安西高等学校の生徒が授業で「学校トイレ」をリフォームしました!
県立安西高等学校3年生の生徒が「造形表現」で学習したことを生かし,美術の力で課題を解決することに取り組みました。今年の対象は学校のトイレです。現場を調査して問題点を見付け,考えたり試したりしながら,チームでトイレの環境改善に取り組みました。
12月27日(金),次の生徒が代表して教育長を訪問し,取組内容等を報告しました。
秋山 優衣(あきやま ゆい) | 3年 |
日熊 芹香(ひのくま せりか) | 3年 |
川原 大輝(かわはら だいき) | 3年 |
日高 翔太(ひだか しょうた) | 3年 |
生徒達は,学校のトイレを見て回り,良い部分や課題となる部分を整理した上で,美術の力で改善できる点に絞り,改善策を考えました。自分たちで色を作って試塗をしたり,用具の扱いの練習をしたりした成果もあり,生徒同士が協力してスムーズに作業を進めることができたようです。
また,校内にあるものの再利用にも取り組み,美術室に残っていた手鏡や端材をトイレの鏡に,パズル用の板を看板に生まれ変わらせたそうです。
今回の経験を通じて,
「周りの生徒の反応から取組の効果を感じることができました。」
「PTA会長が様々な面で指導をしてくれました。私たちの学びを応援し,力を貸してくれる人がいることに気が付きました。」
と感想を述べました。
教育長からは,
「色使いや,看板が可愛くできていますね。美術という授業の中で,これまで学んできたものを活用して,身近な課題を解決するという学びができたことは,とても意義のあることだと思います。」
「卒業まであとわずかですが,卒業しても今回の経験を生かして頑張ってください。」
とエールを送りました。