平成29年度キャリア教育優良校として文部科学大臣表彰を受賞(坂町立坂小学校)
坂町立坂小学校は,学校教育目標を「志を立て,社会で活躍する児童の育成」とし,組織的・系統的にキャリア教育に取り組んでいます。同校の様々な取組が評価され,平成29年度キャリア教育優良学校文部科学大臣表彰を受賞しました。
1月22日(月),次の4名の児童が教育長を訪問し,これまでの取組について報告をしました。
5年 浜中 悠壮(はまなか ゆうそう)さん
田中 彩夏(たなか あやか)さん
6年 菰口 謙斗(こもぐち けんと)さん
原田 陽菜(はらだ ひなた)さん
児童たちは,
「将来どんな大人になってどんな職業に就くか,自分らしい生き方を考えることが大切だと思い,地域のことや職業について調べることにしました。」
「地域の人や地元企業に坂町について話を聞くことで,より学びを深めることができました。これからも,地域の人と一緒に坂町を盛り上げる活動をしていきたいです。」
「災害で学校から帰れなくなったことを想定して,避難施設での過ごし方を学びました。坂中学校の3年生のみなさんが,この日のためにいろいろと工夫をしてくれました。」
「児童会の行事は縦割り班で行っています。下級生は上級生に教えてもらい,安心して学校生活を送ることができます。」
「坂小学校は,将来の夢や目標を持っている人の割合が,広島県平均より高いです。これは地域の行事に参加して大人から学ぶことで,夢や目標につなげているからだと思います。大人の優しさに接し,こんな大人になりたいという考えが増えてきているのだと思います。」
と,様々な取組について映像を流しながら説明しました。
また,
「これからも地域の人との交流を深めていきたいです。」
「将来は先生になりたいです。」
「人の意見を多く聞く仕事に就きたいので,普段の生活から人の意見を聞いていきたいと思います。」
「今たくさんの人と関わっています。将来はたくさんの人を支えたいです。」
と今後の目標や将来の夢についても話しました。
児童から報告を聞いた教育長は,
「いろいろな取組をしていますね。このような取組が表彰されたのですね。」
「学年を越えた縦割り班はいい取組ですね。来年も,5年生は最上級生として下級生を引っ張って活動を続けてください。」
「こんな人になろうと努力すれば,必ず実現できます。これからも頑張ってください。」
と児童の取組を称え,「夢は叶う」と自筆した色紙を渡しました。