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平成27年12月2日(水) 下崎教育長が戸手高等学校を訪問しました

 県立戸手高等学校は,2年後の創立100周年記念行事に向け,「日本一の総合学科」を目指して,生徒一人一人の個性を大切にし,「得意を創り,得意を伸ばす」教育を実践しています。 

 総合学科である戸手高等学校では,生徒は,多様なフィールドの,多数の教科・科目の中から,自分の興味・関心・進路希望に基づいて,学びたい科目を自分で考えて選択することができます。自分が何をやりたいのか,自分はどんな職業に向いているのか,自分には何ができるのかをじっくり考えながら将来の道を自分で探して決定していきます。

 訪問日は,様々な分野で活躍する生徒の様子などをうかがいました。
 
戸手高等学校生徒会執行部戸手高校生徒会執行部2

 はじめに,生徒会長 大輪有沙さん,副会長 真船さくらさん,書記 佐藤亜美さんと懇談を行いました。 
 会長の大輪さんは,「自分が集中して学びたいことを,自ら選択し,深め,伸ばすことができるので,希望する進路の実現につながるし,卒業後の社会で生かすことができる。」と学校の魅力を語ってくれました。
 10月に開催された第3回体育大会では,「生徒会執行部を中心に,生徒一人一人が自分の役割をしっかりと理解し,生徒の力を結集して創りあげ,大成功に終えることができ,自分自身の仕事をやり遂げることができた達成感を感じた」とのことでした。また,今年度から新種目として加わった20人21脚では,クラスの枠を越えた混合チームで各組が協力し合い,戸手高生としての団結力が深まったようです。
 

戸手高校新山さん戸手高校川岡さん戸手高校徳毛さん
戸手高校大石さん戸手高校田名後さん,今川さん,橋本さん戸手高校生徒
 次に,7名の生徒から,学習成果の報告がありました。
 いずれの生徒にも,校長先生が「我が校の誇り」という生き生きした表情が見られました。
 会の進行を行った,3年次生の新山かりんさんは,全国商業高等学校協会主催検定1級の4種目取得をはじめ数々の資格を取得しています。取得した資格を生かし,希望する進路を実現し,今も新たな資格取得に向け,日々努力し続けています。
 2年次生の川岡加奈さんは,福山大学主催の「広島県高校生英語スピーチコンテスト」において,準大賞に輝きました。報告の冒頭では,きれいな発音の英語による挨拶をしてくれました。コンテストのスピーチからは,ふるさと府中,そして家族に対する思いや愛する気持ちが伝わってきました。「外国に留学するという夢の実現に向けて,卒業までには大賞をとります。」と強い意志をもって,目を輝かせながら語ってくれました。
 3年次生の徳毛葵さんは,福山大学主催の「第10回高校生CMコンテスト」の「映像作品の部」において金賞,3年次生の大石純子さんは「企画コンテの部」において奨励賞を受賞しました。徳毛さんの作品『タンスが行く!府中シティ』は,府中家具で有名な「府中タンス」が,府中の伝統,見どころ,おいしいものを紹介するCMです(写真で徳毛さんが持っているのは,CMの小道具の府中焼きを食べるためのマイヘラです)。大石さんの作品『受け継がれるモノ』は,新市町の名産である備後絣をモチーフとして,伝統を大切にしていきたい,伝えていきたいという気持ちが込められたものでした。CM作りは,自分で集めた情報を,短い時間で皆に理解してもらう必要があり,製作には色々と苦労があったようですが,クラスの協力を得ながら,工夫を凝らして完成した時には,大きな達成感があったようです。
 また,大石さんは絵が得意であり,広島県高等学校PTA連合会の全県一斉あいさつ運動のポスターに大石さんの作品が選ばれました。
 最後に,3年次生の田名後有加さん,今川玲奈さん,橋本紗帆さんは,地元の事業所のCM制作について発表しました。 選択科目「総合実践」では,「個々の生徒が,マーケティング分野やビジネス情報分野などで学んだ知識と技術を,実践的・体験的な学習を通して内容を深め,ビジネスの諸活動に活用していこう」をテーマに取り組んでいます。
 昨年度の生徒が制作した広告やCMを見た事業所の方から依頼を受け,社会福祉法人尾道さつき会 多機能事業所「すだちの家」で水耕栽培されている「ほうれん草」のCMを制作しました。パソコンに関する技術を十二分に活用し,販売の促進につながるよう,様々な工夫を凝らし,その魅力をしっかりとアピールするCMでした。   
  
戸手高校教職員との懇談戸手高校教職員
 次に,的場主幹教諭(商業),清水総務部主任(商業・情報)と若手教員;走浦教諭(数学),花谷教諭(保健体育),林教諭(数学),住田教諭(音楽),雑賀教諭(商業)と懇談を行いました。
 教職員が様々なことに挑戦するためのサポート体制が充実しており,互いの授業を観察し,よいところを吸収し合い,研究を深め,生徒の「得意を創り,得意を伸ばす」ために尽力している様子がうかがえました。
 また,一昨年度から始まった体育大会の成果として,通常の体育の授業においても,声を出しての整列・体操の習慣が定着しているとのことであり,訪問日も,グラウンドから,生徒の元気な規律ある掛け声が聞こえてきました。    
   
戸手高校家庭科授業戸手高校地歴公民授業
  最後に,授業を見せていただきました。生徒は,明るい表情で,落ち着いて学びに向かっており,校舎内の環境整備もきちんとされ,自由な雰囲気の中にも,学びの場としての規律ある様子が感じられました。

 教職員,生徒との懇談からは,自校や,ふるさとに愛着と誇りをもっている様子が感じられました。
 生徒は,CMや広告作りを通して地域産業の広報を行ったり,地域の行事に出向きダンスや書道パフォーマンス等で盛り上げたり,地域貢献,社会貢献もしっかりと行っていることにより,同窓会や地域の方からも学校へ様々な支援や応援をいただき,地域に愛される学校となっているようです。
 戸手高等学校は,多様な道筋から,「日本一の総合学科」という同じ目標に向かって,ベクトルを揃えて学校全体で,チャレンジしている,前向きな活気が感じられました。

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