ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

平成28年5月11日(水) 下崎教育長が日彰館高等学校を訪問しました

  県立日彰館高等学校は,グローバルな視野をもって地域貢献できる人材を育成するために,グローバル・ローカルの両輪で,様々な取組を行っています。    
 グローバル・プロジェクトの一つに,校訓の「衆縁和合」に通じる,おもてなしの心をもって留学生と交流する「吉舎おもてなしプラン」があります。
 広島大学国際センターや地域団体と連携し,広島大学の短期留学生を吉舎に招き,交流行事を行うとともに,ホームステイにより異文化交流を目指すものです。
 昨年度は,9月に,生徒が広島大学に赴き,来日したばかりの留学生に対して,英語で吉舎の案内プレゼンを行いました。その後,11月7日(土)・8日(日)の2日間,21名の留学生を迎え,吉舎自治振興会,同窓会など地域団体の支援もいただきながら,餅つき体験,昼食交流会,生徒のガイドによる吉舎街歩き,吹奏楽部による歓迎演奏,書道部によるパフォーマンスなどを行いました。
 昼食で食べたカレー一つとっても,国により辛さの感じ方がまったく異なるなど,実体験から学ぶことも多く,生徒の「もっと英語を学びたい」という意欲が向上したとのことでした。
 ローカル・プロジェクトの一つに,「後鳥羽伝説探究プロジェクト」があります。
 承久の乱に敗れた後鳥羽上皇が隠岐へ流される途中,吉舎の地に立ち寄り,町内の神社に一泊し,「吉(よ)き舎(やど)りであった」と言われたことが,「吉舎」の地名の起こりであるという「後鳥羽上皇伝説」に基づいたものであり,生徒は,伝説にまつわる名所・旧跡・遺跡・伝統行事について探究します。
 幅広い世代に向けて吉舎の町をPRするために,写真,文書,絵,アニメ等にまとめ,プレゼン,パンフレット,冊子などの開発に取り組んでいます。後鳥羽上皇御通過800年目となる5年後の平成33年にはイベントも企画しているとのことです。

日彰館高書道授業日彰館高音楽科授業日彰館高保健体育科授業
 
 訪問日は授業を参観しました。
 生徒は,真面目に授業に向かう姿勢が整っており,授業者からの質問にもしっかりと答えていました。
 また,来訪者等に対して,自然と挨拶ができる習慣が身に付いています。
 書道の授業では,自分が作成したマーブリングの紙を使って,未来の子供の命名書を作成するとのことであり,清書のもっとも集中力が必要な場面でした。将来の自分を思い描きながら,名前にそれぞれの思いを込めて,真剣な表情で筆を運んでいました。
 また,校舎の様々な場所には,写真や書道など生徒の作品が掲示・紹介されています。
 部活動の試合を撮影した写真は,普段,他の部活動の試合の様子を見ることがあまりない生徒にも好評とのことです。
日彰館高写真部日彰館高部活動様子紹介日彰館高書道作品展示

 授業後は,校長室において,今中教諭から「日彰館版『学びの変革アクション・プラン』」の説明がありました。
 日彰館高等学校では,今年度から「広島版『学びの変革』アクション・プラン」のパイロットスクールの役割を担う「活用コアスクール」の指定を受け,「発問の工夫と対話の促進をとおして授業の質を深める」をテーマとし,教科の枠を超えた教職員の縦割りの四つのグループをつくり,研究を深めていくこととしています。
 学校や生徒の課題を的確に捉え,目指す学校,目指す生徒の姿を明確にし,その実現のために,日彰館高等学校の強みを生かした,特色のある様々な取組を行っており,大変分かりやすい説明でした。
 最後に,教職員と教育長で懇談を行いました。
 生徒の深い学びを促す授業とはなにか,どのような授業が主体的といえるのかなど,学校全体で,試行錯誤しながらも,意欲的に取り組んでいる様子が感じられました。

日彰館版「学びの変革アクション・プラン」プレゼン日彰館高教職員と教育長の懇談

 「教育長学校等訪問」一覧へ戻る

この記事をシェアする