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「ワールドピースゲーム」を開催しました!

 令和元年10月に広島県民文化センターふくやまで「ワールドピースゲーム2019 in ふくやま」を開催し,福山市内の中学生と県内の高校生33名が参加しました。

 当日の様子(動画)はこちらを御覧ください。

 
【ワールドピースゲームとは…】
 主に小学校高学年から中学生を対象とした教育型シミュレーションゲームです。参加者は,仮想国家や国際機関のリーダーの役割を担って,世界が抱える複雑な問題の解決に挑みます。チームの仲間と助け合い,交渉を重ね,試行錯誤しながら正解のない問いに向き合うことを通じて,これからの時代に必要なスキルを伸ばす教育プログラムとして世界各国で支持されています。

 プログラムは5日間にわたって行われました。
 1日目は,宇宙・空・地上・海底という4層のタワーを使って,世界各国の特徴や資産の状況を理解した上で,各自の役職や各国・機関の名称を決めていきます。

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 2日目からは,「クライシス・レポート」と呼ばれる,世界が直面する国境紛争や食糧問題,難民問題など,23の危機(クライシス)が与えられ,その解決に向けて各国で作戦を立てていきます。そして,歴史的背景や利害関係が複雑に絡み合う,世界規模の危機・課題の解決に向けて,各国・機関がそれぞれに交渉を進めます。
 交渉が終わると,各国から交渉で決定した事項について,宣言を行います。この交渉と宣言を繰り返しながら,最終日までに全ての危機を解決すべく,正解のない,複雑な問題にとことん向き合いました。

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 参加した生徒からは,
 「課題解決のためには相手に自分の意見をしっかり伝えて動かすことが必要。意見や価値観の相違を恐れずに対話し,行動することが大切。平和はみんなで作るものだということに気付きました。」
 「ワールドピースゲームは楽しく,分かりやすく世界を実感できる。この体験を同世代の多くの人にしてもらい,しっかりと『自分の考え』を持ってもらいたいです。」
 などの感想がありました。

 参加した生徒たちがこのワールドピースゲームを通して,何を考え,どのように行動し,どのようなことを学んだのか,実際の様子については,こちらの動画を御覧ください。→リンク先