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ひろしまラウンドテーブルの提言について

印刷用ページを表示する掲載日2014年11月7日

 本県では,平成23年に策定した「国際平和拠点ひろしま構想」に掲げる「核兵器廃絶のロードマップへの支援」の具体化に向け,平成25年から,東アジア地域の核軍縮・軍備管理に焦点を当てた多国間協議「ひろしまラウンドテーブル」を開催しています。

 平成26年度に開催した会議では,2年間の議論のとりまとめとして,東アジアの核軍縮・軍備管理に関する提言を策定しました。

提言(平成26年8月4日)

 提言の主な項目は次のとおりです。

◆東アジア地域において,核兵器に依存しない安全保障を実現するために,各国政府が即時に実施すべき項目

◆同地域において核兵器に依存しない安全保障を実現するための基本的な原則と信頼醸成のための方策

◆日本,米国,中国が実施すべき具体的な行動

◆核兵器廃絶に向けた広島・長崎の役割への支持

提言(日本語) (PDFファイル)(286KB)

提言(英語)[原文] (PDFファイル)(53KB)

 今後は,様々な機会を捉え,今回の提言を対外的に発信し,東アジア地域において核兵器に依存しない安全保障を築くためのさらなる具体的な方策や,これを実行に移していくための手法などについて,引き続き議論を深めていきたいと考えています。

【参考】ひろしまラウンドテーブル(第1回)

○日程 

 平成25年7月29日(月),30日(火)

○場所 

 グランドプリンスホテル広島(広島市南区)

○出席者 

 日本,米国,中国,韓国,豪州の核軍縮・国際関係の専門家,実務家 

 出席者名簿(日本語) (PDFファイル)(51KB)

  出席者名簿(英語) (PDFファイル)(19KB)

○協議内容 

 近年,政治的な緊張が高まる東アジア地域における核軍縮・軍備管理の推進をテーマに,立場の異なる関係各国の有識者に,まずは同じテーブルについてもらうことで,多国間協議が実現し,それぞれの立場や専門的な見地から,率直な意見交換が行われました。

 会議では,東アジア地域における核軍縮・軍備管理の推進に当たっては,対話と信頼醸成を前提として,核兵器への依存を減少させた拡大抑止により安全保障体制を構築すべきなどといった議論が展開され,来年度には議論のとりまとめを目指すことになりました。

○関連資料 

 論文「軍縮の復活:東アジアにおける安全保障のジレンマに対処するための提案」(藤原帰一(東京大学教授),ジョン・アイケンベリー(プリンストン大学教授) 共著) 

 論文(日本語) (PDFファイル)(474KB)

 論文(英語)[原文] (PDFファイル)(159KB)

【参考】ひろしまラウンドテーブル(第2回)

○日程 

 平成26年8月3日(日),4日(月)

○場所 

 グランドプリンスホテル広島(広島市南区)

○出席者 

 日本,米国,中国,韓国,豪州の核軍縮・国際関係の専門家,実務家 

 出席者名簿(日本語) (PDFファイル)(57KB)

 出席者名簿(英語) (PDFファイル)(17KB)

○協議内容 

 近年,政治的な緊張が高まる東アジア地域における核軍縮・軍備管理の推進をテーマに,昨年に引き続き,立場の異なる関係各国の有識者が一堂に会し,それぞれの立場や専門的な見地から率直な意見交換を行いました。

 会議では,同地域における核軍縮・軍備管理の推進のため,対話と信頼醸成を前提に各国政府には,核兵器に依存しない安全保障の実現を求める議論が展開されました。

 その成果として,東アジア地域において核兵器に依存しない安全保障を構築するための提言をまとめました。

○関連資料 

 ワーキング・ペーパー「核軍縮推進の基盤作り:東アジアの視点」(秋山信将 一橋大学教授 著) 

 ワーキング・ペーパー(日本語) (PDFファイル)(530KB)

 ワーキング・ペーパー(英語)[原文] (PDFファイル)(456KB)

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