地域の特産“世羅梨”を守り,“世羅茶”復活を目指します(世羅高等学校)
世羅高等学校は地域の特産“世羅梨”を守り,“世羅茶”復活を目指して,地域密着型の「世羅梨ブランドを守るプロジェクト」(※1)や「世羅茶復活プロジェクト」(※2)に取り組んでいます。
今年度は,地元農園の梨を使ったレトルトカレーを「世羅高校カレー」として開発し,商品化を実現しました。
(※1)梨は,同じ品種の花粉では上手く受粉できず,また,開花時期が短いため,受粉を人の手だけで行うには限界があります。そこで,ミツバチを校内で飼育し,世羅梨栽培に活用する方法を考え,研究しています。
(※2)昭和初期頃,世羅町には県内唯一のブランド茶「世羅茶」がありましたが,近年では,農家の高齢化により,放置された茶園が目立ってきています。この世羅茶をもう一度復活させ,世羅町の里山景観保全と地域の6次産業化に向けた活動を考え,研究しています。
7月20日(金),次の農業経営科の生徒たちが教育長を訪問し,これらの取組について報告しました。
3年生 信野 亜美(のぶの あみ)さん,後藤 憲正(ごとう のりまさ)さん
2年生 荒木 舞桜里(あらき まおり)さん,重本 怜央(しげもと れお)さん,友宗 龍希(ともむね りゅうき)さん,向井 壮大(むかい まさひろ)さん
教育長は,
「地域の大人との交流を通じていろいろ学びましたね。」
「世羅茶の復活は壮大なプロジェクトです。世羅茶を飲んでみたいですね。」
「地域おこしの取組の中で,農業はすごく大切です。これからも頑張ってください。」
と生徒たちにエールを送りました。
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