設置基準等に照らして,現状では同場所への信号機の設置は難しい。現在,道路の塗装やドット線等により,主従が明確となるような対策を検討中である。(地域交通課長)
○一灯式の信号機が無くなったが,理由はなぜか。(委員)
●新設すべき場所には信号機は設置するが,県内の信号機の維持費が厳 しく,あまり活用されていない信号機は撤去する必要があるのが現状である。
一灯式の信号機は,県下にほとんど設置されていないため,一般ドライバーへの認知度も低い。
付近住民に対し,広報誌や振興会などを通じて広報を行ったところ, 反対意見がなかったため撤去に至った。
廃止に伴い,一時停止の標識を設置しており,交差点の通行方法自体は以前と変わりはない。(地域交通課長)
○先ほど,安芸高田市での特殊詐欺被害者は「0」と説明を受けたが, 他の警察署管内でも0なのか。(会長)
●他の警察署管内では特殊詐欺被害は0ではない。 (生活安全刑事課長)
○特殊詐欺の相談はあるか。(会長)
●アダルトサイト料金の請求などの相談がある。また,葉書を送りつけての詐欺の相談も多数あり,現在,広報活動を推進している。(生活安全刑事課長)
○警察から,金融機関への指導はしているのか。(委員)
●各金融機関に振り込め詐欺の水際阻止の指導をしており,高額な現金を高齢者が下ろす場合には,警察に連絡が入ることもある。(生活安全刑事課長)
現在,当署管内では交通死亡事故が3件発生しているが,数の大小にかかわらず,死亡事故が起きれば大切な命を失うことになるため,引き続き交通事故抑止対策を推進していく。
今回のように,警察に対するご意見を聴取し,これからの職務に生かしていきたい。