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工業・商業・家庭の各分野の全国大会へ出場!(総合技術高等学校)

 工業,商業,家庭に関する6つの学科を設置した専門高校である総合技術高等学校の生徒が,各分野の全国大会であるジャパンマイコンカーラリー2018全国大会,第34回全国商業高等学校英語スピーチコンテスト及び第55回技能五輪全国大会「西洋料理」職種に出場しました。

 1月11日(木)に次の生徒が教育長を訪問し,大会の報告や今後の抱負を述べました。

【ジャパンマイコンカーラリー2018全国大会】
情報技術科 3年 高橋 優姫(たかはし ゆうき)さん
                          泉谷 哲大(いずみたに てった)さん
                          上尾 春樹(うえお はるき)さん
                          沖原 夏佳(おきはら なつか)さん
                          瀬戸 怜弥(せと れいや)さん
                          山根 妃奈(やまね ひな)さん

【第34回全国商業高等学校英語スピーチコンテスト】
食デザイン科    2年 馬久地 綾乃(まくち あやの)さん(全国大会出場)
現代ビジネス科 2年 嶋田 初美(しまた はつみ)さん(県大会第2位)
情報技術科       1年 槇田 有紗(まきだ ありさ)さん(県大会第2位)

【第55回技能五輪全国大会「西洋料理」職種】
食デザイン科 3年 良江 杏月(りょうえ あつき)さん

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 ジャパンマイコンカーラリーに出場した生徒は,
「全国大会のコースが前日に発表され,2回試走してモーターの回転数などをプログラミングして調整し,本番に臨みました。」
「本番では2回しか走ることができません。1回目は安全性を重視したプログラムで走り,まずまずのタイムを出せました。2回目は記録を目指してスピード重視のプログラムで走ったところ,通常ならコースアウトしない場所で脱輪してしまい記録を残せませんでした。1回目のタイムが48台中6位だったので,2回目で記録が出せていればと思うと悔しいです。」
「速く走らせるためには車体を軽くする必要がありますが,モーターの基盤などは大会の規定があるので改造できる部分には制限があります。ただ,制限された中でも,ネジの締め具合などの細部の調整でタイムが大きく変わってくるので,とてもやりがいがあります。」
 と大会の様子や競技の魅力について報告しました。

 教育長は,
「ネジの締め具合一つでスピードが変わってくるのですね。」
「プログラミングなどの調整は大変そうですけど,おもしろそうですね。」
 と生徒たちの技術に感心していました。 

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 英語スピーチコンテストに出場した生徒は,
「全国大会では,他県の代表の発音がネイティブのようで,レベルの高さに驚きました。」
「本校の英語の授業では,英語で話し合う場面が多くあるので,そうした場面を大切にしながらもっと英語を勉強して,来年こそは優勝したいと思います。」
と今後の抱負を語るとともに,全国大会で行った英語スピーチを披露しました。

 教育長は,韓国語も織り交ぜながらのスピーチを聴き,
「とても上手なスピーチですね。学校の授業と独学でそこまで上達しているのは見事です。」
「これからも目標を高くもって,友達とも競い合いながら,頑張ってください。来年度が楽しみですね。」
と今後の活躍に期待を寄せました。

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【トマトとダークチェリーのムース】

 技能五輪に出場した生徒は,
「大会当日は,7時間で前菜,メイン,デザートの3品を作りました。開催地の栃木県特産の食材も使うように指定がありました。」
「本番ではハプニングもありましたが,最後までやりきることができたのでよかったと思います。」
「結果は付いてきませんでしたが,先生や親に努力を労ってもらい,周囲の支えに気付くことができたのは,何よりの収穫でした。」
「卒業後は,広島市内のホテルで調理師になります。これからももっと頑張ろうと思います。」
と大会を振り返るとともに,大会当日に作ったデザートを教育長にふるまいました。

 デザートを試食した教育長は,
「とても美味しいですね。トマトも甘みがあります。ソースも美味しいですね。」
と絶賛しました。

 最後に,教育長から各生徒に「夢は叶う」と自筆した色紙をプレゼントし,
「3年生は,それぞれの進学先,就職先で,夢の実現に向けて頑張ってください。1年生,2年生はまた来年度の活躍を期待しています。」
と今後のさらなる飛躍に向けてエールを送りました。

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 ⇒総合技術高等学校ホームページ

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